そう言われているそうです。
トレッキングに備えて
しっかりした雨具を用意しなきゃと
言っていた夫。
それが常識らしいのですが、
何故かどうしても
全く降る気がしなくて、
夫のものだけを買ってもらい、
私は持っていた300円のレインポンチョを
持ってきていました。
そして屋久島にいた4日間。
雨は一滴も降らず、
素晴らしい天気に恵まれました。
日本の歴史の中では、
大和時代以前の時代、
特に縄文時代が大好きな
自称縄文フェチの私。
屋久島は、
縄文の空気が色濃い場所
なのではないか
と思っていましたが、
思った通りでした。
なんというか、
場のエネルギーが
限りなく透明に近いのです。
ゼロに近いというか。
縄文杉までのトレッキング。
まだ4歳のJJが
往復11時間のうち10時間
歩き続けたことに驚きました。
その日、小学生はチラホラ見られたものの、
幼児はJJ以外におらず、
すれ違う人々に賞賛と声援を頂き、
JJの男のプライドに火がついたようです（笑）
縄文杉に到着後、
縄文杉に浸りたい私を横目に、
空腹すぎてお弁当を食べる場所に急いでいたJJ。
疲れと空腹のあまりに足がもつれ、
大きな石段を2回転しながら転げ落ちました。
ギャー
少しも可愛くない悲鳴を上げながら
JJに駆け寄る私の脳裏には、
ドクターヘリ出動の絵図。
胸を強く打ったようで、血が滲み、
肋骨のあたりが不自然に膨れ上がっています。
夫は、折れてるんやない？というし、
JJは泣いているし、
困ったと思いながら
とにかくレイキを送り続け、
JJをなだめること数分。
悪運強いというのか、
護られているというのか、
どうやら大丈夫だったようで、
その後お弁当を食べている間に
胸の腫れもひき、
なんと「帰りも歩ける」と言います。
あの落ち方を大人がしていたら、
絶対に骨1－2本は折れていると思います。
護られて、歩かせていただいた
そんな気がして感謝があふれました。
また少しでも雨に降られていたら、
JJはこんなに歩くことはできなかったでしょう。
子供達には、
縄文杉が助けてくれたねぇと
話していました。
縄文杉は、
遠目にしか見ることができなくなっていますが、
見どころは縄文杉だけでなく、
道中多くの屋久杉とその空気感に
ただただ
「ゼロに還っていく」
まっさらな浄化の場所というか、
地球と生命の原点というか、
そんなものを感じる場所でした。
雰囲気的には
私が以前暮らしていたオーストラリアの
ビクトリア州の国立公園に似ています。
太古の地球と
まだそこに「住まわせていただいている」
という意識があった頃の人間との共存。
ウィルソン株のハート
オーストラリアのアボリジニもそうですが、
日本でも縄文時代の人々は、
未開、なのではなく、
ものすごい知恵を持って
現代の私達よりも遥かに高い
バイブレーションで生きていたのだと
私は感じています。
小学生の時、
日本の歴史の漫画をいつも
縄文・弥生時代が載っている第1巻
だけを繰り返し繰り返し読んでは、
ロマンに浸っていた私。
変わった子だったのでしょうが、
今となってはその時代にロマンを感じ、
夢中になっていた理由が
わかる気がします。
文明の進化とともに
感性を鈍らせてきた私達。
これからは、
文明を持ちながら
感性を呼び覚まして行く時代です。
木に住むホビット⁉️
いつもありがとうござます。
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