［レース展望］
皐月賞、史上最高の大混戦を断つのは……
今年の皐月賞は実力馬が多いだけに史上稀にみる“大混戦”。そのようなレースでどのような展開がありうるか先行して一例をシミュレートしてみました。
中山競馬場の芝2000mは、まずは先行争いのあとに坂があり、前半のペースは落ち着く傾向があります。ということは大逃げもありえます。大逃げにならない場合は、よく実力馬が３コーナーあたりから「捲り」を決めるケースがありますが、今回はほとんどが実力馬なので、まず「捲り」はスタミナに自信がない馬では自殺行為になりえます。ほとんどの騎手がギリギリまで追い出しを我慢する展開が可能性が高いです。そうなると勝負どころでのキレ味が必要になる。
上記の展開でいえば、①逃げの残り目、②スタミナのある馬の早仕掛け、③ヨーイドンになった際のキレ味……などが予想のポイントになりそうです。また、このコースはやはり内枠が有利。枠順が決まっての有利不利の検討も重要です。
枠順を考えず、馬場や距離適性だけでいえば、トゥザワールド、ワンアンドオンリー、アデイインザライフなどの弥生賞組が経験があるだけに有利かもしれません。ちなみに、過去のデータでは勝率がスプリングＳ組がやや優勢、複勝率では弥生賞組が少し勝っています……。最終結論は、週末のメイン予想をご確認ください。
※［波乱キメ打ち特別予想］は荒れそうなレースをピックアップして荒れる前提で予想。10万～100万馬券を狙いうちします。
※毎週末は、メインレースのシミュレート予想を公開中！
※月～水は注目馬情報を公開！