思考のクセを改善して幸せ体質に
ココロの体質改善セラピスト 渡辺佳奈子です。
今週もお届けします
ブログで読むアンガーマネジメント
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それでは始めましょう！
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さてさて、今日のテーマは
『許せる範囲を考えてみる』です。
担当させていただいている
地元の老人福祉施設でのアンガーマネジメント研修。
1年目は基本的な知識としての研修、
2年目は実践できるようになるために
実際にどの様に考えることができるのか？
ワークを通じて体験していただいています。
そして研修で取り入れているのが
許せる範囲を広げるワーク
怒りは簡単にいうと
『思い通りにならないことで起きる感情』
です。
許せる範囲を広げるというのは
自分の思い通りの100点満点ではないけれど
「せめて」こうしてくれたら、
「せめて」こうだったら許せる
ということを考えてみること。
例えば、
わたしは水曜日の夜は仕事をしている（このメルマガを書いている）ことが多いです。
まぁ、ぎりぎりまでやらないわたしが悪いのですが
テレビを見て寛いでいる夫に
イラっとすることが度々ありました。
大体その時刻は22～23時頃。
夫にとっては一日を終えたリラックスタイム。
でもわたしはまだ仕事中、その上食事の片づけして
お風呂も入らなきゃいけない。
あ～また寝るのが遅くなるわ・・・
と、やることが溜まっている焦りから
怒りの矛先が夫に向きます。
たまには夕食の片づけくらいしてくれても
いいじゃなーーーい！！！
と勝手に憤っていたある日、
夫が食器を洗ってくれたのです
あら、嬉しい
と思ったのもつかの間、流しを見てみると
洗ってあるのは食器だけ。
お鍋やフライパンはそのまま、
そしてゴミもそのまま・・・
夕飯の片づけと言ったら
食器洗いだけでなく調理器具も洗って
ゴミも捨てて流しも排水溝も綺麗にしたいわたし。
食器洗いだけなら食洗機がやってくれるのよ！と
その中途半端さにさらにイラっとしてしまいました。
そこで、夫がどこまでやってくれたら許せるのか考えてみました。
（1）食器洗いだけ
（2）（1）とゴミ捨て
（3）（2）と排水溝の掃除
（4）何もしない
そして実は、
この中でわたしが採用したのは（4）の何もしない。
その理由は、
（1）は食洗機でいい
（2）も流しや排水溝が残っているので嫌
（3）そこまではやってくれないと思う
（4）むしろ期待しない方が気が楽かも
ということで（4）を採用
食器洗いだけやってもらっても
やることは残ってしまうし、
「家事手伝った！」と思われるのも
なんだか面倒くさい、と思ったのですよね
注）家事の件以外は夫は基本的にいい人です
わたしには
家族は協力し合うべきという価値観がありますが
食事の片づけについてはそこに含まないことにしました
そして、その判断は自分自身でしているので
不満もたまりません。
この例が良いかどうかは別として、
どこまで変われば許せるかな？と
許せる範囲を考えてみることで
自分の考えの整理もできます。
そして、「せめて」こうしてほしい。
が見つかれば相手に伝えられますよね。
怒りは『リクエスト』
相手にどうして欲しいのか？
怒るだけでなく
考えて、伝えられるようになりたいものですね
最後までお読みいただきありがとうございました。
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