嫌なことに「グググッと」フォーカスしているのは自分自身 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「何も見えていない」

 

 

人って

何も見えていないんですね。

 

 

見えていないということですら

見えていないので、

自分が認識している世界が

すべてだと

思い込んでます。

 

 

でも実際は、

僕たちが認知している世界って、

この世界の

ごくごく一部分だけで、

そのほとんどが

見えていないといっても

いいと思います。

 

 

じゃあ僕たちは、

ほとんど何も見えていない世界の

「何を」見ているのでしょうか。

言葉を換えると、

「なぜ」それを見ているのでしょうか。

 

 

答えは明白で、

シンプルに

 

フォーカスしたものを見ている

 

という

ただそれだけのことなんだと

思います。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

現実って、

僕たちが認識できていない部分が

圧倒的に多いです。

 

 

その現実の中で、

ごく一部だけを切り取って

認識にあげているわけです。

 

 

「RAS」って

聞いたことがあると思いますが、

外界からの情報の

実に

99.9999999……%の情報は、

捨てているという話しを

一度は耳にしたことがあると思います。

 

 

外界からの情報を

全部認識にあげていたら、

脳がパンクしてしまうので、

要らない情報は

「なかったこと」として

全部捨てているんですね。

 

 

だから僕たちは、

目の前で起きている事象の

ごく一部しか

認識できないという

脳の構造になっているんです。

 

 

見えているようで

全く見えていない。

 

 

じゃあ僕たちは

何を見ているかというと、

 

自分がフォーカスしたもの

 

を見ているんです。

 

 

意識を向けたものだけを

認識しているということですね。

 

 

フォーカスしたものだけを見て

それ以外は全部捨てている。

それなのに、

認識としては、

 

「それがすべてだ」

 

くらいの感覚でいるわけです。

 

 

そりゃ、

人によって

見ているものに

大きな差が出てくるわ。

話しが噛み合わないはずだわ。

 

 

だって、

フォーカスが違うんだもの。

 

 

目の前の現実は同じです。

 

 

でも体験することは

一人ずつ

全部違う。

 

 

「ひとりひと宇宙」とは

こういう仕組みです。

 

 

 

 

じゃあ、

どれくらい

人によって

フォーカスが違うかって話しなんですけども。

 

 

それを説明するのには、

Google Earthにたとえると

わかりやすいと思います。

 

 

(これはGoogleマップのイメージ画像)

 

 

これも以前、

書いたことがあるのですが、

人間の認識って、

Google Earthみたいなもので、

検索窓に

住所とか

スポットの名称とかを入力すると、

そこに

グググッと迫っていくじゃないですか。

 

 

この

「グググッと」迫っていくのが

フォーカスです。

 

 

そして

スマホ画面に

映し出されているのは、

自分が検索窓に入力した

そのスポットのみ。

それしか見えていない。

 

 

そこにフォーカスを当てたってことですね。

でも、

Google Earthなら

よくわかると思いますが、

左右上下、

どこでもいいんですけど、

画面をスライドさせたら、

違うものが見えてくるでしょ。

 

 

自分がそれまでフォーカスしていたものとは

別の街並みが見えてくる。

 

 

そうやって

フォーカスを変えていくんです。

 

 

これと似たようなことが

人間の脳内でも起きていて、

結局、人って、

見たいものを見て

聞きたいことだけを聞いているので、

フォーカスを当てていない領域のほうが

膨大にあるにもかかわらず、

スマホ画面に映し出されているものだけが

現実だと思いこんで

右往左往しているわけです。

 

 

だから、

大事なのは、

自分はフォーカスしているものだけを見て、

それ以外の部分は何も見えていない

という認識を持つことだと思います。

 

 

Google Earthに

「京都駅」って入力したら、

京都駅周辺しか

画面に映らないじゃないですか。

でも、

そこに映ってなくても、

「嵐山」って入力すればそこが映るし

「金閣寺」って入力すれば

そこが映るわけです。

 

 

