先般、永田町駅で見つけたポスター。KOIPさんと仕事でここを通ったのだが、私だけ、見つけて、「いまのポスター、ゲッツの人じゃない?」と問いかけたが、「違うよ~」と終わってしまった。
それで、一昨日、また永田町駅を通ったので、よくよく見て、やっぱりそうだった。
「いい顔してるなぁ」と思い、写真を撮ってしまった。 名前は思い出せない。
でも、もう、『黄色のスーツ姿で「ゲッツ」という芸人さん』と説明すれば、日本人ながら解るでしょう!と言ってもおおげさではない?
思うに、「商標(≒識別標識)」のあるべき姿を見たような・・・。
「商標」というと、「ブランド」なんて言われて、華やかなイメージはあるが、結局、継続して、一貫して、同じことをやり続ける。期待を裏切らない。誠実に仕事を行う。何があってもへこたれない・・・・。そんな地道な努力が、結局、商標の価値を創るんだろうなぁ。
実際には、「人」を対象とする場合、商標の定義には当てはまらず、パブリシティ権というものが発生し得る、ということになるのだろうが。
ぽす同一性保持権の侵害になりそうだが、すみません、説明のために必要なので拡大します。
↑ほらここに、「ゲッツ!」ってあるでしょ。
ここを説明しないと、ゲッツの人と認識できないほど、普通。
おそらく、芸人さんのネタ帳というのか、創作的な思考の過程や結果物は、表現されれば、著作物にもなり得るが、最近は、「商標」的な芸をする芸人さんが多いように思う。そういう芸人さんの中には「一発屋」と言われて姿を消していく人達もおおいだろうが、一発的な芸も、何度も繰り返して、長年、テレビ等の媒体で放送されると、本人の「一定の姿」が自他役務識別力を発揮し、顧客吸引力を有するようになり、CM等でも起用したいという声が出てくるのかもしれない。
ポスターは、正直、何を宣伝広告したいのか、すぐには解らないが、おそらく、「メトポ」とあるので、「メトロ」の「メト」で地下鉄関係なんだろう。「ポ」は「ポイント」かぁ?
それで、「豊洲オフピークプロジェクト」とあるので、混雑緩和のご協力を!といったメッセージなのだろうか。
で、ダンディ坂野さん(・・と、お名前、今思い出した!)の、OFFの日ということで、ナチュラルな装いなんだろう。
面白い発想。
1回通っただけでは、誰も気が付かないが、永田町なら、毎日通る人も多いだろうから、じわじわ、気が付く、という効果がありそう、と勝手に思う。 ふっふっふ。
by BLM
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