S湖線と呼ばれる峠がある・・・市内南区TパーキングよりE市へ向かうT字路までをメインに多くの走り屋が競い合い、多くのものが散っていった峠道である。市内の自称走り屋と称しているものであれば必ず1度は足を運ぶ場所走り屋のメッカである。
平日の深夜、この時間に俺達はよく峠に来る。理由は平日は翌日が仕事である人も多いために走りに来る車が少ないのだ。もちろん走り屋が少ない日というのはK察も理解しているようで、あまり巡回にも現れない。走りこむのには絶好なのです。そんな日でも、たまに自分達以外の車に出会うこともあり追走が始まります。今夜もそんな夜でした・・・
いつものように走りこみを始めT字路まで残り半分くらいのところで普段とは違う光景が目に付いた!友人の車のテールランプとは違うそれはとても特徴的なものだった・・・独立4等式のテールランプ・・・GT-Rだ!軽く流していたのであろう友人の車にはどうやら先を越されていたらしい。そして徐々に車の距離が近づくと急に距離が離れた。アクセルを踏みましたのだ!当然追いかけるっしょ!ここで追わなきゃ男じゃねぇ!
さすがはGT-R。互いの距離は見る見るうちに離れていく・・・推定100馬力の違いは大きなものだった。しかし、それもどうやら直線だけの話だったらしい。カーブ手前での早すぎる減速。あきらかに落としすぎている車速。いける!いつもより遅めのブレーキ!ついにGT-Rの後ろについた!しかし、カーブを抜けた瞬間にアクセル全開で離されてしまう。勝負はコーナで行くしかない!次のコーナーでも後ろにつくことは出来た。しかし、直線で離される。終始このようなイタチごっこが続き不完全燃焼のまま折り返し地点のT字路まできてしまった。
結局抜き去ることは出来ず、今回は追走負けという結果。しかし、今回学んだことはたとえ馬力の差があろうともそれを扱えないのでは意味がないということが身をもって知ることが出来た。次に逢ったときには確実にしとめる・・・



