「タイムマネジメントよりも」
自分のやりたいことに
回すエネルギーがない場合って
ありますよね。
僕のところにも
よく来られます。
「カウンセラーとして
活動したいんだけど、
時間がなくて」
みたいな相談が。
それで、
そういう人って、
大抵の場合、
「時間の使い方」について
聞いてこられるんですが、
この場合は、
「時間」じゃなくて
「エネルギー配分」の話しなんですよね。
ウエダミツトシです
こんにちは
カウンセラーとか、
個人でお仕事をしたいと思っているけれど、
いまはまだ
お勤めをされているという人は
たくさんいます。
そうすると、
どうしても
本業のほうに
力を注いてしまうと思うので、
家に帰ってきたら、
「疲れた」
で終わり。
みたいな
そんな状態になっている人が
とっても多いです。
事情はわかるよ。
そりゃ、
日中、
フルタイムで働いているんだから、
そっちに
時間も労力も
持っていかれるから、
家に帰ってきたら、
あとはただ寝るだけ、
みたいな状態になるのはよくわかる。
そしてそこで、
「もっとうまく時間を使いたい」
みたいな声を
よく聞くのですが、
この場合は、
タイムマネジメントよりも
エネルギーマネジメントなんですよね。
「エネマネ」ですよ。
そりゃね、
一日
仕事して帰って来てるんだから、
疲れていて当然だし、
その状態で、
いくら
「時間」を効率よく使おうったって、
そもそも
疲れているんで、
「時間」なんて
思うように使えまへん。
エネルギーチャージのために
ただボーっと過ごすしかありません。
「時間の使い方」が下手なんじゃないです。
そもそも
エネルギーが足りてないんです。
やりたいことに
邁進できなくて
当然よ。
それで、
「これってやっぱり
私のやりたいことじゃないのかな」
とか思わなくていいです。
「やりたいこと」云々の前に、
疲れているんですってば！
まずは
休まないと。
やりたいことに向かう元気がないと、
何もできなくて当然でっせ。
じゃあ、
どうすればいいかって話しですが、
これは
何度も言っていることですが、
世界的な大ベストセラー
『7つの習慣』に出てくる
「時間管理のマトリクス」を
参考にすることです。
これは
縦軸を
「重要か、そうでないか」
横軸を
「緊急か、そうではないか」
で分けて
4つの領域で説明したものなのですが、
多くの人は、
緊急度が高くて、
重要度の高いものを
優先しています。
それは別に
悪いことではないのですが、
「緊急度」の高いものばかりに
エネルギーを注いていると、
どんどん
緊急度の高い業務ばかりが
回ってきて、
ずっと
緊急度の高いことばかりを
するようになってしまいます。
でも、
本当は、
自分が
「緊急度が高い」と思っているだけで、
実は
そうではない場合だって
あるんです。
まずは、
それを見極めようって話しになるんですが、
それがわからない場合は、
ちょっと視点を変えて、
緊急度は高くないけれど、
自分にとって
重要度の高いことに
エネルギーを注いていくといいんですね。
どういうことかっていうと、
単純に言うと、
楽しいことをしよう
って話しです。
人って、
楽しいことをしていると
自分の内側から
エネルギーが湧いてくるものなんです。
そのエネルギーで
緊急度の高いことに
対応すればいいんですが、
ずっと
緊急度の高いことばかりしていると、
自分の中から、
エネルギーが湧いてこないので、
常に、
エネルギーが
枯渇状態になってしまって
当然だと思いませんか？
緊急度が高いですからね。
エネルギーを
消耗するばかりなんです。
その状態で、
やりたいことに向かえますか？
って話です。
24時間戦えまえんで（古い）
「時間がない」っていう人は、
たしかに
「時間の使い方」を見直したほうが
いい場合があるのですが、
その前に、
なんでそんなに時間がないのか
を考えたほうがいいです。
そしてそれは、
大抵の場合、
自分のエネルギーが枯渇しているから
です。
エネルギーが枯渇しているから、
ひとつの作業でも
時間がかかってしまうし、
作業効率が悪いですね。
だから、
時間の使い方も
勿論大事なんですけど、
それよりも
エネルギーマネジメントを
したほうがいいです。
手っ取り早い、
エネルギーマネジメントは、
楽しいことをすること
です。
楽しいことをして、
自分の中から
エネルギーが湧いてくるようなことを
たくさんしましょう。
限度もありますけど、
好きなことや
楽しいことをしていると、
人って
元気になってくるんで、
そのエネルギーで
事にあたるといいんじゃないでしょうか。
「楽しいことばっかりやってても」
という声は
たしかにごもっともなんですが、
そもそも
元気がないと
なんもできんですから。
一日の中で、
楽しい時間を増やして、
常に元気でいましょう。
元気があればなんでもできる！
これは真実。
だから、
できるだけ、
エネルギーを消耗することからは
手を引いて、
そして、
できるだけ、
楽しいと感じることに
取り組みましょう。
そしたら、
楽しくなってくるから、
元気になってきて、
元気があると、
やりたいことにも
邁進できまっせ！
休む、
そして、
楽しいことをする。
シンプル・イズ・ベストどす！
《終わり》
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