もう二度とmRNAワクチンは打ちたくなかったのですが、ドイツ政府の強行な証明書の変更で打つざるを得なくなってしまい、一昨日打ってきました。

 

 

過去2回に比べて副反応がエグくて、強烈な頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱、咳、くしゃみ、鼻水、疲労感に見舞われました。最新ワクチンだし今まで同様コロナワクチンは緊急承認されているので、長期間いろいろな人種でテストしたわけじゃないので、東洋人にどんな副反応を起こすかは考慮されていないんでしょうね。リスク覚悟で打つしかないのです。

 

 

ドイツでは10月1日から3回接種、もしくは2回接種と1回コロナにかかって回復した場合が「コロナワクチン接種を完了している」と認められるようになったので、今までの証明書では病院に通えなくなってしまったのです。ノババックスを打ちたいと去年はギリギリまで待って病院外来から追い出された身としては、現在認可を目指して治験中のノババックスを待つことは無意味だとわかっているし、今あるノババックスを3回目として打つのには健康上の理由がいるので、何人かの医師と話してやっぱりファイザー/バイオンテックワクチンを打つしかなかったです。

 

 

医師たちに日本での副反応によるだろう死者数と私や他の日本人女性たちに多く起こった副反応を言うと、100%の確率でびっくりされます。ドイツでは聞いたことのない副反応だから。今回ワクチンを打ってくれた女医さんは、副反応はコロナワクチンの統計をとっている機関に必ず報告するようにと言っていました。といっても、私一人が言ったところで欄外にも記載されないでしょうね。どの医師も「欧米人と東洋人の遺伝子の違い」が影響しているんじゃないかと言っていますし、こちらでいろいろな薬を飲んでみての経験からもそうなんだろうと思います。

 

 

前記副反応のほとんどは3日目にはなくなりました。前回同様、頭痛はしばらく続くかもしれません。私としてはmRNAワクチンがもっと改善されて人種関わりなく同様に使えるようになることを祈っています。実はバイオンテックはmRNAワクチンで多発性硬化症の症状を制御、改善するワクチン(ドイツ語ではワクチンと言っていましたが薬ってことですね)も作っています。去年ニュースで聞いたときにはまだマウスでの実験で立証されただけなので、これから人での治験が必要で完成は数年後じゃないかとのことでした。

 

 

私のように免疫抑制剤が意味をなさなくなったとされる患者を救う薬ができるといいのですが。

昨日の夜8時のニュース。

こちらのNHKのような局のドイツ中の人たちが一番視聴しているだろうニュースで、トップニュースが安倍さんの襲撃と逝去でした。

 

 

こちらは今日本から−7時間。昨日の朝9時半の理学療法で安倍さんのことを話すと、セラピストもすでに知っていました。襲撃されてすぐにテレビやラジオで伝えられるほど衝撃的な出来事だったのがわかります。

 

 

政治家を好きと思ったのはドイツの元首相アンゲラ・メルケル氏と安倍晋三元総理大臣だけです。彼は日本国内の人たちが思っているよりずっと、海外でも存在感と評価を受けている特別な政治家でした。日本を改革すると言いながら目立った成果が見られない政治家が多いけれど、彼は有言実行を目に見える形で行えた人でした。

 

 

一般の人と接する時にやさしくフランクな人で、どんな悪い状況でも奥様を守った。そんな政治家であるより先に人間としての態度が素晴らしいと尊敬できる点で、メルケルさんと安倍さんは共通点がある気がします。トップに立ちながら上から見下ろす態度で威嚇などしない人。どんな世界でもそうした人ほど実力が伴っている気がします。

 

 

日本の警察の警備はあくまで刃物で襲ってくる人を想定しているのでしょうね。日本の報道で取り上げられている映像以外に、はっきりと一発目、二発目が写っている映像がYoutubeに上がっていて、SPの一人は安倍さんをかばいに向かっていてあと1秒早ければ、という場面が見られました。でも、あとの人たちはひたすら犯人を押え込むことに必死になっている。

 

 

彼は亡くなる時まで変わらなければいけない日本の古い考えの変革を、その身で示したことになるのかもしれません。時代が変わったのだと。でも、理解に苦しむ理不尽で悲しすぎる亡くなり方。その損失はあまりにも大きい。

 

 

