N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -219ページ目

細いのは、いつも日本製

ニューヨークに居ると、やっぱり不便なことが有る。
普通に日本で生活しているだけでも不便を感じる事が有るのに、
外地に住んで居てそれを感じない事は有り得ん。
それが、私の大好きな筆記具だ。

ギッチョンチョンの俺ッちは、
字を書く事にメチャメチャ拘りがある。
全ては左利きに生まれた事から始まっているが、
「左利きが悪い」と思っている大人達に植え付けられたイメージのせいで、
右利きよりも綺麗な字を書いてやる!!という、
これまた別の方向へ向いた(ーωー;)反発は、
見事今迄継続している...。(「密かな時間」参照)

そんな俺ッちは綺麗で細い字を好む傾向があり、
その「綺麗」も、細いからこそ、
その美しさが判るという点から来ている。
そして何より小さいスペースにも、
何とか字が書けるという点である。
大体が、文章を書く時に長文の傾向が有る為、
同じスペースでも沢山書きたいって事から来てる。

そんな私がド田舎国家のアメリカの、
これまたド田舎都市ニューヨークなんかに住んでいると、
細い字が書ける筆記具を探すのなんて、
大海に落とした米粒一つを捜すのと同じ位の苦労が必要となる。

大体がアメリカ人(ひいては西洋人)は、
日常生活で細い字を書く事は無い。
相方然り、必要ともしてないみたいだ。
小さいスペースに字を書く必要が有ったとしても、
彼らはそのスペースに埋めようと考える事も努力をする事も無く、
平然とはみ出して書く。





















はみ出して書く。
























思いっきりはみ出して書く!























マス内に書けっっっっっ!!























欄外に書くなーーーっ!!

























マスの意味が、
解ってるのかっっっ!!

























外人との文書の遣り取りをして居ると、
いつも思うのがコレ。
それといい加減、象形文字を書くのを止めて欲しい。
(マジ、読めません。文明社会国家とは思えん)
決して枠内へ収めようとしないあの「自由」振り。
正に国民性の表れだ。

相方の友人の奥さんに日本製便利グッズをあげようと思って、
その利用方法をポストイットに書いて渡した時、
俺ッちの書いた字を見て、
「すごいっ!印刷した字みたいっ!!」
と言われたことを思い出した。

その人はインド人だったが、大抵の西洋人は、
「すごい綺麗っ!!」と、絶賛してくれる。
(本人は、至って普通と思ってるが)
ちょっと丁寧に落ち着いて書いた字ですら、
そんな絶賛して貰えるなんて、
如何に程度が低いかの実態を知る事が出来る。
ああ、日本の文化レヴェルの差を思い知る...。

そんな文化圏での生活をして居る俺ッちは、
やっぱり外国製のペンは苦手だ。
ペンを探す時の基準の細さをキープしているのは、
全てヨーロッパ製か日本製。
アメリカで0.3とか0.5とかの細さのペンを探すと、
ホンマかっ!と突っ込む程、書いてこれまた驚かされる太さ。

漸く見つけたと思って試し書きしたら、
予想を全面的に反する太さ。
英語でのネーミングは、
「スーパー・ファイン」
「ウルトラ・スーパー・ファイン」


如何にもファイン(細字)そうだと例が記する前に、
ペン先を見ただけで「ファイン」じゃない事は明白。
全く以ってメチャメチャ名前負けの「ファイン」さだ。(TOT)号泣
細いペンを探しているアメリカ人の友人は、
私のハイテックCの文字を見て、
魔法を使って書いたかの様に、何で書いたのか聞いてきた。

普段パイロットのハイテックCを使っている俺ッちに、
ダマが出来るボールペン等は、もはや筆記具ではないのに、
この書けたらイイねんって感じの陳腐なペン類に、
打ちひしがれる事、はやン十年...。
もうアメリカのペンには期待すらしない。
日本の名前ペンにすら負けていると言っていい。

もしパイロットがこのハイテックCで全米本格参入するならば、
てか、名前を超越した細さと書き味のハイテックCは、
「ウルトラ・スーパー・ビヨンド・ファイン」と名付ける積りだ。
西洋の体操演技の「ウルトラD」とかいうのが、
日本のよりも大した事無いって事が思うのも、この辺の感覚と同じ。

