先日からの施工が完了しました。
UR団地で、お一人暮らしのN様のリビングダイニングのリフォームです。
最初は壁クロスの貼り替えだけというご依頼でした。
が、打ち合わせを重ねていくうちに、生前ご主人がヘビースモーカーだったので、全体に色が変わっていた天井クロスやダイニングの床、カーペットの下の畳の新調、敷居の取り替えも追加で施工させていただくことに。
以前の畳の上にはカーペットが敷かれていましたが、今回は和紙畳を新調し、畳床にはクッション性と通気性のあるケナフ床材を追加しました。
さらに出入り口の3分の1を塞いでいた食器棚。
地震で食器棚が出入り口を塞いでしまったら、ベランダから隣りの部屋に移り、そこから玄関に逃げようと思っていらっしゃったそうです。
でも隣りの部屋もベランダ側なので、鍵を開けっ放しは、防犯上も危険です。
そこで食器棚を処分して、壁に固定するカップボードをご提案しました。
使っていない食器を処分する、よい機会にもなります。
こちらに、ワゴンに置いてあった電子レンジも置いたので、ダイニングスペースが広く使えます。
敷居は、畳の高さに合わせて。
畳より床が下がっているダイニング床側は、敷居の角を落として、つまずかないように。
ダイニング床は、クッションフロアーからフロアータイル貼りに。
フロアータイルを使用すると、空間がグレードアップします。
またお手入れもしやすいので、水回りにも適してします。
防犯対策に、ブザーからモニターホンに取り替えました。