「京都駅」にフォーカスしている人は

「嵐山」は見えていないし、

「金閣寺」も見えてない。

 

 

一度に

2つも3つも

同時にフォーカスすることはできないんで、

見ることができるのは、

たったひとつなわけです。

 

 

そうやって

僕たちは

Google Earthみたいにして、

見たいものを見て、

聞きたいことだけを聞いているんですね。

 

 

ということはですよ。

もしいま、

目の前の現実で

「嫌なこと」が起きているのだとしたら、

それは、

 

そこにフォーカスを当てている自分がいる

 

ということになるんです。

 

 

「そんなつもりはない」

「フォーカスなんてしていない」

 

という気になるのは

よくわかりますし、

しんどい思いをしている人に向かって、

 

「そのしんどいところに

 フォーカスしているのは自分だよ」

 

という言い方はしませんが、

仕組みとして

そうなっている以上、

もしいま、

目の前で

「嫌なこと」が繰り広げられているなら、

そこから

フォーカスを外すしかないんです。

 

 

外すというか、

自分が

「楽しい」と感じられるところに

フォーカスを変えるんです。

 

 

「イヤだな」と思い続けていたら、

ずっと

「嫌なこと」にフォーカスしてしまいます。

 

 

じゃなくて、

スマホ画面に映し出されていない、

自分が

「楽しい」と感じられるものが

見つかるまで、

画面を

スライドさせていくしかないんです。

 

 

「京都駅」が見たくないんだったら、

「嵐山」が見たいんだったら、

そこまで画面をスライドさせる。

検索窓に

新しいキーワードを

入力し直すんですよ。

 

 

そうしないと、

延々と

「嫌なこと」に

フォーカスし続けて、

それが画面に

映し出されることになるんです。

 

 

ここで多くの人が

間違えてしまうのが、

「嫌なことをなくそうとすること」です。

 

 

嫌なことがなくなれば、

見えている画面が

心地良いものになると

思ってしまっているのですが、

そんなことはする必要がありません。

 

 

放っときなはれ。

 

 

それはずっと

そこにある。

 

 

ただ、

フォーカスしなければいいだけ。

 

 

フォーカスを外すと、

「見えなくなる」から、

それはもう

「ない」のと一緒です。

気にしなくていい。

 

 

それよりも

自分が楽しいと

思えるところにフォーカスを変えて、

それを見ていればいいんです。

 

 

いまこの瞬間に、

嫌なことも

楽しいことも

イライラすることも

嬉しいことも

悲しくなることも

感極まることも

同時に存在していて、

そのどこにフォーカスしているかで、

その人の体験って

変わってきてしまうんです。

 

 

嫌なことも

イライラすることも

悲しくなることも

なくそうとしなくていいです。

なんとかしようとしなくていい。

 

 

そのまんまで放っておいて、

自分が少しでも

心地良いと感じられるところに

フォーカスし直せばいいんです。

 

 

何を見たいですか?

何を聞いていたいですか?

何を体験し、

どんな感情を感じていたいですか?

 

 

そこに意識を向けていれば、

それが拡大していくので、

まずは自分が

「何を見ていたいか」を

決める必要がありますね。

 

 

話しはそこからだわ。

 

 

引いて見ることができたら、

何にも巻き込まれずに済むけれど、

フォーカスすることに

慣れすぎている僕たちは、

いきなり

「引いて見る」

「俯瞰する」

ってことができないというか、

どうやってやるかを

忘れてしまっているので、

なかなかむずかしいと思います。

 

 

最終的には、

「フォーカスする」ことと

「引いて見る」ということが、

そのときの状況において、

自分で選べるようになるといいのですが、

いきなりは

それは無理だと思うので、

まずは

そういう仕組みなんだなと

薄っすらとでいいんで

思ってみて、

「フォーカスを変える」ということを

意識してみるといいと思いますよ。

 

 

いまこの瞬間に

すべて「ある」から、

その中で

自分が一番心地良いものを

選ぼう。

 

 

《終わり》image

 

 

 

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