「自信が持てなくて当然」
元々、
その人に備わっている才能や強み、
得意なことって、
自分では
気が付きにくいということを
何度も言ってきていますが、
自分では気が付きにくく、
わかりにくく、
誰にでも当たり前にできる
という感覚だからこそ、
起こる現象があります。
ウエダミツトシです
こんにちは
人それぞれ、
必ず、
何らかの才能や強み、
得意なことを持っているものなのですが、
それって、
その人にとっては
当たり前にできることなんで、
自分では
よくわからないという性質があります。
自分では、
見つけられないと言ったほうが
いいでしょうか。
自分で考えても
よくわからないんですね。
当たり前だから。
当たり前のことを、
「これが私の才能だ！」
とは思わないんです。
思わないっていうか、
思えない。
そもそも
そういう発想にならない。
自分にとって
当たり前のことって、
他人も同じように
できると思っているから、
そこに
まさか自分の才能が
隠されているなんで
思わないんです。
だから、
基本的に、
自分の才能や強み、得意なことって、
他人から指摘されて
初めて知ることになります。
教えてもらうことになるわけです。
言われてもピンとこないけどな。
当たり前だからさぁ、
言われても、
はにわ顔になるだけなんよ（ならねえ）
嬉しくもなければ、
何の感情もわかないし、
ピンとこないしで。
「よくわからん……」
という感覚になります。
そして、
「これのどこが才能だっていうんだ！」
ってくらいの気持ちに
なるかもしれません。
なんか、もっといいのないの？
みたいな。
あの人みたいな、すごいのないの？
みたいになると思うんですが、
大抵の場合、
自分の才能や強み、得意なことを
指摘されても、
「よくわからん」で
終わると思います。
何の意味があるの？
とか、
これのどこが才能なの？
とか、
これくらい誰でもできるし、
みたいな
そういう風にしか思えないんです。
でも、
だからこそ、
そこが強烈な強みだったり
するわけなんですね。
自分にとって、
「できて当たり前」な感覚が
あればあるほど、
そこに才能や得意なことが
眠ってます。
眠っているというか、
すでに使ってるんですけどね。
ただ、
悲しいかな、
自分だけが
それに気づけない。
これはもう、
そういう仕組みになっているので、
仕方ないんですが、
自分にとっては、
「当たり前」な感覚なんで、
そこに自信を持てなくて当然なわけですよ。
自信を持つとか、
そういうジャンルじゃないんです。
当たり前のことに
自信なんて持ちませんよね。
自信があるかないかの話しじゃない。
「普通」
っていう感覚だからこそ、
それが才能や強みだと教えてもらっても、
自信が持てないです。
おそらく、
元々備わっている才能や強みに対しては、
一生、自信なんて持てないんじゃないかと
思います。
逆に言えば、
自信があるところは後天的にできるようになったこと
だと思います。
できないことができるようになったら、
「できるようになったもん！！」
ってなって、
そこに自信がつくと思うんですね。
だから、
「それは自信があります」
って感じるところは、
元々備わっているものでは、
ない可能性があると思います。
（すべてではない）
才能や強みって、
努力訓練することなく、
なぜかできてしまうことで、
だからこそ、
当たり前な感覚になってしまうし、
「こんなの、誰でもできるし」
って思ってしまうものです。
自信なんて持てなくて当然。
自信がないからこそ、
それが、
自分の才能や強みだとも言えると
思います。
何が言いたいかというと、
自信がないことをやっていこう
ってことです。
自信が付いてからはじめようとか、
そういう風に思う人が多いんですけど、
残念ながら、
特に
才能や強みに関しては、
ずっと自信なんて持てないと思うので、
だったら、
自信がないままで、
やってしまったほうが、
もっと、
才能や強みを
発揮できるようになると思います。
あなたの当たり前は、
他人にとっても
同じように当たり前……
ということはありまへん。
苦手やことだったり、
できないことだったりするんです。
「え、こんな簡単なこと？」
と思うことほど、
才能や強みです。
むずかしいことができるようになったら、
自信がつくと思ってたでしょ？
それはたしかに正解です。
でも、
才能や強みに関して言うと、
ずっと自信が持てないところに
それがあったりするので、
自信は持てなくていいんですわ。
持てないから。
簡単なことをやって、
それができたとしても、
自信にはならんでしょ？
だからずっと
自信は持てないです。
しかし、
他人からすると、
それがすごいことだったりするので、
自信がないままはじめよう。
「これは私の才能であり強みだ」
だなんて
思えなくていいから、
できることをやっていけば、
それでほんとは十分なんだべ。
簡単なことほどやろう。
手応えはないけれど、
「やったった！」
という感覚はないんだけど、
実はそれが、
他人からすると、
とても喜ばれ、
感謝され、
ありがたがられるところなんだと
思います。
あの人みたいにできなくていい。
自分にできることをやっていこ。
《終わり》
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