キッチンでばたばたしていた母。

集中していたので、気づきませんでした。

気づいた時にはもう、母の肩にもちのあごがのってました!
 

母「わーっっっ!!!?」

もち「気づかへんかった~!? 笑」

いつのまにかおもちが母にそーっとしのびよっていました。

足音も気配もありませんでした。

忍者のようだ……。

 

 



もちの校内合唱コンクールを聴きに行ってきました。

昨年度は1学年のみで小規模な音楽会でしたが、今年は晴れて3学年合同の開催!


母個人としては別に、1学年のみの開催でも十分楽しんでいたつもりでしたが、3学年合同の合唱を聴いて感動している自分に気づいてびっくりしました。

コロナ収束して良かったな……。


おもちは出番の後、友達とハグしてきゃーきゃー「やり切ったね〜!」と喜び合っておりました。

はるか後ろの観客席でそれを見ながら、一人ほのぼのとにこにこしていた母でした。


話している途中、もちがぴたりと動きを止めました。母の背後を見ています。


もち「母、うしろ……」

母「えっ」


振り返りましたが、何もいません。当たり前だ



母「どういう事!? うしろに何がいたの!? 怖いからやめて!?」

もち「……笑」


めっちゃ怖かったです。

ぷにぷにしておいしそうなもちのほっぺですが、最近スリム化してきています。

今日もほっぺをぷにぷにつまんで観察していました。

母「もっと食べさせて、ぷにぷににして焼いて食べよっか!」『ヘンゼルとグレーテル』の魔女のように

 

などと言っていたところ、いつもはほっぺを両手で隠して「食われる~」など抗議の悲鳴をあげるもちが一言。

 

もち「あっ、友達にも同じ事言われた」

 

えっっっ?

 

母「なんて?」

もち「太らせて焼いて食おかって」

 

もちのほっぺを目の前にすると皆同じ事を考えるのでしょうか。

そんな寸分違いもなく同じような事を……。

もちの友達と思考回路が一致しすぎていて、しばし動揺した母でした。

 

掃除していたら、部屋の隅から蝉の声が聴こえてきました。

 

もち「みーんみんみんみんみんみんみんみんみん」

母「蝉がいる」

 

寄って行ってほっぺをもちっとつまむと、

 

もち「み゛っ」

 

と鳴いて止まります。

もう一度掃除に立つと、再び

 

もち「みーんみんみんみんみんみんみんみんみん……」

母「蝉だ」

もち「み゛っ」

 

3回くらい繰り返しました。

それで気づいたんですけど、部屋の中が暑かったみたいでした。

道理で吐き気と頭痛がして足がつるなと思いました……。

さっそく冷房をつけた母でした。