少々私事で実家に帰り、父が、去年間違って買ってしまったという子供用マスクが発掘されたので、もらって帰る。助かったおーっ!ドキドキ

 小柄な私・BLMは、子供用でちょうどよい。子供用マスクがちょうどいい小さな私・BLMが社会について、わめき散らしたところで、誰も聞いてないだろうが、今日はぼやこう。

 

 

 もし、私が新型コロナウィルスに感染したとしても大事には至らない。もちろん油断はできないが、高齢者ほどリスクは高くない。しかし、父・母(70代)に移すリスクを考えると恐い。BLMの近くに大学があるのだが、実家に行く途中、皆楽しそうにおしゃべりをしていた。若者は感染しても大事に至らないが、これを高齢者にもっていくと大変なことになる・・・と、思いながら、人混みの中、足早に立ち去った。

 

 日本の社会全体の雰囲気も、高齢者切り捨てに走っていないだろうか? この分だと、入学式や新社員歓迎会等が終わった時期に爆発的な流行になるのではないか?

 

 この時期、パーティーや入学式含めたイベント等自粛すると、事業者の経済的ダメージは計り知れないと思う。自分も個人事業主なので、将来の不安は共有できるつもりだ。

 

 ただ、若者や働き盛りの人間が優先か? 高齢者や持病や社会的弱者の方が優先か? どっちが重要か、という話が根深いところであるような気がする。誰も高齢者切り捨て、とは言ってないが、検査をせず、症状が現れた人のみ対応するというのは、医療崩壊を招かないため、という理由で、一応納得できるものの、本当にそれだけかとも思う。

 

 頑張って働いて、自分も高齢になったら、安心して最期を迎えられる社会というのが理想だと思ううし、それが若い人や働き盛りの人にとっても結果として得になるように思う。

 新型コロナウィルスの社会への影響は、これまで日本が抱えて来たイロイロ、本当にイロイロな課題を浮き彫りにさせているように思う。

 

 そんな中、最近のニュースから例を出して見ると、「クルーズ船支援、自衛隊感染ゼロ 最高レベルの防疫」(2020年3月21日付東京新聞の記事)というのが、挙げられる。混乱した現場でいかに冷静に対応できるか、現場の日頃の訓練が生きた事例と思う。同記事から引用すると「延べ約2700人の自衛隊員を投入したが、感染者を一人も出さずに約1カ月の活動を終えた。多数の陽性患者を受け入れた各地の自衛隊病院でも院内感染は確認されず、自衛隊幹部は「最高レベルの防疫態勢をとった。他省庁よりもウイルスへの警戒は徹底していた」と説明する。」とされる。

 この一例をもって結論的な話はできないが、一言で言えることは、

   現場重視のマネジメントの必要性なんじゃないかと思う。ニコキラキラほっこりビックリマーク

 

 うーんえー?ぶーあせるもっとも、余談だが、防衛省は、このノウハウを、感染者を出してしまった厚労省等の他省庁にもシェアすべきだったように思う。狭い日本、しかも省庁は東京のどこかにあって地下鉄で移動できるし、歩いていける。まして自動車ならすぐ、他省庁の人達との話し合いの場を設けることができるだろう。というか、最悪、電話が繋がってるだろう!!

 

 えー?ひらめき電球。そうすると、次に情報の扱いが問題となってきそうな気がする。しかも、現場重視というには自己責任の社会でもあると思う。国や中央官庁しかり、民間企業しかりで、勝手にやれ、というのではなく、現場の個人が適切に動けるよう客観的データを渡す、公文書の破棄などもってのほか、失敗したデータも公開して後々の検証に使えるようにする。情報提供や専門性のある知見を提供する必要があると思う。

 この点、同じクルーズ船と自衛隊に関する事例で、「クルーズ船集団感染「症状もとに診断難しい」自衛隊病院が分析」(2020年3月24日付NHKニュースサイトの記事)では、「新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船から患者を受け入れた自衛隊の病院が分析結果を公開しました。感染が確認されていたものの、入院した時点では症状が見られなかった患者が40%を超え、症状をもとに診断する難しさを指摘しています」等とし、「防衛省は「蓄積した経験や知見を医療従事者と共有したい」としています」とされる。

 

 以上を自分の仕事の範囲で考えると、知的財産創出はあくまで個人を大事にするマネジメントがあって成功するように思う。個人が現場と向き合い、考え、試行錯誤し、創造力を働かせて、地域や会社が潤い、最終的に社会や国が潤う、という下からの経済活性化が必要な時代に来ているように思う。

 

 以前弁理士業界で、経営者と対等な弁理士にならないとダメだという風潮があった(ような気がする)。でも、これに対してはずっとBLM&KOIPの事務所では違った方針だ。現場=経営者という場合は、経営者も入るのだが、現場貢献重視で仕事をしたいと思っている。

 

By BLM

 

 

 

 

 

 

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