政治家の死で2日間も落ち込んで涙する日が来るとは思ってもいませんでした。つい先日のドイツでのG7で岸田首相が存在感がすごく薄くて、こちらでもなんら触れられていなかったのを見たとき「安倍さんだったらなあ...」と思っていました。こんな形で日本人がドイツで多く取り上げられるなんて、本当に辛いです。

 

 

ただただご冥福をお祈りします。

 

 

昨日の8時のニュース↓

 


 

 

 

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ショルツ首相のウクライナ訪問の直前に、ロシアがドイツへのガス供給を一気に60%減らすという対抗策を取りました。そのために夏だというのにガス危機が起こりつつあります。

 

 

私の住まいは自分が消費するものの中にガスは入っていませんが、暖房に使われているお湯がどこでどう沸かされているのかわからないので、節約しなければならないのは変わりません。ドイツは夏でも気温が下がれば暖房が入ることがあり、今までは外気の温度に合わせて自動的に暖房が入っていたのですが、今後はもしかしたら大家の方で送ってくる水温を低めに設定したり以前より2、3度低い外気にならないと暖房を入れてくれない可能性もあります。

 

 

幸い、上階に南向きの住まいなので暖房が入らなくても私は我慢できるでしょうが、インコたちの温度管理が問題になるかもしれません。日本のように周りが覆われたひよこ電球やケージを効率よく温められるペットヒーターがないので、転用から触ると熱い電球を吊るしたりしなければならなくなりそうです。

 

 

もともと脱原発を掲げて光熱費が異常に上がり、食品も他の商品もひどいインフレになっているのですが、ガス不足のせいでこれから更にそれがひどくなるとなると、もう生活保護受給者や低所得者は食べるのにも困ることになるでしょう。果物や野菜もひどい値上がりで、最近見た統計では果物全体的に去年の1.5倍の価格になっているそうです。でも、去年もすでに高くなっていたから数年前に比べたら食費にかける金額が跳ね上がっています。

 

 

ウクライナを応援する気持ちは変わりなく、ドイツも他のヨーロッパの国々も一緒にロシアに対して戦っているのがわかります。でも、食べるのにも困る状態になっている人たちにはもっと政府の支援が必要で、支援されても一回のみいくら支給するという形なので焼け石に水です。最低時給は年内に2段階上げるらしいですが、働けない人たちへのケアがあまりにも足りないと思います。

 

 

今月から3ヶ月、一般的な交通機関が1ヶ月9ユーロで乗り放題になるチケットが販売され、それを使って観光地に向かう人達で長距離電車が混み合う事態になっています。コロナの感染者が夏だというのに日に1万人以上という酷さ。それでも一度緩めた規制を暑い季節に強めることはできずにマスク着用義務は交通機関の中ぐらい。ひどい混乱状態です。

 

 

そんな中、今日も私は一人、マスクを付けて口だけサウナに曇りがちなサングラスで人混みの中を歩き、9ユーロチケット活用で新鮮で高すぎない食品が手に入るスーパーへ向かいます。6月でもう30度を超える日がある異常気象で、心身の打撃が大きいです。

 

10日ほど前に2016年の発症時以来となる回転性の目眩で吐きそうになりました。(再発無しで悪化する二次性進行型と診断されています)

実はあらゆる症状が急速に悪化したので、その数日前に神経科に行って簡単な検査を受け、すぐに7月まで4種類ぐらいの検査予約をした数日後に目眩が起きました。自分で診療所を探さなければならないMRI検査の予約もまだしていませんでした。

 

 

ドイツの医療システムでは、急患や手術、特定の治療を除いてはなかなか病院で診察を受けられません。私がうまく病院の外来に通えるようになった科は、なんらかの事情で入院時に病棟からそのまま送ってもらったか新たな問題で交渉して入り込んだ科で、神経科は病棟から診療所(その病院に以前勤務していた医師の)を紹介してもらって通っています。病院にMS外来があるにも関わらずです。

 

 

こんな事情で再発らしいと思っても、3日もあれば終わる検査を7月までかかって受けなければならないのです。ただ、この回転性の目眩は深刻なのでその場で救急車を呼んで病院に運んでもらい、そのまま最低MRIを受けた方がいいのですが、今回は一晩なんとか眠って収まったので独断ですが自宅療養中です。

 

 

入院すれば3日間のステロイド点滴と他の検査を1週間ぐらいで終わらせ、あまり歩けない状態でも追い出されるか別の長期入院が可能な科に移るかし、少し回復したところでリハビリクリニックへという流れになりますが、インコのことを考えると避けたい。通院でステロイドもありえるけれど、私には合わないかも。

