四月入り。今日は四日です。
実は二日の日からボチボチとiPhoneで書いていますので一向に進みません。
駄文にお付き合いください。
今年度の決意表明。
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2012年度のスタートです。
しばし、我がなすべきことを考えてみることにしました。
それは時代の節目に立っていると思うからです。
学ぶこと、考えること、このことがおろそかになる時代。風潮というものが刹那的になり、みなそれに流されていきやすくなっています。
大学が置かれている状況も同じです。時代の要請に答えるという題目のもとに、社会に組み込まれています。
使いものにならない若者は要らない、グローバルな時代に遅れるなという激しい声が産業界から聞こえてきます。
それに応えるのは大学の使命ですが、答えは一緒になって即応していくこととは違うように思います。
後戻りできない状況になる前に、風潮に流されず教育の現場、大学から発言して行くことがやはり必要なことではないでしょうか。
時代批評の精神を忘れた大学はみずからの存在の半身を捨て去っているように見えます。
今こそ時代に抗う勇気を持つべきで、過去の歴史に学んでいくならば、自ずと何をして、何をしないかがわかるはずです。
次代を担う若者を育てるために踏みとどまる大学があっていいと思うのです。しっかりと考える大学、哲学する大学にすること、これが今年の目標となりそうです。
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