第三次世界大戦 6 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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平和ということを考えると、ある意味じゃ水の存在より、もっと奇跡に近いかも知れんな。

人口が一億以上、いや、五千万人以上の人口をもつ他の国を調べてみい。

必ずや、何らかのいさかいがあることがわかるじゃろうて。それは、民族間の争いだったり、宗教がからんでいたり、肌の色の違い、あるいは主義主張によるものだったりと、一言では言い表わすことができぬものばかりじゃがな。


日本じゃあまりニュースにならないから、知っているもんは少ないかも知れんが、観光で有名な西洋の国々も、ほとんど例外なく国家レベルでの対応が必要な火種を抱えておる。

チベット問題は、なにも中国には限らんのよ。

日本にも確かに、ある種の差別は存在するし、それにより憤りや悲しみを感じている人たちがいることは事実じゃな。

でもな、それで相手の命まで奪ってしまうことは、少なくともここ数十年は稀だろうの。
ちょいと昔は、田舎じゃ戸締まりせん家が多かっもんじゃ。夏なぞは、後ろの家が見通せるほどに、ぜーんぶ戸を開けっぱなしにしていたものよ。


ジジイが子どもの頃は、そんなじゃたものよ。


おっと、敵さんが一番驚いたことを話すはずだったのに、とんだ脱線をしてしまったかいの。