 

 

今の状態は発症時と似ていて、目眩の後に腰から下に力が入らず靴をはいて歩くのがなかなかつらいです。足がうまく持ち上がらない。半分回転性というような目眩もあります。神経科の診療所に急患扱いで再診すればそのまま病棟に送られるかもしれないので、すでに先週インコたちのお世話をしてくれる人と話して委任状を作りました。

 

 

藍は室温が26度あった昨日、暖房機につながる配管の上に乗ってウトウトしていました。お湯の通っている配管は触るとかなり熱いのですが、換羽期の影響もあって体調があまり良くないようです。そろそろ年に一回の詳しい検査と抗菌剤の治療が必要かも。それ以外は元気すぎるぐらいで、『藍カイジュウ』と言う別名そのものに遊びもするのですが。

上矢印紫苑に突進してくる顔がもう怪獣そのもの、ガメラみたい左矢印昭和な話題カメ

 

 

いつもお世話になっている鳥類専門の診療所には、往復1時間半ほどかけて電車で行かなければならず、今の私の体調では電車移動に耐えられるかも不明。もしインコシッターさんかその知り合いで私のアパートまで毎日来てくれる人がいない場合、知り合いではない預かってもらえるシッターさんも見つかるのですが、藍が温度変化に弱いので診療所に預かってもらうことになり出費もすごいことに...。

 

 

もう一羽お迎えはやっぱり難しいのかな...泣オカメインコセキセイインコ青セキセイインコ黄鳥ヒヨコヒヨコ

っていうか、やっぱり神経科に行かないとだめっぽい...。

 

 

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ところで皆さん、アメブロにPCから自撮りのビデオをアップできるようにして欲しいと思いませんか

 

 

と遅くてバグってばかりのスマホアプリから初の動画投稿して、やっぱりもうしたくないと文句

タラタラで始まってしまいました。

 

 

 

本題です。

もともと上下関係が強かった我が家の息子たち藍と紫苑の関係が、最近はますますひどくなってきました。

 

 

藍が紫苑に吐き戻しをしてベタベタしたがるくせに、何かといじわるをしてきます。紫苑が餌を食べていても追い払うし、おもちゃなんて横取りは当たり前。私が怒っても少し反省する素振りを見せるだけで、態度を改めることはありません。

 

 

下記の動画は今年の1月に撮ったものですが、この頃は新しい餌を手のひらに乗せるとあまり喧嘩をせずに分け合って食べてくれていました。今はいつものごとく藍が紫苑に蹴りを入れるので難しく、出来るだけ紫苑だけ私の手の上で安心して遊んだりおやつを食べたりできるように世話を焼いています。

(実は最近ストレスがMaxを越えたせいかMSの症状悪化がひどくなり、こんなふうに片手に2羽を乗せて長く手を上げていることが出来なくなりました泣くうさぎ

 

 

時々インコ動画を見せたりするのですが、紫苑はものすごい勢いでスマホに飛び乗ってきます。大きな声を出しながら他のインコを探し回ります。そんな様子を見ていて、彼は味方してくれる仲良くしてくれる仲間が欲しくてたまらないのだと思います。
 
 
私はゆっくりながらできないことが多くなって行っている。ケージの定期的な掃除も大変になってきて、コロナの状態が少し落ち着いたのでケージ専用のお掃除の人を探そうかと思っているぐらいです。(日本とはケージの大きさもお掃除の仕方も違って、かなり手の力がいるのです。)そんな状態でもう一羽飼えるのか、ずっと考えています。
 
 
アパートでの雛の飼育と騒音は無理と諦めているので、またオスを飼うことになります。まったく違う種類のインコを飼うことも考えているのですが、ウロコインコを飼うことに決めるまでに飼育環境や自分の体のこと、寿命などいろいろ考え抜いて決めたので、他の種類のインコだと対応しきれるか不安もあります。そうかと言ってウロコインコをもう一羽飼っても、藍のようないじわるな子が来てしまったらどうしようかの不安もあります。どんな子でも私の愛情は変わらないのですが、紫苑にも藍にも良い仲間になって欲しい。
 
 
本当は発情がなかなか止まない藍と彼の病気を考えると、メスを探して紫苑より短くなるかもしれない人生を幸せにしたいと思うのですが、これもメスだったらなんでもいいわけでもなくインコ同士にも相性がある。私がメスだったら、頭が良くても意地悪な藍とビビリで行動力に劣る紫苑とどちらがいいのか...
 
