【旧ブログからの転載(2020.10.11)】
先日読んだ本の記録です。
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール(藤沢晃治)
この本は非常に古い本で、1999年の本になります。
道路案内標識、家電の取扱説明書など、世の中にあふれているいろんな資料が本当にわかりやすいのかを説明しています。
現在はインターネットの普及もあり、以前よりも文字での表現や図での表現というのが重要になっています。
昔なら直接会っての説明や電話での説明というのが今よりも多かったのですが、今はメールだけで済ますということもよくあると思います。
ここでの表現で考え方が伝わらなかったり、誤って伝わったりするというのは避けたいものです。
この本の要点をまとめると以下のようになります。
・おもてなしの心を持つ。
・「受け手」のプロフィールを設定する。
・まず全体図を説明し、その後、現在地を説明する。
・説明する情報は欲張らずに絞る。
・複数解釈させない表現を考える。
まず大切なのは、相手がどのように受け取るかでしょう。
相手がどう解釈するかを考えて、初めてプレゼン資料の意味を成すのではと思います。
そして、もう1つ重要なのが、情報を絞るということです。
多すぎる情報は相手に混乱を与えてしまうだけでしょう。
現在の看板などの各種表現は、以前よりもはるかにわかりやすくなっていると思います。
いわゆるユニバーサルデザインの考え方につながるところがあります。
参考まで、ユニバーサルデザインについては、過去に技術士試験の電気電子部門で出題されたことがあります。
「分かりやすい表現」というのは技術者にとっても重要なテーマになるかと思います。