夫が適応障害になった二年前。
夫の母親、私の両親に相談した。
30歳の時にも夫はうつ病の様な症状を発症していた為、お義母さんは何か知ってるんじゃ無いか、いいアドバイスが貰えるんじゃないかと思った。
しかし、当時は既に実家を出ていた為詳しくは知らないと言われた。
アドバイスはしてくれたもの、既にこの病気について勉強していた私にはその答えが的外れだということは直ぐに分かった。
私の両親の考えもお義母さんと同じだった。
知識がない人が良かれと思ってこの病気の人にする事は、更に病状を悪化させる可能性がある。
そんな時、偶然にも昔一緒に働いていた10歳ほど年上の男性から連絡がきた。
その男性は私が18歳から24歳まで働いていた時に中途で入社してきた人だ。
一緒に仕事をしたのは1年間くらいだろうか。
結婚する前までは、1年に一回あるかないか私の行きたい所へ連れてってくれる不思議な存在だった。
こんな私になぜ優しくしてくれるのか。
そんな不思議な関係がかれこれ17年程続いている。
男性とは久しぶりの会話で話が弾んだ。
私が結婚して、子供が居ることも知っている。
男性が「最近どう?」と聞いてきて、夫の病気の事を話した。
男性は「じゃあ、どっか行こう」と私を連れ出してくれた。
子供の事、夫の事、全てを話した。
男性は「そっか」と言って、唯一のアドバイスをくれた。
「ママ友に相談してみたら」と…
それまでは、身近な人に夫の病気を相談していいのか分からなかった。
後ろ指を刺されそうで。
ただでさえ友人が少ないから。
人付き合いが苦手だから。
でも誰かに聞いて欲しかった。
そして私は一人のママ友に、夫の病気の事を相談した…