本当は物々交換なんてしていなかった | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「世界は贈与できている」

 

 

教科書で習ったと思うのです。

 

「縄文時代は物々交換をしていた」

 

という風に。

 

 

そして、

近代になって

「お金」というものが

使われ始めてから

「お金」と「商品」

あるいは

「サービス」が

等価交換されるようになったと

多くの人が

思っていると思うのですが、

実は違ったんだということを

この本を読んでみて

感じました。

 

 

あなたの本音を見つけて言語化する専門家

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

昨日は

大阪で

リアルの読演会を開催してきました。

 

 

解説した本はこちらです。

 

 

『きみのお金が誰のため』

 

そして、

著者の田内学さんの前著、

 

 

『お金のむこうに人がいる』

 

の内容も交えながら、

「お金の正体」に迫ってみたのですが、

正直、

自分でも

今回は

 

神回

 

だったなと思います。

 

 

image

 

 

僕もこれまで

「お金」をテーマにした本は

何冊も取り上げてきて

この読演会で

解説してきたのですが、

今回は

今までとは全く違った視点で

しかも

「お金」の本質に

触れることができた内容だったと

感じたんですね。

 

 

僕のところには

僕自身が

 

「仕事・お金」

 

でうまくいかなかった経験がある

ということもあり、

そういった内容のご相談を受けることが

多いです。

 

 

それで

最近になって、

特に

 

「お金がない」

 

ということで

ご相談に来られる方が

非常に増えている印象があって、

そして今後も

そういう人たちが

増えるんだろうなと感じています。

 

 

こういう社会情勢ですから、

先行きが不透明ですし

実際には

国民負担率が

5割を超えるくらいにまで

なってきている状況で

(ほんとかどうかはわからん)

所謂

「低所得者層」と言われる人たちにとっては

益々、

風当たりが強くなっていくことが

予想されるわけです。

 

 

こうなるともう、

「お金がない」ことを

「お金を得る」ことでは

問題は解決しないだろうと思うのです。

 

 

これまでは、

どちらかというと

「お金を得る」というか、

収入を増やすということについて、

まだ希望があったとは思うのですが、

これからもそれが

なくなるということはありませんが、

今までのようには

いかないと思います。

 

 

逆に

益々、収入を増やすということが

むずかしくなっていく人たちが

増えると思います。

 

 

だからこんなに

世の中を見渡してみると

 

「こうすると儲かる」

 

という話で溢れかえっているんだと

僕は思っています。

 

 

つまり、

「それを求めている人たち」

言い換えると

「お金で困っている人たち」

たくさんいる。

 

 

そういう状況にある人たちが

所謂「儲け話」に手を出すと

 

益々、お金に困る

 

という現実を体験することになると

僕は思っていまして。

 

 

何故なら、

「いま私は、お金に困っている」

と思っているから

そういう

「儲け話」にのるわけなんで、

「先に」

 

「わたしはお金に困っている」

 

という思いがあるからこそ、

それが現実化してしまうんですね。

 

 

これが

思考が先、

現実はあと♡

ということです。

 

 

自分で

「お金に困る」

という状況をつくってしまう。

 

 

だからこそ、

「お金に困っている」という状況を

「お金を得る」ことでは、

根本的な解決にはならないと思うのです。

 

 

「お金に困っている」状況を解決するには、

「お金を得る」ことではなくて、

 

「お金があってもなくても大丈夫」

 

というマインドにシフトすることと、

実際に

そういう状況を

つくっていくことだと思います。

 

 

「お金」に影響されない自分になっておく

ということですね。

「お金に困っている」状況を

「お金を得る」ことで解決しようとするのは、

言葉が少々キツめにはなりますが、

 

お金の奴隷

 

になっていると言ってもいいと思うのです。

 

 

自分の判断を

「お金があるかないか」

に握られてしまっているからです。

 

 

それとは関係なく、

あるなら使うし、

ないならないで、

そのときにできることをやっていく。

そういうマインドじゃないと

ずっと

お金に振り回される人生に

なってしまうと思うので、

そのためには

ここら辺で、

今まで持っていた

「お金」に対する価値観や

付き合い方を

見直すタイミングなんだと思います。

 

 

僕は

今のこの社会情勢について、

いろんな考え方がありますが、

特に悪いことだとは思っていなくて、

 

そのお金に対する価値観でいいですか?