悩む〜
 
 
コロナの不景気の影響で今の時期でもウロコインコは買えるのですが、ワキコガネではない一回り小さいインコのメスとかもいいかもと、考えが二転三転しています。日本語だとウロコインコでもこちらでは別の種類に分けられるインコがいろいろいます。オス三羽だと室内の破壊が更に進む気が...
 
はぁ〜悩む〜
 


右が藍(アスペルギルス症)、左が紫苑

かなり壊れかけているスマホで撮影のため、本来のきれいな羽の色はまったく写っていません

 

 

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ドイツ語で買い溜めに走ることをなぜか『ハムスター買い(Hamsterkauf)』と言います。

どうしてこういうようになったか調べてはいませんが、ハムスターが今食べるものだけでなくできるだけ多くのものをほっぺたに詰め込む感じかな。

 

 

ウクライナの戦争で、ロシアとウクライナからの輸入に頼っていた食べ物の買い溜め(買い占め)が起こっています。小麦、それを原料にするパスタ、植物油、お米などで、随分前からスーパーの棚の一部がポッカリ空いてしまっているところがあって、最近ではそこに「今必要な分だけ購入」とか「家庭で必要な分だけ」(転売して稼ぐ人がいるから)の張り紙がしてあったりします。

 

 

ちょうどオリーブオイルがなくなりそうだったので、いつもと違いもっと大きなスーパーに行ったのですが、もうオイルというオイルがすべて売り切れでびっくりしました。さすがにイタリア産のオリーブオイルは手に入るのですが、それもかなり減っていたので他のオイルを買えなかった人が買っているのかな。

 

 

私は料理にはオリーブオイルしか使わないことが多いのでオイルはとりあえずOK。小麦粉は炎症を起こす食品なので出来るだけ避けていて、パンもパスタもディンケルという別の麦の粉で作られたものやとうもろこしで作られたものを買っています。今のところディンケル粉のパンは値上がりも大きくなく手に入っていて、いつも買っていたとうもろこしパスタは1ヶ月前ぐらいから見かけていません。とうもろこしはウクライナからの輸入が多いらしいです。

 

 

お米に関してはEU産の日本米とかバスマティやヤスミンライスが手に入るので、種類を問わなければ困らないと思います。お米が主食の国に生まれて良かったと、今ほど思うことはないです。知人はマスタードを買い溜めしたそうで、原料がウクライナから来るとのこと。

 

 

自分の食料の心配よりもインコのシードがどうなるかな。主食としているシードミックスの中身にウクライナ産のものがあったら、影響が出るかもしれません。単品の雑穀はドイツかフランス製を買っていますが。ドイツではシードが主体でペレットについては目にしたことも聞いたこともほとんどありません。ネットで探せばいろいろ見つかるのですが、私がたまに行くペットショップのチェーン店では置いていないんじゃないかと思います。ショップが小さいせいもあるのですが、たぶん問い合わせもないんでしょうね。

 

 

今の所、大きな袋の餌が2種類買ってあるのでしばらく問題ないのですが、野菜や果物をもっと与えていいと鳥類専門の獣医に言われていたので、これを機に朝食はそういうもので置き換えるようにしてもいいかもしれません。毎日、食事の40%ぐらいは野菜や果物を与えると言うブリーダーもいるし、日本よりはインコやオウムに自然なものを多く与える傾向があるようです。なるべくそれぞれの生き物の生態に合わせて飼うように、という理念に基づいているからでしょう。

 

 

こちらでは普通のニュースで遺体が映るので、一日に2回、遺体を目にし治療を受けられずに泣き叫ぶ赤ちゃんを見たときには、病院に駆け込もうと思うほど不安定な気持ちになり涙が止まらなくなりました。ウクライナから逃げてきた人たちを直接目にする機会も増え、辛くてたまらなくなります。

どうか、早く戦争が終わりますように。

 

 

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ずっとインコたちのことを書こうと思っていたのですが、スマホがほぼ壊れてIphoneの値段が下がるのを待っていて(旧モデルでもドイツではなかなか値段が下がらない+19%の消費税が重い)ブログから遠のいていました。他にも先月ぐらいまでは頭を悩ませる手続き等で余裕がなかったのですが。そんな時にヨーロッパの戦争が始まりました。

