エネルギー管理士試験合格体験記 | 電気技術者エクレアの資格取得日記

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地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

エネルギー管理士(エネ管)試験の合格体験記です。
電験2.5種とも言われるエネルギー管理士。
イメージ的に今は電験2.7種くらいかとも思いますが、電験三種の合格後臨んだ試験です。

■合格年度

平成20年度

■受験回数

3回

■自己採点結果

課目1(エネルギー総合管理及び法規) 160くらい?/200(平成18年度合格)
課目2(電気の基礎) 150くらい?/200(平成19年度合格)
課目3(電気設備及び機器) 150くらい?/200(平成20年度合格)
課目4(電力応用) 125くらい?/200(平成20年度合格)

■使用した参考書

(1) エネルギー管理士電気分野完全解答〈平成18年度版〉(オーム社)

(2) エネルギー管理士熱/電気共通課目問題集 エネルギー総合管理及び法規(電気書院)

(3) エネルギー管理士試験「電気分野」直前対策〈2007年版〉(省エネルギーセンター)

(4) エネルギー管理士試験電気分野徹底研究(オーム社)  おすすめ!



■体験記

【平成18年度】
前年の電験三種合格を受けて、この年に電験二種とエネルギー管理士試験に挑戦しました。
(1)を中心に勉強したのですが、このころ仕事が多忙だったこともあり、ほとんど勉強はできませんでした。
ただ、この年は省エネ法の改正により電気と熱の資格区分がなくなった最初の試験だったため、法規だけは(2)を使用して集中的に勉強しました。
結果は課目1の法規のみの合格でした。
この年は省エネ法改正の最初の年だったためか、法規だけが非常に解きやすい内容で助けられました。

【平成19年度】
この年は(1)と(3)を使って勉強しました。
中心となったのは主に(3)の章末問題。
問題演習をすることで理解は増しましたが、この年の合格は課目2(電気の基礎)のみ。
他の課目はあと一歩でしたが不合格となり、次の年に再チャレンジすることになりました。

【平成20年度】
この年に合格しないと課目1の合格がなくなるので、背水の陣で臨みました。
この年使用した参考書は(4)1冊のみ。
この本は平成20年に出たのですが、正直もっと早く出てほしかったと思うくらい内容の良い本です。
ややコンパクトにまとまった本ですが、無駄なく必要なことは全て書いてあり、しかも非常にわかりやすいです。
細かなことで不明な点が出たときは電験三種の参考書で調べて解決しました。
結果として2課目とも合格することができ、ようやくエネルギー管理士試験に合格できました。

■実務経験について

エネルギー管理免状取得のためには試験合格だけでなく1年以上の実務経験が必要ですが、資格所得当時は私はまだ本格的な施設管理はしたことはありませんでした。
免状交付申請書に書いた実務内容は『事業所の電気照明の消灯管理』。
(職場のストップ温暖化の取り組みの一つとして2年間実際に続けていました。)
後日資源エネルギー庁から確認の電話がありましたが、これくらいの内容でも問題ないようです。

■感想

電験2.5種と呼ばれるように、電験三種の対策+αで対策可能です。
法規のみ電気事業法ではなく省エネ法の内容になりますが、あとは電気の基礎は理論、電気設備及び機器は電力+機械、電力応用は機械と電験の内容とほぼ同じです。
電験の違いというと、1問の中で複数の設問があり、電験より計算力が試されるといった感じでしょうか。
特に電力応用の選択問題は電験より掘り下げられた内容が問われるように思います。
ちなみに電力応用の選択問題は電気化学と照明を選択しました。
電気加熱と空調よりこちらの方が範囲が狭くいくらか解きやすいですし、傾向がはっきりしているので勉強しやすいと思います。

あと一度電卓を持っていくのを忘れた年がありましたが、この試験で電卓がないのは致命的に痛いです。
普通の四則演算でもややこしい計算が多いですし、何よりも平方根の計算は電卓なしではほぼ不可能に近いです。
この試験ほど電卓の重要性を感じた試験はありませんでした。