アンタレスS(G3)注目馬
第1回特別登録は48頭。賞金的に上位だけでもなかなかのメンバーが揃いそう。
ニホンピロアワーズは、3月19日のダイオライト記念を勝利しての参戦。2走前のフェブラリーSは8着という着順ですが阪神1800mなら話は別。2013年のアンタレスSを2着、2012年のJCダートも勝っているのだからここでは実績上位の存在。父ホワイトマズル、母父アドマイヤベガの血統で、どちらかというとパワー型なので阪神は無難に走れる。ソロルは前走はマーチSで1着。この馬も阪神や中山の成績がよく、父はシンボリクリスエスという点で最適の舞台。スピード決着なら辛いですが時計がかかる展開なら圏内。ゴールスキーは前走はフェブラリーSで10着と惨敗しましたが、1400mの根岸Sでいい勝ち方をしました。小倉ですが1700mで勝っていることもあり距離は問題なく、脚を溜められて差しの展開になるかどうかが好走の鍵。クリノスターオーは、アルデバランSもマーチSも5着でしたが、条件戦を3連勝してきた馬。そろそろオープンでもクラス慣れも見込めるでしょうし、この馬も展開次第。単騎で逃げられたらという条件が付く。エアハリファはコーラルSを快勝。馬券圏内を外したのは2走前のポルックスSでの5着のみで14戦で13回は3着以内になっています。どちらかというと1400~1600mの方が決め手が活きますが1800mでも前残りの展開でなければ。エーシンビートロンは前走のコーラルS(1400m)でなかなかの粘りを見せて3着。今回は距離が伸び、さらにクリノスターオーとの兼ね合いもあるので前走よりは楽ではないはず。ベストウォーリアはフェブラリーSでもダークホースとして注目された馬。13着と惨敗しましたが、展開がはまれば巻き返しはありうる。アレキサンドライトSを勝ち、マーチSで6着と善戦したリアライズキボンヌ、名古屋GP2着⇒川崎記念3着⇒ダイオライトSで2着と地方交流レースで善戦してきたトウショウフリーク、穴だと展開次第ですが4着続きのセイカプリコーンなども穴めのところで面白そう。