>シンガポール銀行大手DBSグループ系シンクタンクは、シンガポールがアジアの主要経済国で初めて、実質的な景気後退に入ったとの見方を示した。
アジアではじめてということですが、これから、ぞくぞく発表が続くと思われます。金融危機ではなく、実体経済が世界的景気後退に向かうということを示しています。アメリカビッグ3のひとつGMのCEOがアメリカ議会公聴会で「資金を支援してください。それがあればなんとかなります。」と頭を下げた場面がありましたが、あれがとても象徴的な場面でした。確か9月12日だったと思います。
これまでもあったのかもしれませんが、自由経済の下で経済活動をしてきた産業界が政府に融資を頭を下げてお願いしたわけで、リーマンのブラザーズのファルドCEOの証言以上に、私にはそれは大変印象深いシーンでした。
(AP=共同)
米議会、低利融資を承認へ GMなど向け、月内にも - 山陽新聞ニュース