最近読んだ本の紹介です。
使える!「孫子の兵法」(齋藤孝)
今年の読書のテーマは古典ということで、またまた孫子の兵法の本を読みました。
孫子がらみの本を読むのはこれで何冊目でしょうか。結構読んでいるように思います。
今回読んだ本は孫子の本というより、齋藤考さんが孫子から得たエッセンスを紹介している本と考える方がいいと思います。
今まで読んだ齋藤さんの本の内容そのものだったように思います。
この本は孫子の多くある言葉をどのようにして仕事に活かすかというのがテーマになっています。
少々強引にでも仕事のテーマに結び付けているのを見てさすがと思いました。
孫子の兵法にこのような読み方があったのかと驚かされる内容が多かったです。
例えば、孫子の兵法の中で『彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。』という有名な一文があります。
この文はどちらかというと相手(彼)の研究を怠ってはいけないというところが強く言われているように思いますが、齋藤さんは自分(己)の研究に重きを置いています。
就職活動でよく言う自己分析こそが大事というのが齋藤さんの考えです。
古典の一文というのは実に内容が重いです。
もっともっと読み込んでいきたいと思います。