ノーべり賞受賞おめでとうございます。90年代の終わり、日本が「流動性の罠」にはまっているということを指摘。金利政策に影響を与えました。というより、インフレターゲット論で政治家によく利用される論文となりました。
Paul Krugman - Op-Ed Columnist - New York Times Blog ニューヨークタイムスのコラム集
流動性の罠 - Wikipedia
P. Krugman "Japan's Trap" Japanese
その後はブッシュの経済政策を批判。これについては池田信夫blogに痛切な批判があります。今回の受賞背景の読みも参考になると思いますので、リンクしておきます。
クルーグマンにスウェーデン銀行賞 - 池田信夫 blog
アメリカ嫌いのヨーロッパの意思表明だということです。そんな感じがしますね。クルーグマンは次期政権の経済顧問入りを当然狙っているでしょうし。
ノーベル賞の政治的な側面が出たということでしょうか。
■極東ブログで記事を見つけました!
極東ブログ: ポール・クルーグマン、ノーベル財団による経済学賞受賞ってことで
<さらに追記>
この問題は結構波紋を呼んでいるようですね。基本的には業績が認められたということのようです。
いくつか参考になるブログをリンクしておきます。
クルーグマンがノーベル賞を受賞したワケ(公式文書を翻訳したぜ) - Beyond Words
クルーグマンのノーベル経済学賞受賞に関する海外経済学者のコメント - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com
2008-10-14陳腐な解説とは? - Economics Lovers Live
そして、まとめは
ポール・クルーグマン祭リンク集(と池田信夫氏の批判について) - Baatarismの溜息通信