*ヴェルサイユで日本のロボットアニメ展 | *Blay典子の世界日記*

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四半世紀のリゾート暮らしを卒業後、ディープなフランスで生活しています。父が他界した2004年から始めたスピリチュアルな学びや、浮世離れした日常から見えて来た世界、多文化の中で学んだ事、フランスの田舎暮らしなどなど、私の世界のお話を綴っています。

 マンサックからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。

 

ご縁をいただき、ありがとうございます。

 

早速ですが、本日のお題は

 

ヴェルサイユで日本のロボットアニメ展

 

 

毎朝、フランス語の勉強を兼ねて、テレマタン(Télématin)という番組を拝見しています。

 

今朝、番組で紹介されていたのは、70〜80年代の日本のロボット展🔽

 

 

🔼この像は4.5m、インドネシア製作🔽

 

(画像をお借りしています)

 

バティスト・カイヨーBaptiste Caillaudさんが25年をかけて集めたという、ロボットアニメのパネルや300体のロボットやパッケージが展示されているそうです。

 

 

バティスト・カイヨーBaptiste Caillaudさん(右)、後で知ることに俳優さんだそうです。

 

 

フランスでは、マジンガーZの3シリーズ目、日本名「UFOロボ・グレンダイザー」が、フランス名ゴールドラック / Goldorakとして放映され、

 

「初めてフランスに来た日本アニメ」

「日本アニメの火付け役」

「ジャパンポップカルチャーの伝道師」

 

として、フランス人なら誰でも知っていて、45年経った今尚、絶大な人気があるとのこと。

 

当時のアニメとは一線を画し、ヨーロッパではアイデアさえなかったものが、日本からやって来たということに、かなりの衝撃が走ったのだとか。

 

教育上、暴力的過ぎるという理由から、親は見せたくないアニメとされる一方で、子どもからは熱狂的な人気を博した為、社会的な議論をも巻き起こしたそうです。

 

その記事と思われる、1949年から続く週刊誌パリマッチ/Paris Match  1979年1月19日の表紙を飾る、ゴールドラック🔽

 

(画像をお借りしています。)

フランスの楽天で165€(2万6千円強)の値がついていました。

 

一時期は年齢別視聴率若年部門で、70%を記録したというのですから、驚きですポーン

 

展示会では、他にもキャプテンハーロック🔽

 

 

や鉄腕アトムなどの玩具も展示されているそうです。

 

展覧会は2024年2月5日まで🔽

 

 

私はちょっと遠方なので行けそうにありませんが、ご興味のある方はぜひ!!

 

詳しくはこちら🔽

 

 

エクスポジション・ジュエ・ろボ/Exposition jouets Robots

 

 

(日本語版の案内です。フランス人のみで作成されたと思われる案内ですが、日本人的に読みづらさを感じるフォントで、正直、ちょっと残念だなぁと思いました。)

 

 日本では「鉄腕アトム」、「鉄人28号」が先駆けとなり、「マジンガーZ」で飛躍したと言われているロボットアニメの世界。

 

「マジンガーZ」も数年後に放映されたものの、「ゴールドラック」の人気が絶大だったせいで、新鮮味がなく、そこまでのヒットにはならなかったと言うのが、ちょっと面白いところ。

 

ちなみにアニメの主題歌は、オリジナル曲が使われているので、フランス人と知り合った時に、それぞれの言語で一緒に歌え、盛り上がれます爆  笑

 

Goldorak/ゴールドラック(フランス語)🔽

 

 

グレンダイザー(日本語)🔽

 

 

鉄腕アトムもどうぞ🔽

 

アストろ・ル・プティ・ろボ 

Astro Le Petit Robot

 

 

 

 

 

 さて、今朝「ヴェルサイユで日本のロボット展」とテレビから聞こえてきた時、「あのヴェルサイユ宮殿ではてなマーク」と思った私。

 

でも、会場は宮殿内ではなく、ヴェルサイユ駅前、ヴェルサイユ宮殿からは車で約5分の所にある、エスパス・りショー Espase Richaud🔽

 

 

(画像をお借りしています)

十分立派な建物ですニヤニヤ

 

そう、ヴェルサイユは地名なんですよね。

 

今回、そう言えば、「ヴェルサイユ」はお城が先か、地名が先かと思って調べたら、ヴェルサイユとは「草がなく、よく耕された、何もない場所」という古いフランスの単語で、地名が先のようです。

 

というわけでまた。

 

最後はお祈りでお別れですお願い

 

一人でも多くの方が、1日でも早く、平穏無事な日を送れるようになりますようにお願い

 

 ではまた次回、A la prochaine !ア・ラ・プろシェンヌ!