8/16マチネ(前楽)観劇。
場所:中野ザ・ポケット 座席はやや後方、やや上手より。

幕末を舞台に史実と虚構を織り交ぜて描かれたメタフィクション時代劇。
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タイトルからしてもっと明るく軽いノリの作品かと思って観に行きましたが、適度に重みがあってよかったです。
ただ、登場人物が多いので幕末の歴史の知識が0だと戸惑うんじゃないでしょうか?
チラシのなかに用語集もついていましたが、用語より人物について解説がほしかったです。
まあ、なくても問題はなかったのですが。

正直、役者は上手いけどなんだかもやっとした印象。
他の演目を観たことがないのでなんとも言えませんが、今回初時代劇とのことだったのでそのせいもあるんだろうなと思います。
でも次回の告知が面白そうだったので、予定が合えば行ってみようと思います。


***以下、公演終了につきネタバレ内容を含みますのでご注意を。











最近観たもののなかでは珍しく女性陣が活躍してました。
お龍と幾松がそれぞれの想い人を新撰組から庇うシーン、お初が沖田に「女子やもん!」と叫ぶあたりのシーン、和宮と天璋院の手紙のシーンなど、どれも好き。
あ、唐橋(&本寿院)の怖い話も面白かったです。

殺陣もいいかんじ。
派手な背落ちをした人がいてびっくりしました。
ときどき音が妙に合わなかったのが残念な所。

タイトルから察しはつくと思いますが、ドリフターズのネタが各所にちりばめられていました。
が、あまり笑いが起きない(苦笑)
特に前半は「ここ笑っていいんだよね?」という感じがしました。

「ドリ府」=「ドリフターズ」ではありません。
作中の台詞で一度だけ説明があるけれど聞き取れなかったので不正確ですが「横取り」の「ドリ」と、「幕府」か「政府」の「府」でした。
多分この辺がキーワードなのにはっきりしないから全体がしまらないんじゃない?と思います。
たくさん人死にがでるのに、脇道の小ネタじゃなくて本筋に笑いを入れるのは難しいよ……。


ラストが結構唐突。
一瞬「え!?夢落ち?」と思いました(汗)
「今を生きる私達に後を託す」と言いたかったのだと思いますが、そのために公演自体をわざとお盆の時期にかけてきたんだとしたら、手が込んだ仕掛けだなあと思います。


今回楠田敏之さん(テニプリの宍戸役の声優で歌手で俳優さん)を観たくて行ったのですが、そこはばっちり堪能できました!
すでに年末次回出演作が決まっているそうなので都合がつけばぜひ行きたい。


沖田as多々良さんの最後の方の着崩れっぷりがステキ。
男女問わず着物の衿の合わせ方・抜き方は、それだけでかなり語れる程注目ポイントなのです(笑)
ぐいっと抜いてる幾松とかきっちりかっちり調えた将軍の合わせ方とかも私的ときめきポイントでした。
12日夜公演参加。
あくまでもレポではなく感想です。


立見席のはずがなぜか、箱椅子だけど最前列隅っこという絶好のポジション。
客いじりが多かったので、普段だったら最前なんて泣きそうな席ですが、機材があるため直接被害は受けず、いろいろありましたが本当に楽しかったです。


内容は、学さん栗さんのダンスに始まり、ゲスト(なおやん、森山さん、臨王さん)のトーク、栗さん・臨王さん・女性ゲスト(お名前がわからない(><))のダンス、matsueriさんライブ、臨王さんの怪談(実話!)、隆〇之助氏&メッシュ氏ライブ、ムジチェケボーダーライブという流れ。




以下恒例のミーハー感想。
ぐだぐだと長いです。
読後の苦情は受け付けませんが、ツッコミは歓迎します~


オープニングのルパン3世のテーマのダンスはP*nishのパクリと突っ込まれてました。
裏で栄治さんは「お?」と思ったらしい。

で、その栄治さんのフリートークがまた微妙。
一問一答でどんな質問の答えも「「女」か「酒」でまとめられるよね」と
突っ込まれてました。
まあ「セクシー」だしね。サンティーズだしね(笑)
でも、「この夏挑戦してみたいことは?」(違うかも)に、「合コン」って!

matsueriさんは癒される美声のお姉さんでふんわり和みました。
最後の「マイライフスタイル」がお気に入り。
ハワイアンじゃないウクレレ(だと思う)も素敵でした。
ライブ行ってみたいかも。

ムジチェケボーダーはノリが良くて楽しかった!
久々に見たスエさんが長髪・お髭でびっくり。でもやっぱり彼の歌声は好き。

臨王さんの怪談は本気でビビりました。
実話はやーめーてー!!
オチもないマジ話は後からそろりと怖いのよ!
でも、妙に似合ってたので臨王さんが語りの怪談イベントとかあったら行ってみたいです。

隆〇之助氏&メッシュ氏ライブは衝撃的。
要はなおやんの川村隆一もどきなキャラと栗さんの似非ロッカー(元ネタあるのかしら?)なキャラのライブというかなんというかなんですけど。
メッシュ氏からフリスクもらっちゃいました(笑)
彼の偽弾き語りは本人の陶酔気味っぽいところに妙にウケました。
隆〇之助氏は自由すぎ。
衣装だけならときめきポイントはそこそこある(細身の黒いスーツに前立だけが黒い白シャツを半分くらいあけて着ている)のですが、ぶっちゃけ一瞬「キモっ!」と思ったのも事実です(汗)
や、ファンですからね?ギャップ萌えなのでそんな彼も大好きですよ?
客席に座るわ、乗り込むわ、プチダイブするわでびっくりしました。
ノリノリで歌ってる彼もやっぱり面白い。
一緒にカラオケ行ったら楽しいだろうな~とかぼんやり思いました。
でもそろそろ超シリアスな芝居をするなおやんが観たい。
最近いっつも同系統の微妙お笑い系ばっかりで物足りないんですもの。


