※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


予約特典ドラマCDの感想はこちら 


特装版特典ドラマCDの感想はこちら 


ステラワース特典ドラマCDの感想はこちら 



みなさまこんばんは✾
満です♪


今回は、終遠のヴィルシュ-EpiC:lycoris-のオトメイトスイートボックス特典ドラマCD、『綴る、この世界の愛しき未来』の感想です。

収録時間は、約37分くらい。


【出演者】
イヴ(CV/斉藤壮馬)
リュカ・プルースト(CV/平川大輔)
マティス・クロード(CV/天﨑滉平)
シアン・ブロフィワーズ(CV/細谷正佳)
アドルフ(CV/八代拓)
アンクゥ(CV/興津和幸)

サロメ(CV/桑島法子)
ダハト(CV/土岐隼一)
ナディア(CV/久保田梨沙)
カプシーヌ(CV/沢城千春)
ジャン(CV/高塚智人)


あぁ…なんか、なんかもう、すっごく感動した。(語彙力)
終ヴィルの登場人物ひとりひとりの描写の深さがここでも活かされていた。
全キャラ万遍なく登場する上にすごく良いシナリオでしたが、特にマティス・ジャンが推しの方はぜひお聴きになった方がよろしいのではないかと思いました…!


小説のストーリー作りに悩むマティスが、セレスと共にアルペシェール中を巡る。
"最近、心を動かされたのはどんなこと?"
マティスの問いかけに、皆、思い思いの回答をしてくれます。


この質問な答えは、当然といえば当然ですが、そのキャラのことをよく反映しています。
イヴは生家に代々伝わる大切な使命を聞いたとき、リュカ先生は自ら教えを望んだマティスとセレスに授業をしたこと。
セレスといると常に心を動かされるとほぼ告白、というか告白そのものの答えを言うアンクゥに、聴いてる側もつい笑顔になりました。
その流れでマティスが、自分もセレスとふたりきりになるとドキドキすると告白し出して…、もう可愛すぎます…!
アドルフはセレスが義妹から好きな女性へと変わったあの大切な日のこと。
心を動かされたことなどないと言い切るのが彼らしかったシアンさん。
(そのシアンさんが、個別√でセレスに心を動かされるってのがたまらねえ…!←)
マティスは物語を書いているとき。彼の話を聞いていると、マティスは本当にクロード家の血筋で当主に相応しいなと思います。


ここからはサブキャラたちの元へ。
特典ドラマCDにサブキャラが出てくるのはお初ですね。めちゃくちゃ嬉しい!!


ヒューゴは自分の力で生きていくことを実感した釣りについて話してくれて、彼の人柄やイヴとの絆も感じた。
マムは、亡くなった子供が今も生きていて幸せに暮らしている夢を見たこと
実はその子供が本当に今も生きているんです…と思わず伝えたくなった。
切ないけど、何十年経とうと変わらぬ子への愛情を感じた。


今度はナディアとカプシーヌのところへ。
恋愛の話になったときにナディアから話を振られて、カプシーヌは清楚で淑やかな花嫁を迎え入れたいと好みの女性について語った。
でも理想と現実は違うから、実際は元気で活発な女性と恋に落ちるのではとナディアが言って、私はスピネルが思い浮かびました。
本編ではカプシーヌとスピネルの関係性は、友情・絆、そしてほのかな恋の芽生えが見え隠れしていたけど(私の主観です)、これはやっぱり恋なんですね…!?とふたりが好きな私はテンション上がっちゃいました。笑"


ナディアは本を読んでいるときと答えました。
そして、もし自分が死んだときにリュカが寂しくならないように、兄に恋人ができるといいと願っていました。ナディア…。
生きることは諦めていなくても、現実を見据えて覚悟を持って、遺していく兄を想っていました。
病院を立ち去ったマティスとセレスはダハトと会い、ナディアの発言について話しました。
ダハトはナディアをよくよく分かってくれていてるんだと改めて思った。
彼女への尊敬と愛情を感じる話が聴けてよかった。ダハナディ…!
人の記憶能力は誰かの生きた証を忘れないためにある、と良い言葉ももらいました。
胸にじんわりくる


最後に向かったのはジャンの待つお屋敷。
一番心を動かされたことについてジャンは秘密だと言ってふたりには教えなかったのですが、ジャンの心の中の声ということで視聴者にだけわかる形で答えを聴けました。
あぁ、やっぱりやっぱり。ジャンはマティスをとてつもなく宝物だと、愛情を持ってくれているんだと思って、涙ちょちょ切れそうになった…。

こうして全員の話を聴いたマティスは、皆の実話を物語として書き起こそうと決意。
タイトルはInterlude。
…って、Interludeはマティスが書いた物語だったのー!?って結構驚きました。


結びの言葉とか良い終わり方で、最高の特典ドラマCDでした!