小さい頃川の土手で妹としろつめくさの花冠を編んでた思い出があるから、クローバーは他の花よりずっと好きです。

姉妹で家出してひっそり歩いてた夕暮れの土手にも咲いてた。

 

四葉のクローバーを見つけるコツは「ある」と信じる事です。探し始めるとびっくりするくらいみんな「そんなのないって」と言う。

 

大学生の時、岩手県花巻で宮沢賢治博物館を見た後、バス停の待ち時間が長すぎて私が草むらで四つ葉を探し始めた時、妹もそう言いました。

今年滋賀県で四つ葉を三つ見つけた時も、隣にいた人に同じ事を言われました。

 

でも、みつけたもんね。

長野県の秘境駅あたりまで、念願の電車旅に行ってきたおもち。

おみやげをくれました。

 

『飯田線 大自然の中の何もない駅 秘境駅最中』

箱の絵がとてもいい。

小和田駅と田本駅が描かれています。

 

母「どこで買ったん?」←秘境駅そのものにはお店がなさそうなので気になった

もち「天竜峡駅でおばあちゃんが売ってくれた」

 

いいなあ。

 

おもちが「虚無」というコメントと共に撮って送ってくれた秘境駅のホームの様子はこちらです。

 

 

 

 

もち「いったん降りたらその後7時間、店も何もない大自然の中に立ち尽くす事になるから降りへんかった」

母「真夏日の下で7時間かぁ……確かに厳しい」

もち「あとな、秘境駅として有名な駅は逆に人多いねん」

母「そーなんや」

もち「人呼べるから自治体から予算もらえてたりすんねん。けど、ほんまに秘境になってるのはさほど知名度がない微妙な駅」

母「ほー」

もち「一般の人も鉄道ファンも降りないから、ほんまに誰も降りへん」

母「すてき」

 

そういう所に、私は行きたい。人多いところ苦手

 

夏休みに入ってすぐ、夏風邪でダウンしたおもち。

母からうつったものと思われます。うつしてごめんやで

幸い3~4日ほどで治ったのですが、その間は部活を休むことに。

 

母「オンラインで連絡できる?」

もち「できる~。報告しとく。エニグマで」

エニ……グマ……? ※ナチスドイツが使用していた暗号(機)

 

母「なぜ暗号で?」

もち「3年の先輩忙しいからよく部活休むんやけど、先輩、みんな代々ボードにアッサム語やベンガル語で『やすみます』って書いてんねん」

 

もちが部の伝統を継いでいた。より伝わらない方向で

 

誰が解読しているのか気になる母でした。

母が夏風邪をひいて熱を出していた時のこと、洗濯をしているとやってきたおもち。

 

もち「今何度?」

母「38度5分~」

もち「干しとくから休みなさい!」

母「ええー」

もち「寝てなさい! Do it!」

 

変なポーズを見せながら手伝ってくれたおもちでした。やーさしー!

 

Do it! のへんなポーズの元ネタはこちら↓

 

シャイア・ラブーフさんが冒頭で「Do it!」って言いながらしてる謎のポーズがほんとに謎。

遅めに帰ってきたおもち。

 

もち「はー、ほんと部活疲れたわ……あー、ほんと疲れたわー」これみよがしに言う

 

???

おもちが入っているのは、これ以上ないほどゆるーい活動の理科部のはずですが……。

 

母「? 疲れるようなこと部活でしてへんやん……」

もち「いや、俺はみんなの横でずっと反復横跳びしてた」

自発的に疲れにいってるんやん!!

 

もち「めっちゃがんばった」

母「そうか……よくがんばった」

 

あいかわらず動機が謎ですが、運動するのは悪くないかと思い、ほめた母でした。