マンサックからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
早速ですが、本日のお題は
ヴェルサイユで日本のロボットアニメ展
毎朝、フランス語の勉強を兼ねて、テレマタン(Télématin)という番組を拝見しています。
今朝、番組で紹介されていたのは、70〜80年代の日本のロボット展🔽
🔼この像は4.5m、インドネシア製作🔽
(画像をお借りしています)
バティスト・カイヨーBaptiste Caillaudさんが25年をかけて集めたという、ロボットアニメのパネルや300体のロボットやパッケージが展示されているそうです。
バティスト・カイヨーBaptiste Caillaudさん(右)、後で知ることに俳優さんだそうです。
フランスでは、マジンガーZの3シリーズ目、日本名「UFOロボ・グレンダイザー」が、フランス名ゴールドラック / Goldorakとして放映され、
「初めてフランスに来た日本アニメ」
「日本アニメの火付け役」
「ジャパンポップカルチャーの伝道師」
として、フランス人なら誰でも知っていて、45年経った今尚、絶大な人気があるとのこと。
当時のアニメとは一線を画し、ヨーロッパではアイデアさえなかったものが、日本からやって来たということに、かなりの衝撃が走ったのだとか。
教育上、暴力的過ぎるという理由から、親は見せたくないアニメとされる一方で、子どもからは熱狂的な人気を博した為、社会的な議論をも巻き起こしたそうです。
その記事と思われる、1949年から続く週刊誌パリマッチ/Paris Match 1979年1月19日の表紙を飾る、ゴールドラック🔽
(画像をお借りしています。)
フランスの楽天で165€(2万6千円強)の値がついていました。
一時期は年齢別視聴率若年部門で、70%を記録したというのですから、驚きです
展示会では、他にもキャプテンハーロック🔽
や鉄腕アトムなどの玩具も展示されているそうです。
展覧会は2024年2月5日まで🔽
私はちょっと遠方なので行けそうにありませんが、ご興味のある方はぜひ
詳しくはこちら🔽
エクスポジション・ジュエ・ろボ/Exposition jouets Robots
(日本語版の案内です。フランス人のみで作成されたと思われる案内ですが、日本人的に読みづらさを感じるフォントで、正直、ちょっと残念だなぁと思いました。)
日本では「鉄腕アトム」、「鉄人28号」が先駆けとなり、「マジンガーZ」で飛躍したと言われているロボットアニメの世界。
「マジンガーZ」も数年後に放映されたものの、「ゴールドラック」の人気が絶大だったせいで、新鮮味がなく、そこまでのヒットにはならなかったと言うのが、ちょっと面白いところ。
ちなみにアニメの主題歌は、オリジナル曲が使われているので、フランス人と知り合った時に、それぞれの言語で一緒に歌え、盛り上がれます
Goldorak/ゴールドラック(フランス語)🔽
グレンダイザー(日本語)🔽
鉄腕アトムもどうぞ🔽
アストろ・ル・プティ・ろボ
Astro Le Petit Robot
さて、今朝「ヴェルサイユで日本のロボット展」とテレビから聞こえてきた時、「あのヴェルサイユ宮殿で」と思った私。
でも、会場は宮殿内ではなく、ヴェルサイユ駅前、ヴェルサイユ宮殿からは車で約5分の所にある、エスパス・りショー Espase Richaud🔽
(画像をお借りしています)
十分立派な建物です
そう、ヴェルサイユは地名なんですよね。
今回、そう言えば、「ヴェルサイユ」はお城が先か、地名が先かと思って調べたら、ヴェルサイユとは「草がなく、よく耕された、何もない場所」という古いフランスの単語で、地名が先のようです。
というわけでまた。
最後はお祈りでお別れです
一人でも多くの方が、1日でも早く、平穏無事な日を送れるようになりますように
ではまた次回、A la prochaine !ア・ラ・プろシェンヌ!