きのうまでは、歯と全身の健康についてお話してきましたが、今日は美容の観点から老化と歯の関係についてお話していきたいと思います。
唾液には歯に良い成分がたくさん入っていることは以前もお伝えしました。口臭予防にも効果があるので、唾液をたくさん出しましょうとお話しましたが、皆さん意識して唾液を出すように心がけていますか?
更に唾液の中には、パロチンという若返りホルモン(成長ホルモン)が含まれていて、この唾液ホルモンの分泌が盛んだと、筋肉や内蔵、骨や歯などの成長が盛んになるため、たくさん出したい若返りホルモンなのです。
嬉しいことに、年齢とともに減っていく成長ホルモンも、この成分は、良く噛むことによって出てくる唾液に多く含まれているので、しっかり噛むことができていれば、年齢を重ねても出てきてくれる若返り成分なのです!
更にパロチンは女性には嬉しい、美肌にも関係がある成分で、お肌のハリやツヤ、小じわにも効果があるので、まさにアンチエイジングには欠かせない成分なのです。
実年齢より若々しく見える人は、もしかしたら唾液の量が多いかもしれません!(ちなみに、95歳でも元気な私の祖父は唾液がたくさん出過ぎて困るよ~^^;と言ってました。笑)
更に、良く噛むことは、顔の筋肉も適度に鍛えられて、お肌のハリを保ち、たるみ防止にもなってくるので、一石二鳥ですね^^
歯が健康でよく噛めるという事は、全身の健康につながるだけでなく、若さを保ち老化防止にも効果的だという事ですね

