※※※このブログ記事は、イヴのEncoreとÉmotionの感想です。
ネタバレを含んでいるので、
ネタバレOKな方のみ閲覧ください。※※※









みなさまこんばんは✾
満です✿


イヴ・ノワージュ(CV/斉藤壮馬)

■前作個別√の途中から派生したアナザーシナリオ、Encore。
イヴセレ尊、イヴセレ尊…。
と何度も呪文のように胸中で唱えながら進めました。
絶望はしっかりあるんだけど、それよりも何よりも、イヴの優しさが染み渡るのよ…。

毒素を吸収したリコリスが燃え上がり、周囲に毒が振り撒かれる大事件が発生。
次々と毒によって急死していく国民達。
このままでは呪いを解くどころではない。
急遽、シアンさんはセレス、イヴ、ダハト、カプシーヌを収集して指揮。
天才すぎるシアンさんによって、地下通路とリコリスの花畑の両方を爆破して地下に流れる薬液に浸して鎮火させる作戦を立案。
この辺りの流れが胸熱だった!
もはや個人間の争いを超えて国を揺るがす大ピンチ、様々な人の想いが交錯しながらの協力関係。
流石のシアン・ブロフィワーズ無双も見られるし、カプシーヌ先生が強制的とはいえ味方になってくれるなんて思ってなかったから嬉しかった。笑
シアン・ブロフィワーズ…!ギリィってなりながらも無茶ぶりさせられたり、狂った国民たちの暴挙に怯えたり、ダハトたちの会話に冷静にツッコんだり、素のカプシーヌ先生がたくさん見られた気がする。

さて、漂流者の末裔であるイヴは、他の人より少しだけ毒に耐性があるため、リコリスの花畑への爆弾設置を担うことに。
耐性があるとはいっても、長時間は耐えられない。
自分の命を犠牲にして死地へ駆けるイヴがもうめちゃくちゃカッコよくて。
英雄そのものだった。
しかも、死の恐怖を感じたときに思ったのが、"セレスの傍にいたことで呪いが進行した時よりも、今が本当に怖い。それならば、セレスの体質は大したことはない。これで、君は普通の女の子だよと言ってあげられる"と。
ここにきてセレスを安心させてあげられる、喜ばせられることを考えるだなんて、イヴよ…!
こんなのもう紛れもない愛そのものじゃないか。
なりふり構わずイヴへの想いのみで駆けつけたセレスもカッコよくて素敵で愛が深くて、イヴセレお似合いすぎるよ。


火事は収まったものの狂乱した国を救うため、イヴとセレスが研究の犠牲になることを自ら選ぶのだけど(もうこのまま生きて幸せにさせてあげて…)、最後までふたりで手を繋いで寄り添い合うのがもう…。

オリジナルの記憶をダウンロードされたイヴとセレスが再会するところで終わったけど、シアンさんが無益なことするわけないと思うので、これはシアンさんなりにふたりを蘇らせてくれたんだと信じてます。ありがとうシアンさん。

■前作の絶望エンド、救済エンドの後日談を描くÉmotion。
絶望エンド後日談、まさかあの状態でまだ息があったなんて…。
普通に怖いし痛いし本当に絶望しかない状況で、それでもセレスの気持ち第一なのがイヴ…イヴ…。

救済エンド後日談は、余命幾ばくもない男と彼と運命を共にする女の物語から始まった。
あの炎の中、イヴがリコリスの花束を持って迎えに来てくれたおかげで、セレスの意識は大きく変わったと思う。
なんていうか、自己肯定感が上がった感じがする。

静かな愛を互いに送りながら、儚い日々を過ごすふたり。
じぃんとなっていたら、途中で18推のアレ的な展開になって、マティス√と同じように謎に動揺するプレイヤーになりました。笑
(イヴセレが尊すぎて今まで18展開を連想してなくて、でも、とても綺麗で神聖な描かれ方してましたね。)

ふたりとも死ぬ覚悟は出来てたけど私は全く覚悟できてなくて、イヴが死んでしまったらセレスも…って思っていたら、シアンさんの処置により、命が永らえた…!!
もうここでめちゃめちゃ救済された気になった。
シアンさんはやっぱり神。

大分生命力を取り戻したイヴとセレスは、支援者の正対を暴き、対峙していった。
支援者はご存知の通りあの彼ですが、イヴらしい結論を出してた。
リュカ先生の言ってたことも、染み入りました。
もうちょっとやそっとのことじゃ揺らがないイヴとセレスを見て、なんだか深く安心した。
セレスもイヴと一緒にいるうちにどんどん強く逞しくなったね…!
リコリス・ノワージュ色の結婚式、世界一美しかった!




イヴEncoreのプレイ時間、約3時間23分。
イヴÉmotionのプレイ時間、約2時間37分。