16日と17日各二公演、計4回観て来ました。
本気でノープランだったのか、各回共ぐだぐだでしたが、ゆるくていい感じでした。

伊坂さんの物凄いはしゃぎっぷりとか、ながやんの生き生きしたアカペラとか、オサムちゃんのエンターテイナーっぷり(一番無茶ぶりされてたけどほぼ全てに体を張って答えていた!)とか、栄基さんの黒い人(笑)疑惑とか、倉さんが意外なほどベビーフェイスの可愛い人だったりとか、姫のロー(?)テンションとかいろいろ楽しかったです。
特に至近距離だったり始解してたりサプライズ出演だったりしてなおやんを堪能できたので大満足。
幸せエネルギーを充電させてもらいました!

そして何より『卍解Show Code:003』ありがとう!
続編も期待していいですか!?
最終的な出演者さんは気になるけど、たーのーしーみー(≧∇≦)
できる限り通うぜ!
5/6大楽観劇。

思考を映像化する装置の実験中に起こった落雷により夢の世界に落ちてしまったソラオ。
夢の世界から脱出するため彼の冒険が始まる。
----------------

急速に拡大し、ねじれながらジャンプしてループした世界がぐーっと収束して小さな結晶になるみたいな舞台でした。

やっぱりシャトナーさんの紡ぐ物語が大好き。そしてその圧倒的な質量を演じきった役者さん達に心からの敬意を。
特に主演の早田さんのエネルギーは凄い。ほとんど出ずっぱりなのに、最後までぐいぐい引っ張られました。

映像や派手な照明効果はなくて、セットも真ん中の平台と直方体の金属枠4個だけといたってシンプル。
言葉と演技でないはずのものをあると感じさせるこの方法が凄く好き。

以下ネタバレを含みます。






前日にみた『少年アリスの時間割』と近い物語だなあと思いました。
アリスは「他者が作った物語に迷い込む」のに対し、ソラオはあくまで「自分の夢(無意識の思考)の世界にとじこめられる」という違いはありますが。

DVD化は無理だろうなというくらい版権コネタが多いのも久しぶり。コネタに振り回されてはいかんのですが、それすら伏線じみているので侮れない(笑)

小嶋さん、面白い!
小柄なのにパワーがあり、今後また舞台でぜひお目にかかりたい。

岩永さん、リミッター外れたところがみたい。
バタエフェでTVの人かと思ってましたが、なかなかどうして仕掛ける人でした。

ハギーさん、悪い人似合う(笑)
いい意味でリミッター外れて来てて大注目。
豪快に傘を壊してましたが、大丈夫だったのでしょうか?

やっぱり殿が大好き。
えん魔さんも早田さんも小嶋さんも岩永さんもハギーさんもくんじさんも皆好きですが、私の中でやっぱり殿は別格らしいです。
求心力というか存在に力があるというか…。

大きい劇場向きではないですが、今回のコヤはいくらなんでも狭くて大変そうなのでもう少し広いところでぜひ再演してほしいです!
5/4マチネ観劇。

行ってきました、自由劇場。
ロングランの終わりの方になったらもう一度みたいとは思いますが、「感動した!」と言うよりは「考えてしまう」と言うのが私の感想です。
もし行くならしっかり事前知識を入れて覚悟して行った方がいいと思います。

以下長い上にネタバレを含みますのでご注意を。






ハンドマイクを使う演出が面白い。
最近、歌やダンスを織り込んだミュージカルよりのストレートプレイをよく見かけますが、その逆でストレートプレイよりのミュージカルという感じ。

「性」に関してかなり直球な演出がされています。それでもブロードウェイ版よりマイルドになっていると聞きましたが。
一幕の時はそこまでやるかと思いましたが、思い返してみるとこういう演出もありかなと思います。

教師によるいじめ(?)、自殺、望まない妊娠、性的虐待、同性愛(厳密にいうとバイセクシャル?)と一つでも難しい問題がさらっと出てきました。
大人から頭ごなしに押し込められるとかそういう点では共感できたけど、これらを含めて思春期にぶつかる悩みというくくりにするのはちょっとディープすぎる思います。
それとも今はこういう問題って珍しくないって事なんでしょうか?

役者さんについては、よくも悪くも四季の役者さんだなあって感じ。上手いと言えば上手いんだけど、小劇場系の上手い役者から感じる求心力みたいなものは感じなかったです…。
特筆したいのは金平イルゼと大人達。彼らによって全体が引き締められているように感じました。
回を重ねればまた変わってくると思うので今後に期待します。

以下さらに激しくネタバレというかぶっちゃけてます。











メルヒオールとべンドラの話がしっくり来ない上に、個々の問題は提示されるだけで解決はしない(?)ため、全体がはっきり言ってよくわからない。
ミュージカルだから音数に納めるために意訳されるのは仕方ないんだけど、それにしてもなんとかならなかったのかしら?それとももとからこんな感じなの?

特にラストが意味不明。
自分が原因でないとはいえ友達が自殺している上に、恋人も死んでしまった(メルヒオールは知らないが死因は彼との間にできた子供の中絶手術に失敗した事だと思われる)という状況で、どこをどうしたらこれからまた生きて行こうと思うんだ!?とツッコミたい。
しかもその直前のシーンでその友達と恋人(の幻?)が「ずっとそばにいるよ」というような歌を歌うのでさらに謎。
歌詞が聞き取れてないので、ちゃんと聞いたらまた違う感想を持つかも知れないです。

かなりチャレンジな訳をしているわりに微妙なのは四季クオリティ故か。
『マジでFUCK』というタイトルはありなのに『ぶちギレしそう』って。『ブチ切れそう』じゃ駄目だったの?
しかも個人的に内容とタイトルが噛み合わない印象。
やっぱり翻訳って難しいのね…。

公式やパンフでこの作品について「さわやか」という言葉を使っている人がいるけれど、さわやかさなんてかけらも無いと思うのは私だけ?
たぶん人死にがでなければ若いなぁとほろ苦く笑えたと思いますが、二人の死因が死因なので痛々しいとしか言えなくなってしまいました。


ネットでいろんな人の感想を読みあさってみたら、やっぱり賛否両論みたいですね。
二回目観たらすっと入ってきたという感想も多かったので、予定が開いたら二回目に行ってみようと思います。