家を新築以来初めての交換で、以前の蛍光ランプは約6年使用したことになります。
正直、毎日かなりの時間点灯しているリビングの蛍光灯で6年もよく持ったというのが私の率直な感想です。
私の立場上、一般の方や企業の方に省エネ照明の紹介等を今までしてきましたが、この数年でその状況は大きく変わってきております。
省エネ照明が特に大きくクローズアップされたのは5年前の東日本大震災のとき。
震災直後の電力逼迫、この年夏季の電力制限令により、省エネ照明の普及が大きく進みました。
ただこの頃はLED照明はまだ高価な製品であり、また効率も蛍光灯とそれほど変わらないものが多かったです。
この頃は省エネ効果やコスト面など総合的に考えて、私はLED照明だけでなく電球型蛍光灯も強く勧めていました。
ところが、3年くらい前から高効率かつ低価格のLED照明が普及し始めました。
特に高効率のベースライト型LED照明が普及し始めました。
効率は140lm/Wとナトリウムランプに匹敵するくらいの高効率です。
イニシャルコストが下がったのもあって、数年でランニングコストを回収できる計算です。
LED電球も低価格・高効率・広配光のものが登場し、昔よりずいぶんと手に入れやすくなりました。
よく普及しているのがパナソニックの以下の商品辺りかと思います。
パナソニック 一体型LEDベースライト《iDシリーズ》
パナソニック LED電球 60W型
このような状況ですので、今なら省エネ照明というとLED照明ばかり勧めている状態です。
ちなみに今回私が替えた蛍光ランプですが、パナソニックのツインパルックプレミアになります。
パナソニック ツインパルックプレミア100W型(ナチュラル色)
効率は100lm/W、定格寿命は20,000時間と悪くはありません。
まだまだ蛍光灯も捨てたものではないですね。