*海外の友人の宗教事情 | *Blay典子の世界日記*

*Blay典子の世界日記*

四半世紀のリゾート暮らしを卒業後、ディープなフランスで生活しています。父が他界した2004年から始めたスピリチュアルな学びや、浮世離れした日常から見えて来た世界、多文化の中で学んだ事、フランスの田舎暮らしなどなど、私の世界のお話を綴っています。

 ごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。お読みいただき、ありがとうございます。

 

 日本では1年を通して、初詣、お彼岸、クリスマスなど、宗教を問わず、それぞれのイベントを楽しんでいます。一方で、宗教の話をするのは、タブーだと言われているように思います。

 

 私が働いていたクラブメッドは、お客様もスタッフも多国籍で、宗教も様々。宗教を聞かれることもよくあり、「特に何も・・・」と言うと、とても驚かれました。インドネシアでは、国で認められている宗教が、イスラム教、キリスト教(プロテスタント、カトリック)、ヒンドゥー教、仏教の5つあり、必ずどれかを選ばなければならないので、無宗教ではいられず、身分証明書にも明記されているそうです。またマレーシアのように、国の宗教がイスラム教という国もあって、海外では宗教の話をするのは、とても普通です。

 

 実家にはお墓があるので、強いて言うなら、私も仏教徒と言えるかもしれませんが、実際に仏教を学んだことはありません。クラブメッドに入るまで、宗教について考えた事もありませんでしたが、友人を通して、各宗教の様々な神事を、目の当たりにすることになりました。マレーシアやインドネシアでは、イスラム教徒のラマダン(約1ヶ月間、日の出から日没まで断食をする)、バリでは、ヒンドゥー教のニュピやガルンガンなどの様々な神事を経験し、また特別なイベントを別にしても、キリスト教の友人が毎食時にお祈りをしたり、教会に通ったりする姿を日常的に見てきました。そして、ある時、食事の席で、オーストラリア軍の神父をしていた方と出会いました。私には、軍隊と神父さんが結びつきませんでしたが、軍隊での礼拝、また殉職された方が出た時に、その方のご祈祷、並びに他の方のメンタルケアをする為にいらっしゃるとの話を聞きました。

 

 友人を通して知った宗教は、決して怪しいものではありませんでした。未だ特定の宗教に属していず、属す気もありませんが、宗教を通して、生死や人生について、幼い頃から触れるのは、決して悪くないと思いました。色々な宗教の神事を経験して、良い習慣だと思ったものについては、また折に触れシェアさせて頂きたいと思います。

 

 それではまた明日*Bonne journée !(ボン・ジョるネ!「素敵な1日を!」)

 

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