浴衣が素敵。
学さんもなおやんも似合いますが、一番似合ってたのは赤い帽子をかぶった臨王さんだったと思います。着慣れてる感じがする。
甚平の栄治さんも素敵。
どっかでみた?と思ったら、栗さんの私物とのこと。ってビリガキの衣装じゃないですか?!
持参した浴衣が稽古用でぼろぼろのため借りたそうですが、浴衣姿の栄治さんも見たかったなと思います。
あ、栗さんも最後だけ浴衣着てましたがどんだけ細いんだ!と突っ込みたくなりました。
会場の女の子も浴衣の子が多くて目の保養でした。
うん、いいよね浴衣。

よくあることですが、演出があざとい場面がいくつか。
(ムジチェケボーダーの男二人とか隆〇之助氏&メッシュ氏とか)
きゃあっと悲鳴が上がってましたが、どうもアタシはああいうの駄目っぽい。
他の時はそこそこ平気だったので役者の問題なのかなあ……?


告知で、栄治さんがエブリの話をしてましたが今公演期間中なんですよね。
忙しい中出演してくださってファンとしてはうれしい限り。
栄治さん自身にとってもいい気分転換になっていたら嬉しいのですが。
KGは12月にイベント、春に本公演が予定されているそうです。
KGイベントは日程的に非常に行きづらいことが多いので考慮してくれるとありがたいんだけどな。本公演にはきっと行くと思います。
スエさんは有明テニスの森でライブとおっしゃってましたが、それってテニフェスのことですよね?
あれだけ出演者がいて公演時間は大丈夫かとか突っ込みたいですが楽しみです。
なおやんは、9月から1月にかけて毎月何かしら出るらしい。
しかもオーディション受かったので近々告知しますっていうものがあるらしい。
モスリラとソウガと卍解Showとイベントの他にあるってことだよね?
うわ、稽古大丈夫なんだろうか?
そしてがんばって追いかけますよ~!!
いまさらですが覚書。

7/25ソワレ観劇。
場所:スペースゼロ
座席:中央通路沿い上手
概要:
お化け屋敷になる事が決まっている廃病院が舞台。
忍び込んだ若いカップル、遊園地関係者、殺人事件を追う刑事達など様々な人間模様が交錯して事態は妙な方向に……。
果して皆無事にこの病院からでていくことはできるのか!?

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怖2:笑8くらいの『ホラーコメディ』で面白かったです。
個人的に出だしがなかなか入り込めなかったのが残念ですが、途中一気に引き込まれてからはびくびくしたり爆笑したりとすごく楽しかったです。


公演終了につき以下ネタバレあり。しかもミーハーだったり真面目だったりぐちゃぐちゃなのでどうぞご注意を。











凄かったのは高木ツインズのスイッチ+迫田さんのシンクロっぷり。
心平くん万平くんあってのタワシュガだなあと思いました。
役者ありきの脚本だったのかな?
バイオレンスでサイコなシーンが本当に怖くていい感じ。
あの舞台上での白塗りってどうなってたんだろう?

栄基さんのびびる演技がおステキ(笑)
ついでに実はイヅル以外で栄基さんのお芝居を観るのは初めてでした。映像のお仕事も沢山しているのに、舞台でオーバーリアクション気味な人も珍しいと思う……。

伊坂さんの切ない感じの芝居が妙に好きで、彼女と一緒にお礼を言うシーンが印象に残ってます。

黒木さんの役のほわっとした見かけに似合わぬ、たくましさというかちゃっかりした所が好き。
今年三回目ですがどれも同系統の役だったので、全く違う役を観てみたいです。

なおやんは、相変わらず…と思いました。
そういえば朗読劇以外で主役の舞台って観たことないかも?

迫田さんの奇妙さと迫力にゾクゾクした。や、ホントにあれ凄い。
アフタートークの素とのギャップが楽しかったです。



看護士さんを殺害するシーンで、切り取った腕を掲げるとそこからボタボタ液体が垂れるという演出に青ざめました。
あのギミックはどういう仕組みなんだろう?
(同行者に言わせると医療系で使う注射練習用の腕では?とのことでしたが)

基本的に笑いが多いのですが、ビビりな私は所々にあるバイオレンスなシーンに本気でびくびくしました。

でも、なんだか中途半端な印象も拭えません。
劇場が小さいと集中力が違うというか気配に鋭敏になるので、緊張させておいて笑いで緩めてもすぐにぎゅっと固まるのですが、ゼロくらいの広さだと一度緩めるとなかなか戻らないんですよね。
だからぶつ切り・唐突に思うことがあって気になるのかも。
伏線・ミスリードも沢山あったけど気付けない(後で感想を話あっていて教えてもらった)もの多かったし。

ちょっと違うけど『ネバーランド A GO!GO!』がまた観たくなりました。あれは本当に凄く怖くて、今のところこれを越えるサスペンスな舞台は観たことがない。
私はあれで舞台の銃声がトラウマになりました。
あと「メールが届きました」という音声とか(笑)
ヘタすりゃ真夏論より危ないところがあるので、今となってはぜーったい無理なのはわかるんだけどさ。
う~、ビデオ買っておけばよかった(>_<)

個人的に「舞台は生!」を推奨していますが、タワシュガは映像の方が反芻しやすくていいかもしれません。
ラストが無理矢理気味で、「そんなんありか!?」とツッこんでしまうことも含めて楽しかったです。