 

 

ドイツはいくつもの国に隣接していますが、北東部に長い国境を持つのがポーランド。そしてウクライナはその隣です。ウクライナの国境まではドイツから車で同日着の距離です。それゆえドイツから物資を届ける人たちがすぐに動き出し、逃げてきた人を乗せてそのままドイツまで連れてくる人たちもいます。ロシア、ウクライナ系のドイツ住民も多く住んでいるドイツですが、こと人道に関わることとなるとドイツ人たちも即座に動き出します。政府もやっとプーチンの狂いっぷりが尋常でないのを理解し、今までにない対応を取り始めました。

 

 

日本と同じような世界大戦後の立場から、当初はウクライナにヘルメットぐらいしか届けず、戦争が始まってからようやく武器の輸出や自国の軍隊の強化に乗り出しました。未だに以前のようにそれらに反対する政党やロシア寄りのはっきりいってナチ崇拝者のような沈黙を続ける政党もあります。でも、さすがに今日のニュースを耳にしたらドイツ中の人が焦り始めるでしょう。

 

 

ウクライナにあるヨーロッパ一大きい原発をロシアが攻撃したのです。火を使った攻撃をするなんて、明らかに破壊を目論んでいます。破壊されればどうなるか...チェルノブイリや福島どころではない核による殺人が起こります。今度は一箇所ではなくこのままではウクライナ中の原発が破壊されかねません。原発事故が起こればロシアにとっても恐ろしい結果を招くのに、それさえも考えずに攻撃をするロシア。

 

 

プーチンの表情や話し方から神経系の病気ではないかと言われていますが、私も戦争が始まる少し前からの映像を見てあまりの豹変ぶりに恐怖を感じていました。この人を止められる人は最終的にはロシアの反政府、今のプーチンに異論を唱える人たちなのかもしれません。でも、各施設への攻撃、もしくは核爆弾での攻撃が起これば明らかに世界中が戦争に巻き込まれます。

 

 

反政府指導者のナワリヌイ氏は毒殺されかけた時にドイツ、ベルリンの大学病院で命を救われました。キエフ市長のヴィタリ・クリチコ氏とその弟ウラジミール・クリチコ氏はボクシングの世界チャンピオンだった人たちですが、ドイツに住んでいたのでドイツ語が流暢です。ウラジミール氏は戦争が始まってから故郷のキエフに戻り、兄弟で最後まで戦うと誓っています。先日のインタビューで市長は5人射殺したと言っていました。一昨日ぐらいまではドイツの放送局の特派員もキエフに残っていましたが、今はさすがに危ないと脱出しています。

 

 

日本よりも直接的な情報が多く入ってくるので、もうさっき見たクリチコ兄弟のインタビューなんて悲しくてたまらなくなります。いくら彼らが助けを求めても次の瞬間には彼らは殺されてしまうかもしれない。それをわかっていて最後まで故郷に残ると。他の多くのウクライナ人男性たちも海外に住んでいる人までも故郷に帰り参戦しています。なんて勇敢で強い人達なのかと思います。でも、彼らは自国を守り、女性や子供を守っているのでそうせざるを得ないし逃げない。だからよけいに応援したくなります。

 

 

私、昨日まではドイツにも戦火が及ぶのではとか、ただでさえ脱原子力で電気代が上がったのにパイプラインがなくなったので払えないほどの電気代になるとか不安になっていたのですが、今はもう核で次の瞬間にも死ななければならないのかもと恐怖が押し寄せてきました。少なくとも私のドイツでの唯一の家族のインコたちは、そうなれば早くに命を落とすでしょう。MSの進行を遅らせる治療を受ける意味さえないのではと考え初めてしまった。

 

 

今日は精神科医が戦争の情報が子供たちに及ぼす精神衛生についてアドバイスしている映像を見ましたが、もう大人もですよね。私も情報を見すぎないようにと思い始めているのですが、唯一見るドイツの番組がこちらのNHKのような2つの放送局のニュースとレポートなので、避けようもないし核のことになったら見ないのも怖い。とにかくインコたちと過ごす一分一秒を有り難く大切に、この子達が少しでも幸せであるようにと願うばかりです。

 

 

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こちらドイツはまだ大晦日の21時です。

 

