基本的なMacintoshの情報を紹介します。
▷Macintoshの歴史
CPUの変化とともに呼び名が変わる。
1976年Apple Iに始まり、1984年にMacintoshが登場。
1998年のiMac G3、1999年PowerMacintosh G3で半透明のマシンが登場。
2004年には液晶と本体が一体化。
▷MacintoshのOS
OSはクラシックMacとOS Xに大別される。
OS Xよりコードネームがつけられている。
Mac OS X
2001年3月 v10.0 Cheetah
2001年9月 v10.1 Puma
2002年8月 v10.2 Jaguar
2003年10月 v10.3 Panther
2005年4月 v10.4 Tiger
2007年10月 v10.5 Leopard
2009年8月 v10.6 Snow Leopard
2011年7月 v10.7 Lion
2012年7月 v10.8 Mountain Lion
2013年10月 v10.9 Maveriks
2014年10月 v10.10 Yosemite
2015年10月 v10.11 El Capitan
▷アップルメニュー
Macのバージョン情報やシステム環境設定、Dockの設定などを備えている。
「システム環境設定」ではMacの外観や操作を変更できる。
通信やネットワークに関する設定、ディスプレイやマウス、キーボード、プリンタ、音声など入出力に関する設定など。
▷Dock
登録されたアプリケーションや最小化されたウインドウが表示される場所。
よく使うアプリケーションやフォルダなどを登録しておくと便利。
アップルメニューの「Dock」で表示位置などを変更できる。
▷Finder
ディスクボリュームごとにファイルを管理したり、アプリケーションなどのフォルダにアクセスできる。
接続中のデバイスも表示される。
「環境設定」でFinderを開いたときに表示されるフォルダを変更したり、よく使うフォルダをサイドバーに登録したりできる。
▷ディスクボリュームとは
ハードディスクなどのドライブを分割した単位のこと。パーティションのこと。
書類・ムービー・ミュージックなど、パーティションごとにアイコン表示される。
▷Finderの「マイファイル」と「書類」
「マイファイル」は、使用しているMacの中にある全てのファイルを表示する。
「書類」は作成したドキュメントなどを保存する場所。Windowsの「マイドキュメント」に相当する。
▷デスクトップスペース
Macは複数のデスクトップを持つことができる。
デスクトップスペースごとに別のアプリケーションをセットしておくことで、「ウインドウが重なって見えない」ということが防げる。
デスクトップスペースを切り替えるには、【Ctrl】+【→または←】。
デスクトップスペースを増やすには、「Mission Control」の右端にカーソルを置くと表示される「+」をクリックする。
▷使用中のアプリケーションを切り替えるには
【⌘】+【tab】で使用中のアプリケーションを一覧表示して切り替えることができる。
▷ナチュラルスクロール
Lionからマウスホイールを下から上にまわすことでスクロールアップされる。
以前の状態(上から下)に戻すには、「システム環境設−マウス」で「スクロールまたは移動するときに、コンテンツを指を動かした方向に移動させる」のチェックを外す。
▷ハードコピーをとる
「プレビュー」アプリケーションの「ファイル−スクリーンショットを撮る」や「グラブ」アプリケーションではタイマーが使用できる。
【command】+【shift】+【3】キーで画面全体コピーされ、デスクトップに保存される。
【command】+【shift】+【4】キーで選択範囲を作ってコピーされ、デスクトップに保存される。
【command】+【shift】+【4】+【スペースバー】でアクティブウインドウがコピーされ、デスクトップに保存される。