「郷に入って郷に従った」のは思いやりから 靴下にまつわるお話
「ローマにいるならローマ人に習え」ということわざはあるけれど、
スイスに暮らす私は、ご飯は日本食だし、洗濯も沢山するし、そもそも日本語しゃべっているし。
という訳で、全然スイス式にならっていないのですが、
毎回考えるのが、来訪があった時に、「靴を脱いでもらうかどうか」です。
我が家は家では靴を脱いでいますが、脱がない習慣の人も多いので
実際、人が来られると「スリッパどうぞ!」と言って良い物かどうか悩みます。
たかがスリッパに履き替えるだけなのに、何戸惑っているのかと思われるかもしれませんが、
でも、でも、
それはなぜかというと、
靴下に穴が空いている人の率がすごく高いからなのです。
社会的地位の高い人
作業員
奥様
お嬢様
普通の人
とにかく靴下に穴が空いている率が高いです。
もちろんこれは、靴下の品質が悪いから穴が空きやすいという事でもありますが。
それで、今日私がまた、スリッパについて悩んでいるのは
今日は、アパートを見に、建築家とその弟子と不動産屋の人がやってくるからなのです。
たまにいます。
「ああ、アジア人の家だね?靴、脱ごうか?」
と言ってくれる人。が、普通はそんなことはないので、さあ、どうする?
土足で歩いてもらって後で水拭きするか?
とりあえず、スリッパを薦めてみるか?
11時になり、インターホンがなる
「お約束していた者です」
という声に、集合ドアを解錠する。
うちに着くまでにさあ考えよう。
3人のプロフェッショナルに
「スリッパをどうぞ」
と薦めたとする
3人は同時に下を向いて、靴を脱ぎ始める
もし一番偉い人の靴下に穴が空いていたりしたら・・・?
見習い君が、分厚く丈夫な靴下をはいているのに、一番稼いでいそうな建築家の靴下に穴が空いていたら
3人全員がそれを認め合う事になってしまう。
いや、きっと誰もそんな事、気にしないかもしれない。
靴下に穴が空いているなんて、そっちが普通の事かもしれないし。
でも、それを目撃しちゃった私が、、、、、、気まずい
気まずい事は苦手
気まずい事は嫌い
という訳で、スリッパはお薦めしない事に決定
さて、扉を開けると、190センチぐらいの男性が3名立っていました。
ふむ、うちのスリッパは小さくて、きっと足が入らないな。
また、余計な心配をしちゃった。
さあさあ、そのまま土足でどうぞ。
ローマに入ればローマ人のようにやれ っていう強大な神聖ローマ帝国時代の格言は
ローマが力で外国人を同化させたという意味と
もしかしたら、ローマ人みたいにやる方が、気候とか風土にあっているから、そうしたら?という生活へのアドバイスみたいな意味もあったのかな?
ローマ式風呂に入りなよとか
もっと法律勉強しようよとか。
ローマ帝国の外国人はどんなことを考えながらローマ式生活に順応して行ったんだろうと
水拭きしながら考えるのでした。
スイスに暮らす私は、ご飯は日本食だし、洗濯も沢山するし、そもそも日本語しゃべっているし。
という訳で、全然スイス式にならっていないのですが、
毎回考えるのが、来訪があった時に、「靴を脱いでもらうかどうか」です。
我が家は家では靴を脱いでいますが、脱がない習慣の人も多いので
実際、人が来られると「スリッパどうぞ!」と言って良い物かどうか悩みます。
たかがスリッパに履き替えるだけなのに、何戸惑っているのかと思われるかもしれませんが、
でも、でも、
それはなぜかというと、
靴下に穴が空いている人の率がすごく高いからなのです。
社会的地位の高い人
作業員
奥様
お嬢様
普通の人
とにかく靴下に穴が空いている率が高いです。
もちろんこれは、靴下の品質が悪いから穴が空きやすいという事でもありますが。
それで、今日私がまた、スリッパについて悩んでいるのは
今日は、アパートを見に、建築家とその弟子と不動産屋の人がやってくるからなのです。
たまにいます。
「ああ、アジア人の家だね?靴、脱ごうか?」
と言ってくれる人。が、普通はそんなことはないので、さあ、どうする?
土足で歩いてもらって後で水拭きするか?
とりあえず、スリッパを薦めてみるか?
11時になり、インターホンがなる
「お約束していた者です」
という声に、集合ドアを解錠する。
うちに着くまでにさあ考えよう。
3人のプロフェッショナルに
「スリッパをどうぞ」
と薦めたとする
3人は同時に下を向いて、靴を脱ぎ始める
もし一番偉い人の靴下に穴が空いていたりしたら・・・?