 

と問われているんだと思っています。

 

 

そしておそらく、

今までと同じ価値観を持ち続ける

という選択をした人たちにとっては、

状況としては、

益々

厳しくなっていくんだと思っています。

 

 

「お金に困っている」という状況を

「お金を得る」こと以外での

解決する道を

僕たちは模索していく時期に

入っているのではないでしょうか?

 

 

だからこそ、

この本がいま

すごく売れているんだと思いますし、

 

お金に対する価値観をあらためる

 

という意味でも

すごく役に立つ内容だと思います。

 

 

田内さんの前著、

『お金のむこうに人がいる』

というタイトルが

なんとも秀逸だなと

僕は思っていてですね。

 

 

多くの人は

「お金」しか見ていないんです。

「お金」さえあればいいと思っているんです。

「お金を得る」ことで

大抵の問題は

解決すると思い込んでいるんです。

 

 

違います。

 

 

この世にある問題を解決しているのは、

「お金」ではなくて、

自分一人では解決できないことを

自分の代わりに解決してくれている

「人」なんです。

 

 

この

「人」がいるから

問題が解決しているんです。

 

 

この「人」のところが

見えなくなっているんですよ。

 

 

だから

安易な「儲け話」とかに

のっかってしまう。

 

 

いや、

「儲け話」が悪い

と言っているのではありません。

 

 

でも、

たとえ「儲けた」からといって

そのむこうにいる「人」が見えていなければ、

「お金」の根本的な

問題解決には

絶対にたどり着けないと思います。

 

 

お金の奴隷のままです。

 

 

それを

「望むところだ」

という人は

どうぞそのままでいてください。

 

 

でももういい加減、

「お金」に影響され続ける人生から

シフトしたいという人は、

ぜひ

この本を読むことを

オススメします。

 

 

「お金」じゃなくて「人」が見えてくるようになるよ。

 

 

それで、

この本『きみのお金は誰のため』は、

「お金の正体」として

3つの真実を提示します。

1)お金自体には価値がない

2)お金が解決できる問題はない

3)みんなでお金を貯めても意味がない

 

 

たとえば

1)の「お金自体には価値がない」

といった話は

何度か

耳にしたことがある人も

いるとは思いますが、

じゃあ何故、

「お金には価値がある」

と思ってしまっているのかということを

こんな風に

明快に説明できた人は

今までいなかったと思います。

 

 

いや、

僕が知らないだけで

いたのかもしれませんが、

僕は初めてで、

それこそ

「目からウロコ」状態になりました。

 

 

何故、

「お金に価値を感じる」ようになり、

お金を使い始めたのかが

よくわかります。

 

 

そして、その他にも

格差の話や

社会の仕組みそのものにも

触れていく内容で、

ずっと

目からウロコだったのですが、

僕がもっとも唸ったところは、

 

「世界は贈与でできている」

 

という部分でした。

 

 

それが

冒頭の

「物々交換」

という話にもつながってくるのですが、

僕たちは、

学校教育の中で、

こう教えられてきました。

 

「お金がまだなかったころは、

 物々交換だった」

 

という風に。

 

 

でもあれは、

 

ウソ

 

です。

 

大ウソ

 

だったんです。

 

 

お金を使って、

等価交換というやり方に

慣れきってしまっていると

無条件に

 

「そういうもの」

 

として

僕たちの頭の中に

入り込んでしまうのですが、

お金がなかったころも

今と同じように

等価交換が行われていた

と思い込んでしまうのですが、

実際は違ったんです。

 

 

たしかに

目に見える形としては、

「物々交換」だったのかもしれません。

ところが実際に行われていたのは、

そういう

 

「取引」

 

ではなくて、

 

「贈与」

 

だったんですよ。

 

 

「贈与」

文字とおり

「与える」ということです。

 

 

縄文時代は

本当に

それしかなかったんだと思っています。

 

 

お互いに与え合っていたんです。

 

 

それを

「お金」を介しての

やり取りしか知らない人たちが

自分たちの価値観に照らし合わせて

勝手に

 

「物々交換していた」

 

という風に言っていただけだったんです、

 

 

まんまと騙されたよ!

