先日読んだ本の記録です。
北野唯我さんの「天才を殺す凡人」です。
能力があるのにある環境では全く活躍できなかった、そのような経験をお持ちの方はいないでしょうか。
この本はそういう方にぜひ読んでほしい本です。
この本の前提にあるのが、「この世界は天才と秀才と凡人でできている」という考え。
北野さんの示す3者の関係は以下のようになります。
天才が不遇の扱いを受けることがあるのはこういう関係があるからではないでしょうか。
そして、この3者のヒエラルキーは以下のように変化しているとのことです。
この図を見て自分もそうだと感じた方いるのではないでしょうか。
自分の環境が生きにくい環境と感じたら、こういうことが原因なのかもしれません。
他、3者の特徴をまとめると以下のようになります。
・秀才は天才に対し、「憧れと嫉妬」を抱いている。
・天才の役割は世界を前進させること。そしてそれは「凡人」の協力なしには成り立たない。
・「多数決」こそ天才を殺すナイフだ。
・天才は物理の世界で生き、秀才は法律の世界で生きる。
ちなみに私は「天才のなり損ね」だと思っています。
以前にIQを測定したことがありますが、私のIQはやや高めの数字を示していました。
「天才」までは至らないでしょうが、タイプ的には「天才型」になるのだと思います。
「天才型」が活躍できる環境というのは必ず存在するはずです。
環境を変えることで自分の能力を発揮できることがあります。
うまくいかないことがあっても、それを全て自分のせいにはしないようにしてください。