見習い君が、分厚く丈夫な靴下をはいているのに、一番稼いでいそうな建築家の靴下に穴が空いていたら
3人全員がそれを認め合う事になってしまう。
いや、きっと誰もそんな事、気にしないかもしれない。
靴下に穴が空いているなんて、そっちが普通の事かもしれないし。
でも、それを目撃しちゃった私が、、、、、、気まずい
気まずい事は苦手
気まずい事は嫌い
という訳で、スリッパはお薦めしない事に決定
さて、扉を開けると、190センチぐらいの男性が3名立っていました。
ふむ、うちのスリッパは小さくて、きっと足が入らないな。
また、余計な心配をしちゃった。
さあさあ、そのまま土足でどうぞ。
ローマに入ればローマ人のようにやれ っていう強大な神聖ローマ帝国時代の格言は
ローマが力で外国人を同化させたという意味と
もしかしたら、ローマ人みたいにやる方が、気候とか風土にあっているから、そうしたら?という生活へのアドバイスみたいな意味もあったのかな?
ローマ式風呂に入りなよとか
もっと法律勉強しようよとか。
ローマ帝国の外国人はどんなことを考えながらローマ式生活に順応して行ったんだろうと
水拭きしながら考えるのでした。
人身事故、「犬が飛び込んだ」ことにする理由
次女の遠足がありました。
行き先はベルン。
インターシティという特急列車?に乗って出かけた帰り道
「人身事故」のため、電車は急停止。
復旧には2時間かかり、その間子供達は電車の中で待っていなければなりませんでした。
スイスでは人身事故は珍しい事ではありませんが
新聞では一切報道されません。
ここは日本と違うなと思います。
また、駅でも特に放送されないのです。
これは困ります。
駅で子供達を向かえようとする保護者達。
時間になっても電車がやってこないので、
総合案内所に聞きに行くと、人身事故があったことが判明
いつ復旧するか分からないけれど、待つしかないという状況が分かる訳です。
このような不自然なまでにアナウンスしてくれない、スイスの人身事故
その理由は
やはりキリスト教徒の国なので、キリスト教で禁止されている自殺という手段をとってしまわれた方の
家族を二重に傷つける事にならないように、報道は控える
という場合と
もう死んでしまいたい、と潜在的に思っている人達を、煽るような形にしないために報道しない
という意味があるようです。
さて、人身事故車両に乗った子供達
上記の流れに従えば「飛び込んだ人がいました」とは誰も子供に伝えたくないので
「犬が飛び込んで来て電車が止まった」という事にして欲しいという担任からのお達しがあり
保護者達はそれに則って、子供達にはそのように説明しました。
自殺はいけないから、そんな事をする人がいるなんて教えたくないという大人の気持ち
とても強いです。
私はスイスに来た時に「安楽死」が条件付きで認められている事に驚きましたが
安楽死の背景には「自殺」は絶対にいけなく、残された家族にも大変な不名誉
という社会的通念が、この合法安楽死を生み出したような気もします。
法律もやはり必要だから制定されるのかなと
ちょっと考えました。
それでも自殺者の多いスイス
こんなに自然がきれいで
経済も強いのに
それ以外にかりたてる闇はなんなのだろうかと
ふと思う時もあります。
さよなら 大きな木
先日、ジュネーブを局所的に襲った雹の嵐
突風や竜巻のような風に
大きな木々もたくさん倒れました。
下の木は、20メートルぐらいある巨木ですが、根こそぎ倒れ、
アパートに向かって倒れたので、3階までの世帯がベランダが壊れるなどの被害を受けました。
根こそぎでなくても、根元のほうから折れた木もあります。
頑張ったのにと思うと、とてもかわいそう
そしてこちら、とても大きな木なのですが、
この木も、ヒビが入っている事が判明しました。
そのうち2つに割れて倒れる危険があるという事で、
切られています。
今は最後の一本の大きな枝が残るばかり。
枝が払われるのはこの翌日です。
そして、今日です。
木に作業員が登っているのが写真で見えるでしょうか。
電動のこぎりで、枝を落とす方向を決めながら、器用に枝を払って行きます。
枝が落ちるたびに、私の足元まで「どしーん」という衝撃が伝わって来て、
私よりずっと長生きして来たこの木の最後かと思うと、
これは写真に撮らなければという気持ちになりました。
見ているのは私の他にも何人か。
「この木がなくなったら、あの部分が空洞になってしまうわね」
とマダムがつぶやきました。
本当に。
突然の雨も、この木の下を歩いて急いで帰ったりしたなーと思う。
木はすごく小さく切り分けられて運ばれます、
冬の暖炉に使われるのかな
ご供養したい気持ちです。
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