3MA リアキャリパーを綺麗にしてみよう (Part 1) | くろいさんま

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つい先日、キャリパーの流用を調べるためにボロボロのリアキャリパーを500円で落札しました。

 

採寸したいだけだったので、どんな状態でもいいや...と。

 

 

これがオクに乗ってた写真。車両に取り付ける気は更々ない。

 

今週は土日も仕事だったので、やることやった後にキャリパーをバラしてみた。

 

 

案の定ボルト類は固着しまくりなのでバーナーで炙ってインパクトで取りました。

 

 

御開帳~!!!

 

 

 

うわぁ....

Twitterに載っけたらフォロワーさんに植木鉢みたいと言われたのがコレw

明けた瞬間にデケェ蜘蛛が2匹飛び出てきてクソビビりました。

 

これだけ錆びていたらピストンはもちろん微動だにしませんでした。

どうせ使わないし、とWPプライヤーでグリグリしてもダメ、炙ってラスペネ漬けしてもダメ。

 

そんなところで、ふと思いついたのが昔Twitterでみたやり方。

エア抜きブリーダーからグリスガンでグリスを注入してピストンを出す方法。

グリスガンを引っ張り出して、試してみることに。

 

 

バンジョーの部分はエア継ぎ手のメクラで蓋をしてイザ注入!

 

 

こいつ動くぞ!

 

なんとピストンが出てきました。

片側だけ出てくるのでクランプして反対側も。

かなり硬かったが、これで左右ともに動くようになりました。

 

 

 

油圧の力ってすげーーー

 

外したピストンはこんな感じ、やっぱりキャリパー内部に入っているところはキレイなんだな。

 

 

 

ピストンが入るところは綺麗。

ピストンもシールももちろんダメだけど、シールを取った溝もそんなに汚くなかった。

フルードの結晶がついているけど落ちそうだ。

 

ここでキャリパーを復活させる気になりました。

 

 

ひとまずグリスと汚れを落とすために洗浄。

この時点でだいぶきれいになった。

 

 

 

この時点で復活させる為の懸念点が一つ。

ブレーキパッドピンの片側が根本で折れていたのだった。

 

 

 

このテーパーで鉛筆の先みたいになってるキャップボルトがピンですよ、

こんなに痩せるか?ってくらい細くなってる(笑)

 

 

キャリパー側はこう。

 

ネジザウルスで摘めるかなとチャレンジしたがどんどん削れて砕けていきNG

 

色々試行錯誤した結果、

 

バーナーで炙って裏からピンポンチでどついたら抜けました。

 

 

こっち側は刺さってるだけなんだね、最初はこっちもねじと勝手に思ってたのがいけなかった。

 

あとは抜いたボルト全部が白い結晶(アルミサビ?)だらけだったので、雌ねじ側をタップでさらいます。

左右締結ボルトがM10x1.25、パッドピンがM6だったかな。

ブリーダーとバンジョーは洗浄だけで大丈夫だった。

 

 

 

最後に面をオイルストーンで軽く面出し。

 

 

結構歪んでたっぽい?まぁフルード経路部分にはOリングが入ってるから漏れることはないんだろうけど。

ちなみにこのOリングヤマハの設定がないので別メーカーで取る必要があるみたい。

それは後日...

 

 

とりあえず今日はここまで。

 

 

次回はキャリパー塗装とピストン、シール、ブリーダーを交換かな

ブラストがほしいわ~

 

 

幸い部品出るけど高いねぇ...

ピストンとシールセットで1万、ピン2本3200円

ブリーダーも高いなぁ、他メーカーでもいいかな

パッドスプリングも歪んでるので交換したい。

 

 

 

うーん。。。。

 

 

 

Part2へ続く