皆さま、遅ればせながら、
明けましておめでとうございます、と、
もはや恒例になってしまった挨拶をするつもが、
年明け早々、
皆が初詣で「今年も良い年でありますように」と願う中、
能登半島大震災が起きてしまいました。
被災地の方々への一刻も早い救援を願っていた矢先、
今度はその救援物資を届けるはずの海上保安部の輸送機が、
羽田空港で日航機と衝突して両機とも炎上してしまいました。
天災と大事故が、
ドミノ倒しのように連鎖的に起こってしまいました。
かつて墜落事故が起きたこともある日航機ですが、
今回の事故では、客室添乗員の方々のご活躍と、
極限の状態の中でも規律を守った乗客の方々との連携により、
日航機に乗っていた方々は全員無事に脱出しました。
海外からも賞賛の声が上がっています。
たた、海上保安部の乗組員の方々は、
6名中5名が亡くなられました。
被災地で亡くなられた方々同様、
ご冥福をお祈り申し上げます。
事故当時、
海保機は滑走路手前で停止するように指示されていたのに、
なぜ、滑走路に侵入して、そこで停止していたのかが、
疑問として残っています。
日航機のパイロットも、無事に着陸完了と思っていた矢先に、
進路上に海保機があったのは、全く想定外だったでしょう。
2024年は辰年で、十二支の中で唯一、
地上に存在しない生き物が干支になっています。
それ故、
考えもしてなかった出来事が起きやすい年でもあります。
自分達も、気を引き締めて、この一年を乗り切りたいですね。
残念ながら、明るい挨拶とはなりませんでしたが、
とりあえず、
本年もよろしくお願いいたします。