あなたがあなたの世界をつくっている。
あなたの心にひっかかることは、あなたに何かを伝えている。
スピリチュアルな学びを意識していたり、内観したりしている人ならよく聞く言葉かと思います。
私も日々そのことを意識してすごして来ましたが、それでも悩みの奥深くに隠れている「思いグセ」に気がつくまでにはかなり時間がかかった経験があります。



ということで、今日は「思いグセ」に気がつくための方法について書いてみようと思います。
前回までの話はこちら
まず、「思いグセ」には、それを引き出しやすいキーマンというものがいるように思います。
伴侶
かもしれません。
子供の一人
かもしれません。
上司かもしれません。
両親の一人
かもしれません。
ビジネスパートナー
かもしれません…
人によってそれぞれですが、大抵はその時の自分にとって重要な関係の人かと思います。
だからその人との間に起こることは、悩みになりやすくなります。
例えば私の場合、それは昔は母であり、近年では夫だと思います。
そのキーマン達は、私の人生において良くも悪くも重要なポジションを占めています。
例えば、キーマンではない父と私はあまりぶつかりません。
だけど、仲が良いかといわれると、そうでもなく、お互いあまり干渉しないというか、良くも悪くも気にならないのです。
同じことがあってもキーマンの母との間に起こることの方が、こたえる。
それがキーマンがキーマンたる所以なのかなと思います。
今生で学ぶと決めて来たレッスンを学ぶための助けをしてくれるのがキーマンなのです。



話は少し変わりますが、私は小さい頃から「しっかりする」ことを求められて育ってきました。
母は私にどこか長男の役を求めていたのだと思います。
本来の私は臆病で、抜けているところがあり、左脳的ではなく右脳的だったのだと思います。
でも、しっかりしなければならない、強くならなければならない、なんでもできなければならない、と思い込んで育ちました。
お恥ずかしながら、私は30代前半まで、母との関係に頭を悩ませてきました。
私の選択(結婚してからは私達夫婦の選択)の一つ一つは、細かいものから大きなものまで、ことあるごとに母の気に障り、いつも怒らせたり、拗ねさせたりしていたので、何をするのにも母の反応にビクビクしていました。
どのくらいすごいかというと、私の夫までが一番に私の母の反応を気にしていたぐらいです(笑)
親元でて十数年、結婚してからも何年もたってるのに、そんな状態だったのですから、笑っちゃいますよね
でもある時期から母との間の学びがひと段落したのか、全く関係が変わってしまいました。
今ではこちらが拍子抜けするぐらいに何も口出ししませんし、優しいです。
たまーに何か言われたとしても私があまり動じません。
母との学びは落ち着いた一方、ここ数年は夫のことが私の頭を悩ませていました。
夫の問題さえ解決したら、私、悩みないやん!って思っていました。
私は夫が元気がなくなっているのが嫌だった。
このままダメになってしまうんじゃないかって怖かった。
私の人生、足引っ張らないでよ!なんてかなり嫌なことも思ったりしていた。
そして、この数年だけでなく、ずっと思っていたことがあった。
なんでしっかりしてくれないの!
気持ちが切羽詰まった時には、「もう離婚した方がいいんじゃないか」と思ったことも一度ではありません。
心の奥底では本心ではないのはわかっているのに、なぜかそんな気持ちになるのです。
私は、「母の呪縛」などと言われる誰にでもある親との間に確立されたコントロールドラマを解消していく中で、私が「母の生きたかった人生」を生きようとしていることに気がついていました。
ずっと私は呪文のように聞かされていました。
「女はいざという時離婚できるように、資格職とか手に仕事をつけておくのよ」と。
そして、わかったのです。
離婚したかったのは母。
離婚したくてもできなかったのは母。
若くしてあまり働かないうちに結婚して、子育てして…
キャリアウーマンだったらよかったのにと思っていたのは母。
私じゃなかった!
そして、中学生の時ぐらいまで、「お母さん」とか「専業主婦」に憧れていたことを思い出しました。
大人になった私はそんなことは忘れ、母のなりたかったキャリアウーマンになって満足していたけど、どうやらそれは私自身の夢ではなかったのかもしれない…
(専業主婦の適性がないので、専業主婦になりたいとは今も思っていませんが、会社で男性と肩を並べるような働き方で認められようとすることが私の本当の望みではなかったのではないか、と気がついたのです)
あはっ!
すごいよ、母の呪縛!
こんなに自然に私自身の望みとか好みのような顔をして、するりと私の人生に定着していたのだから‼︎



多分、私だけではないはずです。
赤ちゃんは、この世で生きていくための知恵を様々な人から学んでいきますが、人生の初めに自分の生存を委ねる両親(または身近な大人)の影響は、どんな人の思考にも自然と組み込まれてしまっています。
でもこれは必ずしも悪いことではなく、私達は皆、決めた人生の学びのテーマに一番適した環境をくれる両親を選んできているのですから、自分自身がハマりたくてわさわざ設定して罠みたいなものです。
だから、両親との関係にはものすごい量の気づきのギフトが詰まっていると思います。
あんなに嫌だった母の口ぐせ、父の口ぐせを、伴侶や子供に言っていることに気がついて、我に返ったことはありませんか?
または、どーしても親のようには風になりたくないと思い、頑ななまでに親と同じ言動を自分に許していないことはありませんか?
さらに、両親がしてくれたことが素晴らしいと思うが故に、同じようにできない自分を心の中で責めたりしていませんか?
これらは形は違えど、どれも根っこは同じ両親の呪縛。
しかもこの呪縛は、自分でかかりに来ているが故に、自分で解く鍵も持ち合わせているのです。
この子も私の呪縛にかかり、抜け出す力を持って生まれてきたのよ~。
そこまで気がついていたのにもかかわらず、私は、さらにその奥に眠る根深い「思いグセ」にはまだ気がつけていなかったことを後日知ることになったのです…。
続く
少しでも多くの方が外ではなく自分の内に心を向けるきっかけになれば…。
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