N e w  Y o r k B l o w -NYでもタコ焼きを焼く英国人へ- -214ページ目

ドリームズ・カム・トゥルゥ

ロックフェラー・センターに今日、
世界一有名なクリスマス・ツリーが設置された。
今年の木も隣の州、ニュージャージーからやって来た。
それも或る人の希望を携えて。

今年の木はノルウェイ・スプルースという種類の木で、
ニュージャージー州ウェインという土地で、
大切に育てられた木だった。
74フィートにも育てられた木は、
この木のオーナー、アーノルド・ラクェットさん(73)の奥さん、
グロリア・ラクェットさんによって大切に育てられて来た。

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 L-木を切る直前に木を見上げるグロリアさんの夫、
    アーノルド・ラクェットさん。
 R-近所のボクちん、ジャック君(2)。木を供出してくれた近所に、
    記念のシャツが配られたシャツを着て感嘆中。

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 L-ウェインのラクェットさん宅の前庭には、
    近所の住民が見守る中、植木業者が木を裁断する。
 R-切り出された木は、クレーンで大型トレイラーに乗せられ、
    小一時間掛けてロックフェラーセンターへ運ばれた。  

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 切り出された木の切り株に近寄り、
 年輪を懸命に数える近所の子供達。
 樹齢48年なので、ちゃんと48個あったかな?

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 U-運ばれた木は、早速クレーンを使って荷台から降ろされる。
 M-木と一緒にロックフェラー・センターへ来たラクェットさんは、
    木を固定する金具を打ち込む為にハンマーを構える。
 D-木を立てる為の台座に固定する作業は2-3時間掛かるが、
    固定された後は盆栽のように剪定をされ、
    剪定された小枝を欲しいと作業員に声を掛けると、
    「Have a happy holiday!」と言って分けてくれる。
    勿論、毎年貰って帰る俺ッち。=相方大喜び=ハッピー♪
 R-小さく見える切り跡も、人の大きさを考えれば大きさが判る。
    移動の際に俺や傷が付く可能性の有る枝には、
    保護の為に藁縄をグルグル巻きにする。


ラクェット家は42年前、経営している会社ごと、
ブルックリンからウェインに引っ越して来た。
その時にケイプ・コッドから6フィートの松を前庭に移植し、
園芸上手だったグロリアさんは、
水と肥やしを遣りここまで大きく育てた。

そして大きく育った木を見る度、
ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーになる事を夢見た。
だがそれを叶える事無く2003年、
彼女は58歳で病気でこの世を去った。

彼女が大切に育てた木は74フィート、
18,000ポンドもの大きさに育ち、
彼女が亡くなって2年後の今年、
彼女の夢は叶い、
願い通り樹齢48年の彼女の木は、
世界一のクリスマス・ツリーとなった。

これから約20日掛けて飾り付けをして、
11月30日夕方から様々なセレモニーを終えた後、
全米生中継される中、点灯式を迎える。