新年になると同時に打ち上げられる恒例の花火は今年も控えめです。都市としては人が集まることを避けるために行われず、個人にも花火の販売が禁止されましたので。

 

毎年ロケット花火が屋根に着火して家事になったり、花火で火傷や怪我をしたりする人が救急に運び込まれるのを減らし、コロナ患者でひっ迫している病院に負担をかけないとの狙いだそうです。

 

 

本年もブログをお読みいただきありがとうございました。

来る年もよろしくお願いいたします。

 

徐々にでもコロナが終息に向いますように。

皆さんにとっても良い一年となりますようお祈りいたします。

 
 

corona-maske-pinguine-glueckliches-jahr-0009_2022.gif von 123gif.de

 

 

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一昨日、いつも通う病院の理学療法士から

 

「来週からあなたはセラピーを受けられなくなると思う。今日、上司が急に2G(コロナワクチン接種済み、完治した)システムを導入すると言い始めたから。私達も今日からはFFP2マスク(N95マスク)をつけるように言われた。」

 

と急に告げられました。

そして、来週どころではなく即日2Gに移行したのでした。

 

 

一昨日までは患者はFFP2、病院関係者はOPマスク(医療で使われる薄い使い捨てマスク)をつけていて、患者には簡易テストさえも求めていなかったというのに。しかも

 

病院関係者でも接種の義務化はないです!!

(少なくとも一昨日までなかった→今から接種を始めても2Gによって追い出される→清掃業者とか病院と取引している人たちもいきなり追い出されるのかも)

 

 

おかげで私は年内の予約はすべてキャンセルとなりました。ドイツでよく耳にするのは

 

 

医療機関が患者を拒むことはできない(あってはならない)

 

という言葉で、私が通う病院もそう言って救急にはそんな必要もない軽症の人が押し寄せているし、酔っ払ったホームレスが隣のベットにいたこともあるのに、ずっと通院している患者をいきなり診療拒否って許されることじゃない! テストを導入すればいいじゃないか。病院の従業員はそれすらも定期的に行って来なかったんだよ!

 

 

政府の対応が遅く、今持って人混みのある店が立ち並ぶ道などへのマスクの義務化をせず、レストランやカフェでは室内は3G(接種済み、完治した、簡易テスト済み)で、外の席では制限なしだったのは大きな原因だと思うのですが、どうしてもロックダウンをしたくない意地から患者が急増したのでした。いや、一番の間違いは一人ひとりの自覚のなさが一番の原因でしょう。

 

 

夏に患者数が減るのは自然の摂理なのに、多くの人がコロナが死滅したかのようにマスクなしであらゆるところで過ごして、その流れで暖房が入る季節になっても何も手を打たなかったのですよね。少し前までは予防接種を受けない人が多すぎてそのせいで患者が増えたと非難するばかりで、接種しても感染する可能性があることには言及していなかった。先週ぐらいまではまだ人権に配慮して、「接種するかしないかは個人の自由で強制はできない」と言っていたのに。

 

 

エルゴセラピー(作業療法)は診療所で受けていて、昨日セラピストと話したら

 

 

「病院が患者を追い出すなんて許されない! 自分たちは接種するかしないか選べたのに。」

 

「あなたが誰よりも衛生に気を配っていて、いつもマスクをつけて他の人から距離をとっているのは知っているし、上(役所とか)が3Gとか2Gとか言ってきても、私は患者を拒否しないしあなたには絶対そんなことしない。」

 

「政治家の患者さんがいるし市長と知り合いだから話してみる。」

 

「ジャーナリストに言って、拡散してもらおうか。」

 

 

とか、言い出しています。でも、私はいわゆるQuerdenkerと呼ばれるドイツのコロナ政策に人権をたてにとってマスクなしで反対運動するような人とは違うので、ジャーナリストに拡散してもらうとかするつもりもないのです。2局のHPに意見を書き込むとかで拡散もできるんだけどね。

 

 

ワクチンで何人亡くなったとか、重篤な副反応の例とかこちらのNHKにあたる2局も一切報道しないんですもの。ドイツって、事実は事実ではっきり言う文化の国なのに、なんでこんなにひどいのか。私のようなネットリサーチができる人間だと、地方紙/放送局が伝えた死者数とか情報とか把握できるんですが、ドイツではネットできない人も多い。というか、ニュースでさえ見ることなく生きている人がたくさんいます。

 

 

