最近読んだ本の紹介です。
サッカーの中村俊輔選手や小野伸二選手のメンタルトレーニングを経験したことのある豊田一成さんの著書です。
先日読んだ樺沢紫苑さんの『神・時間術』では医学的見地から集中力を上げる方法の話でしたが、今回はスポーツ選手が勝負に勝つためという視点から集中力について説明する内容になっています。
メンタルを鍛えるためにまずは目標を立てることが重要とのこと。
①長期の目標、②中期の目標、③短期の目標、④当面の目標と時間軸に沿って目標を立てます。
ここで重要なのは自分の成長した姿をイメージすることです。
強靭なメンタルは目標に向かうところから始まります。
このイメージというのが重要で、自分の中で成功したときのイメージを覚えておくべきとのことです。
私でいうと、合格したときの資格試験や仕事でうまくいったときのイメージでしょうか。
悪いときにこの『いいイメージ』を思い出せばいいとのことです。
他にこれは活用できるかどうかわからないのですが、人間の『気』というのは臍下に集まるとのことです。
落ち着くためには臍下を意識するとのこと。
これが落ち着かせるために非常に有効とのことです。
医学的な見地とは異なりますが、気に留めておきたいと思います。
この本を読み終えると、人生の勝負所においてメンタルがいかに重要なのかがわかります。
勝負所で意識していきたいと思います。