価値があるものを提供するからお金が回ってくるのウソ | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「価値を感じるのは誰か」

 

 

お金にまつわることなんですけど、

多くの人が

「価値のあるものを提供するから

 その対価としてお金を受け取る」

という風に

思っていると思いますが、

たしかにその通りなんですけど、

はたして、

本当にそうなんでしょうか?

 

 

「価値のあるもの」を提供したから

なんでしょうか?

もしかしたら、

「価値のあるなし」に関わらず、

お金が回ってくることだって

あるんじゃないかと

「ふと」思いました。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

「価値がある」っていうのは、

とっても掴み所がないことなので、

「何を」もって

「価値がある」とするのかは、

意見が分かれるところだと思います。

 

 

ただ、そもそもの話で、

「価値がある」かどうかを感じるのは、

あくまで

「お金を出す側」なので、

いくらこちらが

 

「これは価値があります!」

 

と言ったところで

価値を感じない人も

いるわけじゃないですか。

 

 

ということは、

逆に、

こちらがいくら

 

「いや、こんなの誰も欲しがらないよな」

 

と思っていても、

「それが欲しい!」

と言う人がいても

不思議ではないということになります。

 

 

価値があるかどうかは、

その商品やサービスそのものに

付随しているものではなくて、

それを見ている人の中にあるものなんです。

 

 

提供する側が

「これくらいの価値があります!」

って言ったって、

要らない人は要らないし、

内心、

(これは価値がないよな……)

と思っていたって、

欲しいと思う人はいるんです。

 

 

ってことになると、

 

「価値のあるものを提供するから

 その対価としてお金を受け取る」

 

ってどうなの?

という風に思っちゃったんですよ。

 

 

たしかに

受け取る側からすると、

「価値を感じている」ので、

その対価として

お金が回っているように感じますが、

提供する側からの視点となると、

例外が出てきてしまうんです。

 

 

つまり、

価値がないと感じていても、

お金が回ってくることはある

ということですね。

 

「価値のあるものを提供するから

 その対価としてお金を受け取る」

 

という風に思っていると、

 

価値を提供していないと

お金は回ってこない

 

という風に

自分で決めてしまっている、

みたいになるんで、

お金を受け取れない

ということが起こるかもしれないなと

思いました。

 

 

お金を受け取るために、

価値のあるものを提供しようとする。

 

これって一見、

もっともらしくて、

当然のことのように見えますが、

これが行き過ぎると、

 

お金のために価値をつり上げようとする

 

みたいにも

なりかねないなと思うんです。

 

 

これが

いまも昔も

よく起きていることだと思うんですね。

 

 

本当は、

そんなに無理しなくてもいいのに、

できることで

誰かのためになっていれば、

それで十分なのに、

たくさんのお金を得ようとして、

あたかもすごい価値があるかのように

見せようとしたり、

実際に、

価値を高くしようとしたりする。

 

 

本当に価値が高いのであれば、

全然問題はないのですが、

それにしたって、

そもそも価値って、

見ている側の人の中に

「感じられるもの」なので、

どこかに

無理がかかってしまうと思うのです。

 

 

お金を得ようとすることは

悪いことではありません。

むしろ、

どんどんやったらいいと思います。

 

 

ただあまりに

商品やサービスを提供する側が、

 

「価値のあるものを提供するから

 その対価としてお金を受け取る」

 

という風に考え過ぎてしまうと、

少しずつズレていくように思います。

 

 

価値があるものを提供しないと

お金は回ってこない。

 

これは、

半分その通りで、

半分違うと思うのです。

 

 

価値のあるなしに関わらず

回ってくるときは回ってくるもんですよ。

 

 

以前、

師匠の

心屋仁之助さんは、

テレビに出だしたときに、

急に有名になって、

それまでも本は売れていたけれど、

さらに

売れるようになって、

大きなお金が

入ってくるようになったときに、

たしか

税理士さんに、だったと思うんですけど

 

「もっとお金を使ってください」

 

みたいに言われたそうです。

(ポッドキャストかなんかで言ってた)

 

 

どういうことかというと、

節税対策じゃないけれど、

大きなお金が入ってきたので、

経費として、

今まで使えなかったことに

もっと使ってください、

みたいに言われたそうです。

 

 

そして、

どうしたかというと、

高額の講座とかコンサルティングとか、

そういうのを探したそうなんですが、

全然足りなくて

 

「もっと高いのはないのかぁ~」

 

と思っていたそうです。

 

 

んで、

結局ないんで、

仕方なく、

税理士さんに

 

「これが限界です」

 

って言って申告した、

みたいな話を聞いたことがあったんですが、

この場合は、

特殊かもしれませんが、

価値がどうのこうの、という話じゃないのは、

ご理解いただけますよね?

 

 

その商品やサービスの内容が

どうというよりも、

払う側の都合で、

 

「もっと高いほうがいい」

 

ということも

あるんですよ。

 

 

こうなったら、

 

価値ってなんなん!?

 

ってなりませんか?

 

 

世の中には、

高い安いに関わらず、

払いたい人がいるんです。

 

 

きっと

思っている以上にいると思います。

 

 

人はどうしても

自分の感覚を通してでしか、

世の中を観測することができないので、

余裕がない人は特に、

 

ただ、お金を払いたいだけの人なんていない

 

という風に思ってしまいがちですが、

実はそんなことはなくて、

自分の感覚や価値観とは

全く違う人たちが

たくさんいるものなんです。

 

 

そうやって考えてみると、

価値を提供しないとお金は回ってこない

という考えが

崩壊すると思いませんか?

 

 

たしかに、

こういう場合って、

稀なことかもしれないけれど、

お金って、

回ってくるときは回ってくるもの

だと思います。

 

 

価値のあるものを

提供しようとすることは

いいことです。

ただ、

提供する側が勝手に

「これは価値がないから」

みたいに感じて、

そこにお金が回ってきたときに、

それを受け取らないっていうのは、

ちょっと違うんじゃないかと思うので、

回ってきたらきたで、

ありがたく

受け取ったらいいと思いますよー。

 

 

お金が回ってきた時点で、

自分ではわからなくても

何らかの価値を提供していることに

しておきまひょ。

 

 

勝手に流れを止めるでない。

 

 

《終わり》image

 

 

 

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