だいぶ時間が空いてしまいましたが、
Megさんのセッションの続きです。
2つ目のメッセージ、「等身大の自分を認める」のお話なのですが、セッションの話の前に私がずっと感じてきたことをお話ししますね。
私は長いこと不思議に思っていたことがあります。
ライトワーカーは、時期がくれば自然な流れでスピリチュアルな世界に惹かれていきます。
そこで「自分とは何者だろう?」という事に疑問を持ち、探し歩きます。
ライトワーカー花子さんは、
Aさんのスピリチュアルセッションを受け、
Bさんの過去世リーディングを受け、
Cさんのヒーリングを受けました。
そして皆に
「あなたはものすごいパワーがある」
とか
「あなたには〇〇という使命があります」
とか
「あなたは〇〇をする人だ」
などと言われたりすることがあります。
すると、「へー、私ってそうなんだ」とか「使命を全うしなければならない‼︎」とか思ったりします。
で、エネルギーのお仕事をしたり、ヒーリングをしたり、カウンセリングをしたりしはじめたりするのですが…
すぐにやめてしまったり、低いエネルギーに囚われてしまったり、選民意識に取り込まれておかしな方向に行き出す人が多いのは何故⁇
…ということでした。
で、考え、答えを求め続けた結果、わかってきたことがありました。
大半のライトワーカーは、これまでの人生で沢山のカルマやトラウマや固定観念などといった沢山のゴミを溜め込んでいて、まだ本来の力を発揮できる状態にないんです。
自分自身を理解していないし、癒せていないし、愛せていないのに、自分以外の人やものを理解したり、癒したり、愛したりすることはできないんです。
このカルマやトラウマや固定観念は、大気中のチリみたいに、光(エネルギー)を屈折させて、私たちがダイレクトに「源」とつながるのを妨げます。
だから、違うところに繋がってしまうのだと思います。
それなのに、「今」の自分をしっかりと把握することなく、「本来の自分」ばかりを意識すると、先走ってしまい、見切り発車で今の自分にはできないことをやろうとしたり、こんなはずじゃないと焦ったり、低いエネルギーにつながって得た情報に操られたりしてしまうのです。
ここ数年、エネルギーのお仕事、もしくは神様のお仕事とか呼ばれることをさせて頂く機会をいただいてきました。
(これは「お仕事」と呼んでいるだけで、職業としてやっている訳ではないので、勘違いしないでくださいね。)
このお仕事、ご神事とかっていう言い方をされる人もいるのかもしれませんが、私のやっていることに関しては、そんな格好の良いものでもなく、私が生まれて来る時や、生まれてからくっつけてきたお荷物を、時期が来たら手離したり、変化させたりしているだけのこと。
で、不思議なんですが、そんな個人的なことが、全体のなにかや地球のなにかにつながっていることがあるのだから、結果的には個人的でなくなったりするだけのことなのです。
無理やりイメージにするとこんな感じ。
下手なイラストですみません
だから、この個人的に「感動」することのつながっている先をたどっていくと、全体のなにかにつながっていたりする。
(ここでいう「感動」とは、「心が感じて動く」という意味で、一般的な感動とはちょっと違います。大抵は痛みを伴う気持ちの動きの方が多いです)
そして、この見つけたエネルギーを抜いたり、変化させたりすると、自分が「感動」していたことも変化して楽になる。
もっと言えば、少しだけ成長すると、この「感動」する事象が物質化して目の前に現れる前に、エネルギーをキャッチできるようになるので、お仕事と個人的なことは切り離せることが多くなります。
こんな感じ。
これが全ての人に起きていることなのか、特定の人に起きるのかは私にはわかりません。
今の私の理解では、究極の話、地球に生きている以上集合意識でつながっているので、誰にでもおきていることだけれど、それが出やすかったり、感知しやすいのが、いわゆるスターシードやライトワーカーなどと言われる人たちなのではないかなと思うのです。
(厳密に言えば、ライトワーカーの中にも個性や得意分野が違ったりしますから、ライトワーカーなら一様にという訳でもないのだと思います。)
私は、これまでエネルギーのお仕事をしていく中で迷い悩む方に相談をうけることが時々ありました。
大抵の場合、「迷走」してしまうのは、まだゴミを付けっ放しで実力以上のことをやろうとして、人間としての自分がおろそかになってしまっているからだと感じました。