そんな立ち直る事もかなり難しい俺ッちの元に、
10月中旬に発売された愛用のハイテックCの、
新製品が届いた!
その名も、




























ハイテックC
コレト
★★彡
(ん~、いい響き♪)





















これまでのハイテックCは、
通常のキャップ式・ノック式・ラバー・グリップ式が有ったのだが、
ノック式は既に廃盤になっているらしく、
その後継型として出たのが、このコレトだ。


 送られて来た本体軸とペン芯。いつも使う0.3の芯を使ってみる。


コレトは旧ノック式の単色の発展形で、
ボールペンの世界では既に一般化されている複数色ペンだ。
2色、3色がボールペン界では汎用タイプとして馴染みがあるが、
ゲルインク式では、仲々馴染みが無かった。

それが普通のゲルインクペンでなく、
激細のハイテックCがそれを出すという事がメチャメチャ嬉しかった!
情報が入った時点で、日本の専属の特派員に発注。
随時情報が入った時点で細かい指定をメールでした。

コレトは単なる複数色ノック式ペンではなく、
自分で詰める色を選択できるのだ!
ボールペン2色では赤・黒、3色では赤・黒・青が決まりきった配色。
だがコレトは本体軸とペン芯を別々に買う事によって、
210通りの配色が出来るペンだ。


 本体軸にはペン芯のセット方法が、シールを貼って紹介されてる


夫々10色のペン芯(発売色は下記参照)2色を自分の好みで選れ、
それを自分で本体軸にセットする方法だ。
普通のペン芯を変えるのと同じでとても簡単なので、
メチャクチャ手間だという事は無い。
組み合わせられるという点ではとても便利だが、
一番の問題は2色分の芯を一つの本体軸に収めねばならぬ分、
どうしてもインク量が少ない事だ。

ま、ここからが開発費回収の算段が見える点。
本体軸・ペン芯共に希望小売価格¥100。
なので複数色使うならペン芯X2+本体軸=¥300。
通常の単色なら1ぽん¥210なので、
素人目に見てもインク量が通常芯の量よりも1/5程度、
若しくはそれ以下の量を見ればどうしても損した気がする。

元々ハイテックCのペン軸は太いので、
尚更存した感じが拭えない。
でも、いざこの便利さに慣れてしまえば、
見る見るハマっていくんだろうナァ...と思う。
外でメモを取る機会の多い私にすれば、
矢張りノック式のペンはとても重宝する。

それがこのペンの書き味は矢張り他に比べて抜群に良く、
字を書く事に拘りを持ち、
自分の好みのペンがノック式になったとなれば、
これ以上の喜びは無い!
=企業の思うツボだ...。ガ━( ̄□ ̄;)━ン!!
開発費の回収にせっせと協力しているのだ...。

嗚呼、一消費者の哀れな姿...。
それもニューヨークになんか居るから、
尚更それが欲しい俺ッちには、
「コレしかないっ!!」ってな風に思う筈...。
ドツボにハマるばかりだ...。(号泣)

おまけに書き味抜群で携帯にぴったりと来れば、
これの次に開発されるであろうペンが出現して来る迄の間、
私はそれを買い続けるのだ。
そう、一人エッチを覚えたサルの様に、
延々と只管買い続けるのだ...。
嗚呼、俺はサルと同類だ...。(違うって...)

ってな事を思い乍ら、結局パイロットの作戦に陥る俺ッち。
文具フリークの悲しい一面だ...。
(そーゆーオチかいっ!)

パイロットさん、これだけハイテックCを愛している俺に、
愛の手を...。(要は、コレトを死ぬほど送ってくれ。)




【今日のリンク】

パイロット ハイテックC コレト (パイロットHP)

  ●取扱サイズ
   ・0.3mm
   ・0.4mm

  ●取扱色
   ・ブラック
   ・レッド・ブルー
   ・グリーン
   ・ヴァイオレット
   ・ピンク
   ・オレンジ
   ・クリアブルー
   ・ブルーブラック
   ・ブラウン         全10色

  ●メーカー小売希望価格
   ・本体軸     ¥105(税込)
   ・替芯       ¥105(税込)