※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※

蛟編や姫空木編のストーリーの内容にも触れている場合があるので未プレイの方はご注意ください



みなさまこんばんは流れ星
満です音符

今日はお部屋の掃除をちょちょっとしておりました星
あとはおうちの中でできるトレーニングを久しぶりにやってましたあしあと
ご時世的に運動不足になりがちなので、運動をがんばりたい気持ちです(◍•ᴗ•◍)❁





さて、『華アワセ 唐紅/うつつ編』三人目の攻略キャラは、姫空木です!


























































姫空木(CV/立花慎之介)
月光組を率いる五光…ではなく、
開闢高校の先輩として登場。



唐紅がみことちゃんを庇って刺されて、彼を助けたい!と彼女が決意を固めて、彼の魂を見つけるための期間限定パートナーを探すところから姫さんルートに分岐。
今回のみことちゃんはそれまで知らなかった姫さんの意外な一面を知っていくうちに、唐紅を大切なパートナーとして想う気持ちは変わらなくても姫さんに大分気持ちが傾いていました。
これは唐紅のツキ(厳密には多分、唐紅とうつつのツキ)だから、そうはいかないのは分かっているけど、このまま姫さんの方にいきそうな感じがした。
姫空木編を一旦置いておくと、蛟編の姫さんルートよりもこっちの方がみことちゃんの姫さんに対する恋の可能性高いような。

癸(みずのと)の人間の気質は、支配的で、チャリスさんが狂ってもおかしくないと言っていた気がするので精神の均衡が乱れやすい?
茉莉花は女王様気質で、それは花神先輩に対しても、姫さんに対しても、月光組の皆に対しても同じ。
そして茉莉花と姫さんは、水の能力者なので癸の一族の気質を濃く受け継いでいる様子。
インパクト大だった蛟編の姫さんルートも、姫空木編の特に他キャラルートでも、そして今回の姫さんルートも、確かに姫さんは支配的なところがある。
それが、ヤンデレちっくな行動言動に繋がっている。
そもそも姫さん自身が癸の一族の末裔だったために、茉莉花と花神とたった3人で世間から隔離されて暮らす特殊な育ち方をしている。
15歳で隔離されていた場所から出るまで、7~8歳頃の夏にみことちゃんや五光のメンバーと関わったのが唯一の外部との交流のよう。
遥か昔、愛する泉姫を月に還さないために"水の色の世界"という異空間を作り出した癸の人間として、元々姫さんは支配的な気質はあったのだろうが、逆に姫さんが支配下に置かれるような環境で育ったことと、茉莉花から向けられる愛もまた支配的だったため(これは茉莉花の存命は関係ないみたい)、彼の心の中は複雑なふうになっていってしまったのだろうか。

それから、"彼女のために頑張っている"という姫さんに対する茉莉花さんの言葉。
「嘘よ!彼女を支配するくせに!」
あながち外れていない、鋭い指摘だと思った。
恐らく姫さんとみことちゃんで恋愛関係を考えると、パワーバランスはみことちゃんが上じゃないといけない。
ここまでやって、ハッピーエンドの観点から考えると、やはり姫空木編の姫空木ルートが最もふたりのバランスが良かったと思いました。
今回のエンド1では、華アワセで茉莉花を死亡させ、みことちゃんを自分の共犯者として罪悪感を持たせることによって、一見"優しい"支配を始めてしまった。

今回の姫さんはみことちゃんと再会する前に、チャリスから自分たちが何度もみことちゃんを取り合う運命を繰り返している真実を聞き、さらにこのツキで自分がみことちゃんと結ばれることはないと知ってしまったために、姫さんは自分はお姫様にも王子様にもなれないことを悟る。
それできっと、すべてを投げ打って、"人間"としてみことちゃんの希望を叶えつつ、最終的には自分のものにしようと考えた。
この"人間"というのは、姫さん的には綺麗なお姫様王子様ではなく欲望に忠実な者という捉え方をしている気がする。

あと、ウツギ状態の姫さんがタオルを前に当てているだけのみことちゃんにキスするスチルがエr…でした。←
これはですね、ホテルのシャワーで穢れを落とすみことちゃんにバスルームの扉越しに、姫さんが"茉莉花の奴隷になれば唐紅の魂は返すというチャリスチームの提案に乗ろうと思う"と語りかける。
みことちゃんが説得する間もなく、姫さんはあっさりとその場を立ち去る。
当然みことちゃんは慌てて、服を着ずにタオルだけでバスルームを飛び出すと……、部屋には姫さんの姿が。笑"
正しくは姫さんから分離したウツギなんですが、なんとなくこういう展開来そうだなって思ってた。
良い悪いとかじゃなく、姫さんは用意周到というか、少し計算して動くタイプだね。
みことちゃんへの欲そのままに行動するウツギに、このまま18展開待ったなしかと思われるほどだった。
よく考えたらここまで『華アワセ』やってきたけど、姫さんが一番18展開な気がしてきた。

エンド1の話に戻すと、姫さんは姫さんだった、と思う。
姫さんはまず花神を散らし、みことちゃんを茉莉花死亡の共犯者にすることによって彼女を自分のものにする。
周囲の者には花神・茉莉花の死を御伽話のように綺麗にまとめて話して納得させ、華園で自分とみことちゃんの地位を獲得。
大胆だったのは、チャリスと唐紅以外の街の人間の魂をすべて"水の色の世界"に連れてきたこと。
みことちゃんの自我はあるけど、これは逃げられないなと思う。
チャリスにはそれこそ全て知られている、唐紅はまだみことちゃんの気持ちがいってしまう可能性が高いため厳重警戒で現実世界に置いてきたんでしょう。
仮初の幸せなお城の中で、みことちゃんの精神持つのだろうか…。



かもしれない、だとか、気がする、だのと書き連ねてきましたが、最後に。
ヤンデレはやっぱり良い。
以上です。