「オバマ政権は銀行の言いなり」-何か日本の過去を見ているような論評ですね | SMART広報『蛙の目』

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Bloomberg/オバマ政権は銀行の言いなり - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

 金融危機の根っこにある不良債権を、すべてはっきりさせれば、国民の苦痛は深刻なものだったかもしれない。だがその苦痛は、いずれは訪れる性質のものだ。オバマ大統領としては、責任をすべてブッシュ前政権に押し付けられた。オバマ政権そのものは、無傷で済んだのである。

 だがオバマ政権の「戦略」は、とにかくお札を刷って、実質的には破(は)綻(たん)状態にあって、破産管財人に任せるか、清算すべき「死に体」のメガバンクを、延命することのようだ。この政策の最新版が、財務省の「官民投資プログラム(PPIP)」だ。

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そうやって結果がはっきりしないままに、ゾンビ銀行が迷走を続ける時間が長くなればなるほど、有権者はオバマ大統領の金融危機の処理のまずさに腹を立て、オバマ政権の権威は失墜する。

 オバマ大統領にとっては金融危機を加速させて、どのみち避けられない苦痛をさっさと終わらせることこそが、政治的利益にかなっている。決断を一日先送りにするごとに、危機の「底」から次の選挙までの期間が一日短くなってしまう。

 米国経済にとっても、オバマ大統領にとっても、残された時間はあまりに短い。(コラムニスト Jonathan Weil)

◇  Jonathan Weilはブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムは同氏自身の見解です。


読めば読むほどにアメリカの銀行救済もあれほど批判された日本の銀行救済と同じような感じですね。詳しくはわかりませんが、もたもたしているうちにじゃぶじゃぶお金が銀行に投入されるという構図は、あれほどスピーディにやる、日本を反面教師にといった話はどこにいったのかと思ってしまいます。

アメリカのお手並みを拝見ですが、そうこうしている間に、政府の介入を嫌がる銀行は、お金をもらうだけもらって黒字になったからとあっさりと規制を逃れようとしています。あれほど大変と言っていたシティグループが黒字というニュースがありましたね。

速報/米シティ、6四半期ぶり黒字転換 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

【ワシントン=渡辺浩生】経営再建中の米金融大手シティグループが17日発表した2009年1~3月期決算は、15億9300万ドル(約1500億円)の最終黒字となった。前年同期は51億1100万ドルの最終赤字だった。金融危機で経営危機に見舞われていたシティだが、07年7~9月期以来、6四半期ぶりに黒字転換を果たした。  政府は2月末、保有する優先株を普通株に転換することで、最大36%のシティ株を保有して公的管理下で経営再建を進める支援策を発表した。しかし、シティは今回、金融当局による財務検査(ストレステスト)終了まで、普通株転換の延期を求めた。


米金融大手:ウェルズ・ファーゴが黒字に転換 1~3月期 - 毎日jp(毎日新聞)

【ワシントン斉藤信宏】米金融大手モルガン・スタンレーは22日、09年1~3月期決算の純損益が1億7700万ドル(約173億円)の赤字だったと発表した。赤字は2四半期連続だが、08年9~11月期の22億9500万ドルに比べると赤字幅は大きく縮小した。ウェルズ・ファーゴは、09年1~3月期の純利益が30億5000万ドルと前期の赤字から黒字に転換したと発表した。  債券や商品などの市場取引による収入が大幅に増加したことが収益増につながった。保有資産を現在価値で算定する時価会計の適用基準が緩和されたことも業績を下支えした。  これで米金融大手の1~3月期決算が出そろったが、モルスタを除く各社は黒字に転換した。