第三次世界大戦 4 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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きのうは確か、日本人が何でも飲み込み、自分の使いやすいように変えていってしまうところまでじゃったな。

ひと昔前には、日本人は発明はしないのに、加工ばかりは世界トップだと、皮肉たっぷりに言われたもんじゃよ。
もちろん多分にやっかみも入っていたろうがな。


日本という国は、あれだけ戦争でたたかれたのに、あっという間に先進国の仲間入りを果たしたばかりか、一時的とはいえ、アメリカの顔みてえなビルまで手に入れられる程の経済力までもちはじめちょった。


敵さんは、焦ったわな。

東洋の猿がバルチック艦隊を破り鼻高々だった明治時代には、まだ、高見見物する余裕があったことじゃろ。

が、かつての大国に西日があたり、極東の猿ばかりか、かつては宗主国として君臨していたアジアの小国、さらに不気味な存在の中国も底力を表に出してきよった。

このままじゃ、日本やアジアの黄色い猿連中が、世界をリードしてしまうやも知れぬぞ。
まあ、そんな危機感が泡立ち始めたわけよのう。


ともかく、神をも自分勝手に加工してしまい、アジアのリーダーのような顔をしている日本人を、これ以上のさばらせておくわけにはいくまい。

おそらく、そんな風に敵さん思ったんじゃろな。

そこで、いろいろな手を考えたわけよ。


で、まずは、猿の観察をじっくり始めたわけじゃわい。猿の泣き所を知るためにの。

というのは、相手が鉄砲刀を持って挑みかかってくるなら、いくらでも相手を潰す口実をつくることはお手のものだが、いくら名目上とはいえ『戦争放棄、軍隊は持たず』などという、地球に存在する国家として、およそ有り得ない憲法を持ち、何を言ってもヘラヘラと理解不可能な笑みを浮かべ、まさに糠に釘のような相手に、ドンパチ爆弾おとすわけにゃいかないからの。

そんなことは、本心はともかく、まわりが許さない時代になってしまったからの。

ところが、


日本のは、調べば調べる程理想的であることがわかってきたのじゃわい。

自然も食べ物も、生活もな。そして、一番驚いちまったのは・・・・・・。


続きは、また明日じゃ。

今日は、あさっての十三夜様さ祝う、よねばあさんの手伝いじゃてな。

それから、もう第三次世界大戦の話に入っておるんじゃぞ。

敵状視察は、立派な戦争じゃからの。