「使命がある」とか「パワーがある」とか「特別だ、珍しい」などと言われると、自分が特別な人間になった気がしてまい、そんな自分が持っている負の感情や、手放せない固定観念を見ないように蓋をしてしまうことが少なくないのです。
これまでの自己否定が強いほど、この傾向は強くなるように思います。
そんな時、私は必ずといっていいほど、エネルギーのお仕事よりも自分に集中することをオススメしてきました。
ここでMegさんのお話をお借りします。
Megさんは龍が背骨に入っている方で、持っているエネルギーがものすごく強いと言われるのだそうです
それは「同時に1000人癒せる」ようなパワーなんだそう
でもMegさんは「今はまだできないよ」といってくれる方にちゃんと出会い、それを自覚されています。
私も似たようなことを様々な方から言われてきました。
持ってるエネルギーが大きいとか強いとか。
でもちゃんとこのエネルギーを使いこなせるようになるには、自分自神に還るためには、これまでの人生でつけてきたもの(固定観念やトラウマやカルマなど)をそぎ落としていく作業が必要なんです。
昨年私は、特に自分の浄化にとても真剣に取り組んで来ました。まだまだですが、取り組んだ分削ぎ落とせだものがあるし、見えて来たこともあります。
これからは誰もがスピリチュアルな力を使える時代です。だからスピリチュアルなことは何も特別なことではありません。
特別ではなく誰でもスピリチュアルな存在ではあるからこそ、本当のスピリチュアルなあり方を理解する必要があるのではないかなと思うのです。
メグさんの言葉をお借りして、スピリチュアル迷子にならずにすむいくつかのポイントをまとめてみますね。
「今自分を認める」
→ 今持っているものが最大限であることを受け入れる
これは小さかったり、情けなかったりする自分も受け入れ、愛してあげることだと思います。
私も最初はこれがよくわからなかったし、自分を大きく見せているつもりもなかったのですが、ある時、どこかに今の発展途上の自分に苛立ちを感じたり、受け入れたくない部分を完全に蓋をしてあることにも気づけなくなっている部分があると気がついてから、今持ってる最善で奉仕するということが大事だということが本当の意味で理解できた気がします。
「私がなんとかしなくちゃいけない」
→ 自分の力以上のことを背負おうとしている
世界や地球や宇宙。
そんなこと以上に大事なのは自分です。
私もエネルギーのお仕事をしていると、時々自分にできること以上の背伸びをしようとしてしまうことに気がつきました。
性質上、感知してしまうと仕方ないところもあるのですが、やっぱり自分の浄化が進んでいなければ、それをどうしようもできないのです。
第一、地球には地球の、宇宙には宇宙の摂理と都合があり、それをどうこう出来るのは(できるチャンスをいただける、またはさせていただける)、宇宙や地球が私たちにそれを許した時だけなのですから、私達がなんとかしなくちゃいけないのは、私たちのことだけなのです。
「自分軸に入ろうとすると怖くて他人軸に戻ろうとする」
→「やりたいか」「やりたくないか」で選択。選択したものが気分がよいかどうか。
何かを選択する時、私たちのマインドにはかなり巧妙に他人や社会の意見、そして「どう思われるか」が入ってきます。
それは家族だったり、恩師だったり、友人だったり、社会通念だったり。
でも、この思考で選択肢を選ぼうとすると、かなりの確率で自分の本当の気持ちがわからなくなります。
自分の本当の気持ちこそが、魂の意向なのだと思いますから、いつもそれがどこにあるのかを基準に選択したり、行動していけば、自ずと必要な時に必要なことをやっているという状態になるのではないかなと思います。
それはエネルギーのお仕事でも同じです。
実は宮崎でのお仕事は、これを特に意識して動いてみました。何も考えなくても、必要な時に必要な場所へいけると証明してみたかったのです。
また、宮崎のお仕事には、スピリチュアルなことに関わる人々が溜めたピュアではないエネルギーに関係するものがありました。
純粋な気持ちではなく、エゴでこういったお仕事をしていると、役に立つどころか、迷惑なエネルギーを地球に貯めることになるのではないかなと思います。
偉そうなことを書きましたが、私もまだまだ。
今日もまた、少しでも純粋で荒れるように、自分をありのまま愛せるように、コツコツと頑張るのみなのです