10月11月、金融危機にあたり、外貨準備高の大きな日本と中国に世界の期待が集まりました。日本は結構大きな貢献をしたと思いますが、しかし、中国は「中国が経済成長することが世界経済のためになるという論理で、海外貢献より国内経済と言い切りました。
【このことを書いた私のブログ記事】
中国の貿易黒字、10月以降の動きが気になりますね。|蛙の目
実際には中国の経済はかなり悪化しているようです。急速な経済発展により、いわゆるセーフティネットの整備がありませんから、一旦没落すると悲惨な状況になります。
アメリカ向けのおもちゃ産業など壊滅的です。世界の工場から世界の市場へというくらいに勢いのいい時もありましたが、やはり外需頼み。中国の経済発展が世界に貢献するとすると、内需が刺激されてまさに中国が世界の市場となった時ですが、それに期待することはできそうにありません。
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中国市場と言われたのは、たとえば上記の本(JETRO・日本貿易振興機構発行)などが発行された2004年頃。
翻って日本を省みれば、やはり同じアジア民族のメンタリティを持っていますので、セーフティネットや再チャレンジの可能性に関しては中国と同じ。先進国として、もっと真剣に貧困の問題を考えなければ、次のステージにはいけません。
もちろん従来アジア的な互助の精神はあったと思います。ただ排他的な村意識ですので、それが身内や仲間うちの結束という悪しき組織をつくり安いのも事実です。今の日本の官僚機構などその典型です。
それはさておき、中国の利下げの意味するところ、そして今後の予測を注意深く見ていきましょう。
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中国のWTO加入と法整備
この問題は避けて通れないでしょう。
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中国郷鎮企業の民営化と日本企業
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悪夢
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