123億円をグーグルが払って和解。
>内訳は、著作権を管理する独立機関「Book Rights Registry」の設立費用として3000万ドル(約30億円)、無許可ですでに複写された書籍の著者および出版社に著作権料として4500万ドル(約 44億円)、残りが今回の訴訟費用の全額負担。
上の記事が正しければ訴訟費用が49億円かかったことになります。約2年間でそれだけの費用を使ったとするとほんとに驚きです。正に全面戦争だったわけですね。これは、後でもっと詳しく調べてみる価値がありそうですね。
これで膨大なデジタル・コンテンツを手に入れたGoogle。44億円分の著作権料がどのくらいの分量なのか、どのように査定したのか気になりますね。
今後、著作権料の基準をこの和解が決めるということにもなりますよね。
著作権を管理する独立機関「Book Rights Registry」が設立されれば、一旦グーグルにデジタルコンテンツ化され、ネット上の利用も、場合によってはデスクトップ上のファイルも検索されて、課金されるということになるかもしれません。
著作権料は入ってくるのでしょうが、著者も出版社もなんとなく、デジタル神に魂を売ったような感じがあるでしょう。そして、そう感じる人は、協会から抜けていくのでしょう。
それにしてもKnolの記事といい、この記事といい、なんとなくGoogleの野心のようなものが感じられるちょっと気になるニュースです。
今後も注目して行きましょう。