 

 

「誰かのために」なんてことも

考えていなかったと思います。

「誰かのために」

何かをするという発想ではなくて、

ただ、余ったからとか、

使わないからとか、

もう要らないからとか、

それくらいの理由で、

 

「はい、どうぞ」

 

とやっていたんだと思います。

 

 

縄文時代くらいの人たちになると

それしかなかったと思います。

 

与え合う

分かち合う

助け合う

協力し合う

 

それが普通。

当たり前。

「取引」なんて存在していなかった。

 

 

主語が

「私は」じゃなくて

「私たちは」だったんだと

想像します。

 

 

それが

どんどん

時代が進んでいく中で、

「お金」というものが生まれて、

それで

「取引」をするようになって、

 

奪う

搾取する

少しでも得をする

 

ということを考えるようになって、

「お金」のむこうにいる「人」が

見えなくなってきた。

 

 

今のこの社会情勢は、

 

「そのお金に対する価値観のままでいいですか?」

 

と問われているんですよ。

 

 

「お金」のむこうにいる「人」の姿が

見えてくるようになると、

僕は自然と

「贈与」「与える」「分かち合う」

ということが

できるようになると思います。

 

 

自分で言うのもなんですが、

なんて楽観的なんだ

自分でも思いますが、

そこに対しては

僕は希望を持ちたいと思っています。

 

 

現時点では、

「お金」を介してはいますが、

今でも本当は

ずっと「贈与」が行われていて、

お互いに与え合っているからこそ、

社会というものが

成り立っているんだと思います。

 

 

「これをやるから、それをくれ」

じゃないんです。

ただ、

「これ、あげる」

なんです。

そこで終わり。

決して

「物々交換」はしていない。

 

 

「もらったからあげる」

でもないです。

ただ、

お互いに

与え合っていただけ。

それが

自然な人間の姿だと

僕は思いたいです。

 

 

「お金」のない社会を

実現するには、

まだまだ時間がかかるとは思いますが、

日本社会だけでもいいので、

全員が

「取引」ではなくて、

「贈与」なんだと腑に落ちたら、

お金を必要としない社会は

実現可能だと思います。

 

 

特に何も変えなくても、

いま僕たちがしていることを

そのまま続けていって、

それを必要としている人がいたら、

「贈与」すればいいのです。

そして、

必要なものがあったら、

「それ欲しいです」

と言えばいいのです。

与えてくれる人もいれば、

そうじゃない人も

いるかもしれませんが、

お互いに

与え合うということをしていけば、

「お金がなくて困っている」

という状況に陥ることは

根本的になくなると思いませんか?

 

 

僕はこれが

「お金の問題」の根本的な解決方法

だと思います。

 

 

与え合えば余り、

奪い合えば足りなくなるんです。

 

 

そしていま起きていることは

「奪い合い」です。

 

「それでいいの?」

 

と僕たちは問われている。

 

 

そんなお話を

今回の読演会では

してきました。

 

 

赤字だったけどね。

 

 

事前のお申込みをしなくなったからか、

はたまた

僕という人間が

飽きられているからなのか、

 

 

参加者さんは3名さまで

 

 

いや、いいのよ。

全然いいんです。

人数にかかわらず、

やることは変わらないので、

別にそれでかまわないんですけども。

 

 

ただ、

会場費、

交通費、

そして、

いつも読演会では

本のプレゼントを

させてもらっているのですが、

今回は

『きみのお金は誰のため』

『お金のむこうに人がいる』

2冊をプレゼントしたので

それだけでも今回は、

完全に赤字でした。

 

 

いやほら、

今回の解説をするにあたって、

この2冊の写経をしたんですけども

 

image

 

 

image

 

 

こちとら2冊合わせて見開き10ページ分も写経しとるからね。

 

 

その時間と労力も加味したら、

どんだけ赤字なんだと。

 

 

労働の無駄遣いにも程があるだろうと。

 

 

「贈与」の話をしていたら、いままさに「それ」をする流れになっちゃいました。

 

 

「贈与」を体現する漢

ウエダミツトシです

こんにちは

 

 

 

 

いやそれ、はにわだよ。

 

 

もはや人ですらない!

 

 

ただ僕のそのときの

心の表情は

はにわさんだったことは

ここにご報告いたします。

 

 

ああ……

来月もまた「贈与」かなぁ。

また「はにわ」になるのかなぁ。

 

 

まあ、

飽きられたら飽きられたで

しゃーねーかー。

 

 

ということで、

ご参加くださった3名さま、

本当に本当に本当に

ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

《終わり》image

 

 

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