去る者日々に・・・の疑似体験
日本に滞在中の私
日本滞在中にしたい事と言えば
お友達に会う
ですね。
小学校の同級生
中学の同級生
高校の同級生
その他の友達
たくさんの友達にあって来ました
同窓会で
うわー、ぜんぜん変わっていないね!久しぶりって感じがしなーい!
ってお友達に言われて、
痛んだ髪のキューティクルが美しくなるみたいに
海外生活で粗くささくれ立った私の心がしっとりしました。
っていうかほんの1年と数ヶ月ぶりだしね!
私も
いや、でも1年と少ししか離れていないし!そっちこそぜんぜん変わっていないじゃなーい
って、全く本心で、全身全霊心の底から言っているのに。
なんかね
たまに途中から会話がおかしくなるのです・・・・・・・・ね!?
あなた、私にうわー、ぜんぜん変わっていないね!久しぶりって感じがしなーいって言ってくれたのは
あれは全部嘘だったのね???
だって、だって
例1、駅で切符を買う時に、友人A、PASMOカードを私に見せながら
「あ、そうそう、このPASMOカード、知ってる?今、こういうカードがあってね。すごい便利だから、買っておいた方がいいよ!電車もね、バスもね使えるの。」
ーーーーーー、え、あ、ありがとう。PASMOね。うん。知ってる。持ってる。スイスにおいて来たけど。でも、ホント、便利そうだよね。あはは、馬鹿だなぁ置いてきちゃって、ほんとうに持ってくれば良かった~~!!
例2、話の途中で
「で、あれ?Yoko、もう何年スイスにいるんだっけ?3年ぐらいになる??」
ーーーーーあ、えーーーと、まだ~2年にもならないかなぁ・・・。正確には1年と4ヶ月ぐらいだけど、四捨五入したらまだ1年なんだけど~ごにょごにょ・・・・・・・
みなさん、
私は毎日遠くはなれたスイスから皆様の事を思い出し、健康とご多幸をお祈りしてるっ手言うのに(高飛車)
みなさんは私の事、すっかり忘れているんじゃないの???(誰にもこのブログは教えていないけど)
去る者日々に疎し
新宿ALTAの大きなテレビ画面にテロップで流れて行くように、私の脳裏をくるくる回って行く文字
人に囲まれているのに孤独。
そんな私は
自分が死んだ後の事まで想像してしまいました。
まあ、お葬式ぐらいには泣いてくれる人もあるかもしれないけど、
きっと一年後には
あれ?Yokoってなくなったのいつだっけ?もう3年ぐらいになる?え?去年?去年だっけ?そっかー。まだ去年の話だったかーーー、時の経つのが最近早いから分からなくなっちゃうよねーーー。あはは。
ってなもんですね。
こんな風に、日本で軽く疑似死後体験までしてしまいました。
あ、でも、自分が死んで誰かがずっと寂しがって悲しんでいるってすごくつらいな、ってことも
疑似体験しました。
だからもう、
自分が死んだ後の、家族も心配ないし
先立たれた方の気持ちも分かるような、そんな心境です。
もう遺言は決まったような物ね。
「私の事は悲しまないで、明るく楽しく行きてね」
って感じ。
同窓会でまた一皮むけてしまった・・・・・・。
日本で思いもかけない疑似体験でした。
給食費ってどうなんでしょう?
日本滞在中の私たち母子
MとRは日本の小学校に通いました。
14日間通いました。日本の子供達は1人で登下校しますが、
私は、スイスでの習慣が抜けず
ずっと子供を送り迎えしてしまいました。
Mのお世話になった4年生の学級では
まだ見もしないMのために、クラスの子供達が、座席を考えてくれていました。
一番前の、真ん中
Mが困ったらクラスメートが助けてあげられるように、二人並びの机の間にMを入れてくれて
3人で座る事にしてくれたそうです。
このエビソードだけでも
日本って素晴らしい!!優しい!
って思いましたよ。
教室の雰囲気も、みんな先生の言う事に集中していて、一つの話題ですごくクラスが盛り上がっていて、小学校って楽しい所だなって思いました。
スイスの学校で、こんな機転の効く子供がいるかしら?
これほどまでにリーダーシップがあってクラスを運営できる教師がいるかしら?
他人のことを気にしてくれる子供がいるかしら??
そう思うと、
本当に、
って思うのでした。
そんな素晴らしく思える日本の小学校でしたが
耳を疑うような事もありました。
それは
給食費の未払いです
保護者3人集まったら給食費の話は出来ない
というくらい、およそ3割の人が給食費を払っていないのだそうです!
給食費未納の話は良くニュースで聞く話だと思っていたので
驚きです!
