上高地旅行記(植物編③) | 薔薇の香ともふもふと・・・

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美しいもの、可愛いもの、美味しいものが大好き!
10歳になるラグドールの女の子と、
小さな庭に咲く薔薇に癒されています。

 

今日は曇り空くもり

朝から蒸し暑いブランシュ地方・・・

 

こんな日でも庭仕事中の紫外線対策は大切です!

 

玄関のレンガ壁あたりをちょっとだけ模様替えしました!

二番花が咲きそろってきた“パトラッシュ”をウッドデッキから移動!

 

優しい黄色の可愛らしいカップ咲きですが、

濃いピンクの“メルヘン・クーゲル”と並べるのはやめておきましょう!

 

寄せ植えでは“ガイラルディア”が花盛り!

 

アーチの“アイス・バーグ”も二番花が咲きそろい、

玄関周りは優しい薔薇の香りに包まれています!ラブラブ

 

ウッドデッキに咲いた“薫乃”もいい香りがしますよ!ラブラブ

 

 

さて、上高地旅行記植物編を続けてまいりましょう!

 

河童橋近くのカフェで早めの昼食をとったのちも

帰りのマイクロバスの時間ギリギリまで植物観察を楽しみました!

 

前日は時間がなくゆっくり立ち寄れなかった小梨平キャンプ場周辺・・・

ここでもたくさんの植物が見られるとのことでしたが、

目新しい植物はほとんど見つけれれないまま時間切れ!

 

この辺りで撮った植物の写真はこれだけです!

“シロバナグンナイフウロ”(フウロソウ科)

ガーデニングでもおなじみの“フウロソウ(ゲラニウム)”の仲間ですね!

うちにもある“ゲラ二ウム ビオコボ”にもとてもよく似ています!

 

別の場所でも見つけましたよ!

 

清水川沿いに河童橋方面に向かい・・・

 

上高地バスターミナルに向かいます。

 

特徴的な葉が目に留まったこちらは・・・

“エンレイソウ”(シュロソウ科、ユリ科に分類されることもある)

葉と同様3弁のお花が咲くそうですが、こちらは咲き終わった状態。

白い花が咲く“ミヤマエンレイソウ”という種もあるそうです。

グレープフルーツ味の大きな実は有毒!?

漢方では「延齢草根」と呼ばれ胃腸薬として使われています。

(毒と薬は紙一重!?)

 

もう少しで見落としそうだったグリーンのお花は・・・

“クルマバツクバネソウ”(ユリ科)

車輪のように見える葉の形と羽子板の羽根(衝羽根)に似た実から付けられた名前です。

 

こちらは庭木としてもつかわれる“ガマズミ”(ガマズミ科)・・・かな?

秋に赤くなる実は果実酒の材料や染料としても使われるそうです。

 

 


こちらは前記事でも紹介した“ニワトコ”

 

“ノエビチドリ”(ラン科)

根が横によく伸びることから「延び根」と名付けられました。

手前の大きな葉が邪魔になってよく見えませんが、

お花のすぐ下に縁が波状の特徴的な葉が確認できます。

 

“クサノオウ”(ケシ科)

草の黄(茎や葉に傷を付けると黄色い液が出てくる)

瘡(クサ)の王(皮膚疾患に有効な薬草)

草の王(皮膚疾患以外にも鎮痛剤としても用いられた薬草の王)

・・・このように名前の由来にはいろんな説があるようです。

 

古くから民間療法における薬草として使用されてきましたが、

その毒性の強さから副作用も多く、

素人判断で使用するのは危険とされています。

 

上高地バスターミナルの周辺で見つけたこちらは・・・

“タガソデソウ”(ナデシコ科)!!

古今集の歌「色よりも香こそあはれとおもほゆれ誰袖(タガソデ)ふれし宿の梅ぞも」が

その名前の由来ともいわれています。

 

絶滅危惧種に指定されているようですが、

上高地ではこの写真を撮ったバスターミナル周辺の他いろんなところで確認されています。

 

明神池周辺で撮ったこちらの写真も“タガソデソウ”ですね!

 

 

植物編①で「もしかしたら“タガソデソウ”?」とご紹介していたこちらのお花は

どうも違っていたようです。

改めて調べたところ“アイナエ”(マチン科)と思われます。

「藍の苗」が名前の由来ではないかと言われています。

 

 

バスターミナルのそばにあった上高地の植物を紹介する看板にも出ていた“ヤグルマソウ”・・・

白いほわほわしたお花を探すも見つかりません。

梓川沿いを歩いていた時見つけたこちらの葉は・・・?

もしかしたら“ヤグルマソウ”(ユキノシタ科)?

 

“セントーレア”のことを“ヤグルマソウ”と呼ぶこともあるようですが、

あちらは正しくは“ヤグルマギク”!

葉っぱの並びが端午の節句の鯉のぼりの「矢車」に 似ているこちらが“ヤグルマソウ”です!

“アスチルベ”(同じユキノシタ科)に似た白いお花の花期は6~7月とのことですが、

こちらではもう少し先のようです。

 

 

 

上高地を代表するお花ともいえる“ニリンソウ”は

残念ながら見ることができませんでした。

5月に涸沢に行った友人の話では今年は例年より1か月早く、

見ごろは5月半ばだったようです。

 

開花期が6月上旬~中旬となっている“ウワミズザクラ”も

もう終わってしまったよう!

梓川沿いに並んでいた桜に似た樹皮の木がそれでしょうか?

白いブラシのような花穂を付けるようですが・・・

これがそのお花の名残でしょうか?

(この辺りでカメラの調子がおかしくなりピントが合わず、

この写真しかありません。あせる

 

“イワカガミ”(5月下旬~6月下旬)も終わってしまったかな?

(画像はお借りしています)

 

この神秘的な姿の“ギンリョウソウ”(6月中旬~7月上旬)も

残念ながら見つけることができませんでした。

(画像はお借りしています)

この写真を見てもののけ姫のこだまを思い浮かべてしまった私!

もしかしたらこれがモデルだったりするのかしら?

 

このようにいくつか見られなかったお花もありましたが、

ガイドブックのとじ込み付録『上高地の花図鑑』に掲載されたお花の8割くらいがちょうど見ごろのこの時期

その8割くらいのお花とそれ以外の私が知らないお花たちと出会うことができました。

 

ハイキングの最盛期は夏のようですがかなり人が多くなるようです。

6月の上高地・・・おすすめですよ!

 

日本一と言われる涸沢カールの紅葉も憧れですが、

この年齢で本格的な登山に挑む勇気はなく・・・あせる

もう少し若いころにチャレンジしておけばよかったな!

 

夏に奥穂高登山を予定している友人に写真を見せてもらうのを楽しみにしています!

 

この後上高地から松本に向かった私たち・・・

旅行記はオマケの松本編へと続きます。

 

 

オマケ・・・

 

当ブログの『オマケ』担当のお嬢様・・・

ブ「??」

 

ブ「オマケを馬鹿にしちゃいけましぇんねぇ!むかっ

 

ブ「私は大切な締めの役割を担当してるでしゅからね!」

 

そうね!

オマケではなく『締め』の松本編・・・

短時間の滞在でしたが結構楽しみましたよ!