
ああ、それを聞いてくださいますな(それなら、プログに書き込みするな、なんぞと言わないでくださいまし)。
私にとっちゃ、心を動かされた方は、すべて初恋の相手なのでして、
つまり、
そういう意味での初恋の相手が去ることは、これみな、初失恋になるわけなのですわい。
そんなわけで、初失恋について書こうとすると、その相手の名前を書くだけで10000字制限をオーバーしちゃいそうですわい。
ましてや、その思い出なんざ綴った日には、三國志ぐらいの巻物になっちまいそうだ。
う~ん。
とてもじゃないが、このプログの字数制限内で収まりそうにありませんよ。
ボケて記憶力は、昔の千分の一、万分の一になっちまいましたが、こと好きになった相手とのこと(ほぼ完全な片想いや、相手に迷惑がられる類も含む)は、結構よく覚えているんですね。
(食い意地がはっているせいか、三十年近く前に先輩の奥様の作られた涙が出るくらい旨かった味噌汁の味や、二十五年前に食べたチャーハンの信じられない肉、脂と米のマッチングなんていうのも、しっかり残ってはおりますが)
そんな中でも、特に印象深く、徘徊ジジイになり自分が誰かさえわからなくなっても、おそらく頭の中に残っているであろう人と言ったら、
ああ、そういう方でさえ、ずいぶんいるなあ。
敢えて片手くらいにしぼるとしたら、
やっぱり、学生時代の方になっちゃいますかね。
みーんな、私のひとりよがり、相手を考えない初恋であり、当然の初失恋に終わっているわけですが。
osdさん、bkちゃん、ktちゃん。
昔っからのtmw。
この方たちについて述べると、ひとり単行本一冊分になっちまいますから、詳しい話はやめましょう。
みんな素晴らしい方たちでした。
そして、今も素晴らしい方たちばかりです。
それと、北海道を放浪しているとき、わずか一週間ぐらいでしたが、寝食を共にした子がいました(いや、誤解しないでください。ひとつ布団に寝たようなことはあったかも知れませんが、単に一緒の宿に泊まり、手を取り合い原生花園を散策したにすぎません。当時の私はウブすぎましたから)。
それに、今ほどいろいろな意味で自由ではありませんでした。
さらに、私の中にある何かが(今考えればもったいないことに)、まさに手のなかにある美味しい白桃を食べさせなかったのです。
実にバカですねえ。
やっぱり、私は昔からバカでございましたなあ。
トホホ。
カー、カー。
カラスが西の空へと飛んでおりまする。