しかも、所得が低いから給食費が払えないのではなく
・給食費払わなくても学校は潰れない
・給食がおいしくない
・払わなくても取り立てが怖くない
などの理由で
払わない保護者がいるということなのです。
普段はきちんとおしゃれしてランチしたりしてるのですよ。
入学前に、給食費を自動引き落としにするための書類が配られるのですが、支払う気のない保護者はその口座にお金を入れないで、引き落とせないようになっているそうです。
で、その現実は
給食の予算が足りなくなってしまうので
揚げ物は年に一度しか出せなくなった
スイカも一年に一度だけ
カレーの日はジャガイモを入れずに、ジャガイモサラダを作って品数を増やす
という状態なのだそうで
聞いているだけで涙が出てしまいます。
一日250円で、栄養バランスのある食事を出してもらえるなら、感謝しちゃうんですけど。
給食のようなランチを毎日作る事なんて私には出来ないので・・・・・・。
一昔前は
「給食費を払わない家庭を公表すると、その子供が保護者のせいでいじめられたりしてしまう。子供が保護者の行為の尻拭いをするのはかわいそうだ」
という考えで、支払わない家庭を公表しないことになっていました。
私もこの考え方には賛成でした。
だって、未納者がこれほどに多いと思わなかったから。
しかし
未納者が30パーセントにも登ろうとする現在はというと
アメリカから一時帰国中の友人に言わせると
「アメリカでもそういう問題はあるのよ。支払わなくても罰せられなくてラッキーって思っている保護者の子供が、『うちだけ払っていなくて申し訳ない』なんて思うような子供にはならないと考えるのが一般的。だからそういう家庭には給食を与えなくて良し!」(きっぱり)
という考え方も主流になりつつあるんじゃないかとも思います。
給食も時代に合わなくなって来たっていう側面もあるのでしょうか?
でも、昼休みに子供がお昼ご飯を食べに家に戻ってくる事になったら
それも保護者には大変な事だろうし、事故や事件も増えるだろうな。
なんだか、
モラル面での格差も広がって来ているんだなぁ
って思いました。
ちなみにMとRは二人とも「おいしい、おいしい」って毎日給食を楽しみにしていました。もちろん給食費は納めて参りました。
一日250円分の給食費を支払っている保護者達は、きっと自分達の子供の胃袋に入るのは200円分ぐらいかもしれないって思いながら支払っているのだと思う。
でも払わないわけにはいかない
この現実
なんか腑に落ちない~
こういうことこそ
政治家の人に頑張ってもらいたいものです。
ジュネーブでは、MとRはランチライムには家に戻って来ます。
一日11フラン支払うと、学校のとなりのレストランでランチを取る事も出来ますが
献立は、ピザとかパスタとかほとんどです。
二人ともスイス人ほど乳製品を食べないことを考えると
スイスで外国人であるMとRには、家に戻って日本の食事をする方が良いなぁとも思い始めているこの頃
育児は思ったよりもずっと大変なんだ
って自分をリセットして頑張ろうと思いました。
次回はなんていうか、去る者日々に疎し?
ザッツ ジャパン!
さて、
私たち、ちょっといい加減なのりになって
子供の学校もまだ終わらないうちに
子連れで日本に一時帰国しちゃいました。
といっても戻ったのは、私と子供二人。
ああ、久しぶりの日本を見て、子供達は何を感じるかしら・・・・・・
と、ちょっぴり感傷的だったのは
もちろん私だけ。
子供達は、最初の飛行機でものすごい酔ってしまい
パリに着いた時には
R 「もう日本には行かないーーー!!!」(大泣き)
おおっと
これから12時間のフライトが待っているっていうのに
どうすんの?わたし?
チケット全部捨ててパリで遊んで帰る?
でもとりあえず休憩している間に
大分フッカツしてくれました。
で、今度は成田も近づく上空で
M 「頭が痛い~~(大泣き)」
Mは鼻炎を起こしていたのです。
鼻が詰まると、耳と上手くつながらなくなって
頭が痛くなるそうです。
かわいそうな事をしました。
私 「がんばって、成田でたこ焼き食べようね!」
必死に励まして成田着
案の定皆でボロボロでした。
睡眠不足となんていうか、疲労感ばっちり。
それに悲壮感もだいぶプラスされていましたね。
で、目指す「銀だこ」(たこ焼き屋)
しかしあったはずの場所には撤退の後が。
時の移り変わりが激しい事を悟ったのでした。
ああ、日本って変化が激しいのね。
競争も厳しいのね。
結局おそばを食べてNEXに乗り
横浜へ向かいました。
横浜で私たちってば
ケーキを見て
一同 「うわー(ふわふわスポンジでデコレーションがきれいな)ケーキだぁ!!」
って叫んでしまい
お店の人に笑われました。
発展途上の地域から日本に来て驚いている人たちみたいでした。
しかし
「おーーー」
次から次へと懐かしさと驚きで歓声を上げてしまうことは止められず・・・・・・
大分恥ずかしい団体となって帰路に着いたのでした。
ちょっと久しぶりの日本でのカルチャーショックは次の記事からです。
今日もありがとうございました。