日本の情報を聞いているし、血縁者で免疫疾患の者がいてモデルナでアレルギー症状が出て2回目接種できなかったりして、それでNovavaxの従来どおりの方法で作られたワクチンが認可されるのを待っていたのです。日本だってこれを3回目接種に使うかもしれないと聞いている。EUもドイツも購入契約はとうの昔に結んでいるのに、たぶんファイザーとUS政府の癒着のせいでUSでも認可が先延ばしになり、EUでも9月下旬という当初の予定より遅れているのです。製薬会社も価格の安さと保管の簡単さから、経済力の弱い国から導入し始めている。

 

 

自由にワクチンの種類を選ぶのは難しいけれど、私の住んでいる地域とホームドクターとかだったらある程度選べる。というか、今は完全に選べるようになっています。だから、今までがんばってきたのに...。

 

 

たぶん、2Gは人権を無視したとして裁判を起こす人たちが出てくると思うのですが、再導入されることになった無料の簡易テストもあくまで2Gに含まれる人たちが感染していないか調べるのに使われるべきということらしいです。

 

 

このまま2Gがあらゆる場所に波及していくと思うので、インコたちが治療を受ける診療所にも導入されてしまうと本末転倒になってしまう。万が一、ワクチンの副反応がひどくてインコたちと暮らせなくなったらと恐れて今まで受けていなかったけれど、インコたちが診療拒否されるようなことは絶対にだめなので、ファイザー/バイオンテックを年内に2回接種するしかないと思います。幸い、すぐにでも接種できる場所も見つかっているので。

 

 

何事もなく済むことを祈るしかできません。接種が受けられる国にいるいることに、感謝です。

 

 

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もう、イヤ〜ッむかっメラメラドンッパンチ!

 

 

物価がどんどん上がっているのは、食品を買うだけでわかる。ここ数年で呆れるほど上がっているのです。

 

 

ひどい場合は新発売の商品が数カ月後にもう値上がりしている! 

レジで払う金額の桁が変わったのはもう2年ぐらい前からですが、今度は理学療法、作業療法の請求書の額も桁が変わりそうになっています。作業療法士いわく、更に上る予定だとか。

 

 

コロナの影響はもちろんあるのですが、身近なところではそれ以前から例えば医療従事者たちの給与が低すぎるのであちこちでデモがあって、去年ぐらいから少なくともセラピスト(療法士)の給与は上がったんですね。それを患者にも負担させようという考えなんでしょうが、あまりにも上がり方がエグすぎる。新しい請求書を見た時に、何かの間違いかと思いましたよ。たぶん来年には去年までの2倍かな...えーん

 

 

貧乏人は更に極貧に落とされる。コロナ禍ですべてが狂ってしまったように見えます。物価上昇に伴い生活保護が月額3ユーロ増やされるニュースを聞いて、アホじゃないかと思いましたよ。それで誰が潤うんだろう。

 

 

FFP2マスク(N95マスク)の着用が義務化された時も、買えない人がたくさんいるんじゃないかと思いましたが、ある時に政府が買った中国製マスクでEUの規定を満たさないものを生活保護者やホームレスにあげるという話が出て、弱者は在庫処分の対象なのかと全国から怒りの声が。健康相の人格がはっきり見えました。何があっても給与に問題がない人にとっては、弱者は虫けらみたいなものなのでしょうね。

 

 

電気もガスもガソリンも、上がる一方なのに環境のために脱原発を目指すドイツ。多少、額が上がるぐらいならドイツ人がよく口にする『Solidarität(連帯)』の思想で乗り切れるけれど、コロナが収まらなければ収入が追いつかない人が多すぎてどうにもならない。私みたいな難病患者、年金生活者には割引料金とか作って欲しいものです。思わず小さなソーラーパネルとパワーバンクを買いました。

 

 

インコたちのおもちゃは、もうがんばって手作りしようと思っても材料が高い。日本の100円ショップ、本当にうらやましいです。この子たち、本当に飽きっぽい! 

紫苑は藍にいじめられて辛いからか、仲間が欲しいみたい。あー、どうしよう。自分の体のことも心配だけれど、もう1、2羽飼う余裕が経済的にも辛い。せめてこの子たちの生活環境はキープできるよう、ママはなんとか頑張るよ。

 

 

爪切りさえも高すぎて、鳥クリニックにも行くのを躊躇...嫌われる覚悟で頑張るか...

 

 

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